ソウルナンバーの説明を読む
占術について:ソウルナンバーは、名前に含まれる母音だけを数字に置き換えて計算する数秘術です。子音も含めて計算する表現数が「外向きの自分」を表すのに対し、母音だけから導くソウルナンバーは、心の奥にある本当の願い・動機(英語ではSoul Urge=魂の欲求)を表すとされています。
ソウルナンバーが母音だけから導かれるのは、数秘術において母音が心の奥から自然にこぼれる音、子音が意識して整える音とされているためです。表現数(外に見せている自分)とソウルナンバーが大きく違う人ほど、「本音」と「振る舞い」のギャップに疲れやすいとも語られます。当サイトの見方では、両方を見比べることは、人に見せている自分と、本当はどうしたいのかという本音を、あらためて突き合わせるきっかけになると考えています。
由来と怪談コラム:本当の名前は隠せ――名を知られることへの恐れ
この占いにまつわる言い伝えや不思議な逸話を、当サイトの見方とあわせて紹介する読み物です。
日本最古の歌集『万葉集』は、雄略天皇が丘で菜を摘む娘に家と名を尋ねる歌から始まる。古代には、女性に本当の名を問うことは求婚を意味し、名を明かすことは相手を受け入れることだったとされる。名前にはその人の魂が宿ると考えられ、名を知られることは心の奥を差し出すことに近かったという。
平安時代には、生前の実名は「諱(いみな)」と呼ばれ、親や主君以外の者が口にするのは無礼とされた。実名を呼ぶことは相手の人格を支配することに通じるという感覚があったとも言われ、人々は官職名や通称、字(あざな)で呼び合った。宮廷に仕えた女性たちの多くも女房名で知られ、本名がほとんど記録に残っていないのは、こうした習慣の表れと考えられている。
諱の風習はもともと中国に由来し、はじめは死者の名を避けるものだったが、のちに生きている人の名も忌むようになったとされる。
当サイトの見方では、本当の名を隠す習慣は、見えない力から自分の魂を守るための「鍵をかける」行為だった。これは推察だが、呪いを恐れた人々にとって、名は最も奪われやすい急所に思えたのではないか。人に見せない内なる欲求を名前の母音から読むというこの占いも、隠された名の奥にこそ本当の自分がいるという、古い感覚をどこかで受け継いでいるように見える。
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