九星気学の相性占いの説明を読む
占術について:九星気学の相性占いは、お互いの生まれ年から割り出す九星(一白水星〜九紫火星)の組み合わせから相性を読みます。九星は古代中国の五行説(木・火・土・金・水)に基づいており、五行同士の関係(相生=助け合う関係、相剋=反発し合う関係)が、九星同士の相性の良し悪しを決める基本の考え方になっています。
九星気学の相性が相生・相剋という2種類の関係だけで語られるのは、相手を単純に合う・合わないで割り切るのではなく、支え合う関係にも、ぶつかり合う関係にも、それぞれ意味があるという東洋思想の発想が背景にあります。相剋とされる組み合わせでも、互いに刺激し合って成長できる相性として語られることがあります。当サイトの見方では、相剋と出た相手を無理に避けるより、どんな刺激が働きやすい関係なのかを知っておく方が、実生活では役に立つと考えています。
由来と怪談コラム:嫁取りの方角を誤れば一家七人が死ぬ――金神の祟り
この占いにまつわる言い伝えや不思議な逸話を、当サイトの見方とあわせて紹介する読み物です。
九星気学のように方位や年回りで吉凶を読む考え方の源流には、陰陽道の方位神たちがいる。中でも恐れられたのが「金神(こんじん)」である。金神は殺伐を好む神とされ、干支や季節によって居場所を移しながら遊行するため、その年その時にいる方角が大凶とされた。
金神のいる方角に向かって土を掘ったり家を建てたり、引っ越しや旅立ち、嫁取りをしたりすることは強く忌まれたという。これを犯すと家族7人が殺されるという「金神七殺」の言い伝えがあり、家族が7人に満たなければ隣家にまで災いが及ぶとさえ語られたとされる。平安時代の貴族たちは、凶の方角を避けるため、いったん別の場所に泊まってから目的地へ向かう「方違え」を盛んに行ったという。
現代の九星気学にも「暗剣殺」「五黄殺」といった物騒な名の凶方位が残っているのは、方角そのものに危険が潜むという古い感覚の名残とも言えるだろう。
当サイトの見方では、金神の祟りは、目に見えない災いに理由と逃げ道を与えるための知恵だった。これは推察だが、突然の病や死が説明できなかった時代、人々は「方角を誤ったせいだ」と考えることで恐怖を形にし、方違えという回り道で自分たちを守れると信じたのではないか。とりわけ嫁取りが忌みの対象になったのは、家に新しい人を迎えることが、それだけ大きな賭けだったからだろう。
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