深層心理診断の説明を読む
占術について:深層心理診断は、選択式の質問への答えから、自分の傾向を振り返るきっかけをつくる、心理テスト風の簡易診断です。心理学の「投影法」(あいまいな刺激への反応から内面を読み取る手法)をヒントにしていますが、投影法そのものではなく、自分で選ぶ二択の質問です。3問ずつの2つの軸(直感型か論理型か、踏み込む派か慎重派か)、合わせて6問に答えると、4つのタイプのいずれかになります。
生年月日は結果に使われません。心理検査ではなく当サイト独自のお楽しみ診断で、占星術や四柱推命のような伝統的な占術とは異なる、比較的新しい形の自己分析ツールです。
由来と怪談コラム:インクの染みに冥界を見た詩人――心理テストの前史
この占いにまつわる言い伝えや不思議な逸話を、当サイトの見方とあわせて紹介する読み物です。
インクの染みを見せて「何に見えますか」と尋ねるロールシャッハ・テストには、ずっと怪しげな前史がある。19世紀ドイツの医師で詩人のユスティヌス・ケルナーは、視力が衰えて紙にインクをこぼすようになったことをきっかけに、紙を折って左右対称の染みを作り、そこに浮かぶ姿を描き足す遊びにのめり込んだとされる。1857年ごろから作品を集め、のちに『クレクソグラフィー(染み絵)』としてまとめられた。
ケルナーがそこに見たのは、悪魔や死の使い、冥界の住人たちだった。彼は催眠術や霊の世界に生涯強い関心を寄せた人物で、染みの姿を自分の頭の中の産物ではなく、「見えない世界」が写り込んだものと受け止めていた節があるという。数十年後、少年時代にこの染み絵遊びを好み、「染み(クレックス)」というあだ名で呼ばれたとも伝わるヘルマン・ロールシャッハが、同じ形を性格を読む道具へと作り替えた。
当サイトの見方では、ケルナーとロールシャッハの違いは、染みの「向こう側」に何がいるかの答え方にすぎない。これは推察だが、ケルナーが冥界の住人を見たのは、闇に何かが潜んでいてほしいという恐れと憧れが、彼自身の中にあったからだろう。深層心理診断で選んだ答えも同じで、そこに映るのは外の怪異ではなく、暗がりを前にしたときの自分の手つきなのかもしれない。
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