マチュリティナンバーの説明を読む
占術について:マチュリティナンバーは、ライフパスナンバーと表現数を足し合わせて導く数秘術の数字で、「成熟数」とも呼ばれます。人生の後半にかけて表れてくるとされるテーマや、本来の自分に近づいていく先にある目標を表すとされ、若いうちよりも人生経験を重ねた頃に実感しやすい数字だと言われています。
マチュリティナンバーが人生の後半で表れるとされるのは、ライフパスナンバー(生まれ持った土台)と表現数(外向きの表れ方)という、それまで別々に育ってきた2つの数字が、経験を重ねることで初めて足し合わさり、ひとつのテーマとして立ち現れてくるという考え方に基づいています。若いうちにこの数字を見てもピンとこないのは、いわば材料がまだ出そろっていない段階だからだとも言えます。当サイトの見方では、マチュリティナンバーは今すぐの答えというより、これから先、年齢を重ねた自分が振り返ったときに答え合わせをするための、少し気の長い占いだと考えています。
由来と怪談コラム:還暦の赤はなぜ「生まれ直し」を表す色になったのか
この占いにまつわる言い伝えや不思議な逸話を、当サイトの見方とあわせて紹介する読み物です。
人生の後半に現れる数を読む占いと重ねて思い出されるのが、日本の「還暦」である。干支は十干と十二支の組み合わせで60通りあり、数え61歳で生まれた年と同じ干支に戻る。これを「本卦還り(ほんけがえり)」とも呼び、暦がひと巡りしたことで、人はもう一度生まれ直すと考えられてきたとされる。
還暦に赤いちゃんちゃんこや頭巾を贈る習慣は、赤ん坊に還るという意味に加え、かつて産着に魔除けの赤が使われていたことから、生まれたときに戻ることを表すという説がある。一般に広まったのは江戸時代以降とされ、当時は60歳前後が隠居して家長の座を退く節目でもあったという。地域によっては、還暦に祝いではなく厄払いの儀礼を行うところもあるとされる。
長寿の祝いであると同時に、厄を払う年でもあったという二面性は、節目の年が喜びと不安の両方を抱えていたことを物語っている。
当サイトの見方では、還暦の赤は「ここから先は、もう一度はじめからの人生だ」という区切りの印だった。これは推察だが、人々は一巡した暦の先に何が待つのか分からないからこそ、魔除けの色で身を包み、赤子のように守られながら新しい周回へ踏み出そうとしたのではないか。二つの数を足して後半生の主題を読むこの占いにも、積み重ねた年月の先で自分を生まれ直させたいという願いが重なって見える。
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