盛岡市天神町の「旅館 菅原別館」は、座敷わらしが現れる「出世の宿」として知られる現役の旅館だ。遠野物語に描かれた座敷わらしの姿、宿が伝える火の神の由来、二戸の緑風荘との違い、そしてなぜ宿に座敷わらしが宿るのかを考察する。
岩手県遠野市に今も祀られる、桑の木で作る二体一対の家の神「オシラサマ」。娘と馬の悲しい恋の物語が、なぜ養蚕をもたらす神へと転じたのか。柳田国男『遠野物語』の伝説と、古代中国の類話との違い、今も生きている信仰の姿を記録する。