訓子府町の観光スポット|廃線の駅跡と桜の公園、歴史館を歩くメロンの町
目次
この町の観光スポット(北から順)
番号は記事の紹介順(北から順)と同じです。ピンを押すと名前が出ます。位置はおおよそのものです。
- くんねっぷ銀河公園(旧訓子府駅裏) ふるさと銀河線の訓子府駅の跡地に広がる公園。毎年6月上旬に町のお祭りが開かれる場所になっている。
- 農業交流センター「くる・ネップ」 旧訓子府駅の駅舎を利用した交流施設。農産物を加工する体験ができ、駅の面影も残っている。
- 温泉保養センター 町営の温泉施設。無色透明の天然温泉は「美人の湯」と呼ばれ、野外デッキや休憩室で湯上がりもくつろげる。
- くんねっぷ歴史館 町の歴史・生活・文化に関する資料を展示・保存している資料館。開拓の暮らしを知る手がかりになる。
- レクリエーション公園 市街地の南にある公園。春は約400本のエゾヤマザクラと芝ザクラが咲き、冬はスキーも楽しめる。
この町の基本情報(所在地・最終確認日・ご注意)を見る
- 所在地
- 北海道常呂郡訓子府町
- 最終確認
- 2026.10.06
- ご注意
- 営業時間・料金・休業日は変わりやすいため載せていません。お出かけ前に各施設の公式サイトでご確認ください。
訓子府町ってどんな町?
訓子府町は、北見市の南西に隣接する、山に囲まれた盆地の町です。名前は、アイヌ語で「黒いところ」を意味する言葉に由来するとされ、川の水が黒く見える湿地を指したと町の公式サイトは伝えています。畑作と酪農が盛んで、メロンの産地としても知られます。
この記事では、町内の見どころを緯度の大きい順、つまり北から順に紹介します。廃線になった鉄道の駅跡から、町の歴史、温泉、桜の公園まで、町を歩くつもりで読んでみてください。
1. くんねっぷ銀河公園(旧訓子府駅裏)
銀河公園は、旧訓子府駅の裏手にある公園です。かつてここには、池田から北見までを結んだ鉄道「ふるさと銀河線」の訓子府駅がありました。この路線は2006年に廃止され、駅の線路や片側のホームは撤去されて、公園とバスの転回場に生まれ変わっています。
訓子府の駅は、1911年に開業しました。それまで辺境と呼ばれた地に鉄道が通ると、町はにわかに活気づいたと町の歴史は伝えています。駅は地域の生活の中心であり、廃線のあとも、この公園が人の集まる場所として使われています。
毎年6月上旬ごろには、公園の特設会場でくんねっぷ銀河公園まつりが開かれます。駅周辺の活性化や、子どもが参加しやすい行事を目的にした祭りで、屋台やステージのほか、町内の店のたれカツ丼を味わえる催しも同時に開かれます。時期や内容は変わることがあるので、町の公式の案内を確認してください。
2. 農業交流センター「くる・ネップ」
農業交流センター「くる・ネップ」は、旧ふるさと銀河線の訓子府駅に隣接し、駅舎と一体になった建物です。駅舎は廃線のあとも取り壊されず、交流の拠点として使われています。1番ホームも残っており、鉄道の駅だった名残を感じられます。
館内には農産物を加工するための部屋が備わっており、近隣の農園でとれた作物を素材にした体験ができるとされています。畑作や酪農が盛んな町の暮らしの一端に触れられる場所で、旅の途中に立ち寄って町の人と話すきっかけにもなります。
建物の役割は、時代とともに変わってきました。駅の名前の由来を調べると、アイヌ語で「黒いところ」を意味する言葉から来ていることが分かります。駅という名前が消えても、地名は町の呼び名として残っています。利用できる時間や体験の内容は変わるため、事前に確認してください。
3. 温泉保養センター
訓子府の温泉保養センターは、町の公共施設として運営されている温泉です。町の公式サイトでは、無色透明の天然温泉で「美人の湯」と呼ばれていると紹介されています。高温と低温の浴槽、サウナ、水風呂があり、湯上がりに休める野外デッキや和室もあります。
旅の途中に、町の人と同じお風呂につかるのは、観光地ではない町ならではの体験です。手ぶらで立ち寄れるよう、タオルの貸し出しなど設備が整えられているとも案内されています。
温泉は、体調によっては入浴を控えたほうがよい場合があります。飲酒後や体調が悪いときの入浴は避け、水分をこまめに補給してください。湯の成分や利用時間、定休日などは変わることがあるので、公式の最新情報を確認してから出かけましょう。
4. くんねっぷ歴史館
くんねっぷ歴史館は、訓子府町の歴史や生活、文化に関する資料を展示し、保存している施設です。町の公民館が管理しており、利用したいときは、教育委員会へ事前に連絡するしくみになっています。入館料は不要と案内されています。
訓子府の定住の始まりは、1897年、北見の開拓にかかわった北光社の移民団のうち13戸が、オロムシ(現在の大谷地区)に入ったことだとされます。その後、1910年にはホルスタイン乳牛が入り、1911年には鉄道が開通して、町は農村として大きく発展していきました。
開拓から町になるまでの道は、決して平坦ではありませんでした。1920年に村として独立し、1951年に町制を施行して今にいたります。この館で暮らしの道具や写真を見ると、町の先人たちの不屈の精神という言葉が、少し具体的に感じられるかもしれません。利用できる曜日と時間は限られているため、訪問の前に必ず確認してください。
5. レクリエーション公園
レクリエーション公園は、町の市街地の南部にある、1996年に開園した公園です。春は約400本のエゾヤマザクラが花を開き、約6,000本にのぼるエゾムラサキツツジも一斉に咲くと紹介されています。芝ザクラも色づき、多くの人でにぎわう町の花見の名所です。
園内には、子どもが遊べる木製遊具やバッテリーカー、ザイルクライミングがあり、バーベキューハウスもあります。夏はピクニック、秋は紅葉、冬はスキーと、季節ごとの楽しみ方があります。園内には3つの彫刻作品も置かれ、散歩しながら芸術に触れられます。
開園期間は、ゴールデンウィークのころから10月末までとされ、利用できる時間も季節で変わります。花の時期は特に混み合うため、駐車や人の流れに配慮して楽しんでください。咲いている木の枝を折る行為は、決してしないようにお願いします。
名物・食べ物・飲み物
訓子府町の名物は、メロンと「訓子府たれカツ丼」です。町のメロンは、ブランドとして知られ、中央通りの街灯がメロンの形をしているほど、町の顔になっています。
たれカツ丼は、卵でとじず、しょう油ベースのタレをかけるのが特徴です。町内の複数の飲食店で提供され、町の祭りでも食べ比べの催しがあります。そのほか、町では小麦、ジャガイモ、テンサイ、タマネギ、そして薬草のトウキなども作られています。提供店や時期は変わるため、お出かけ前に最新の情報を確認してください。
珍しい生き物・自然
訓子府町は、山に囲まれた盆地にあり、気温の差が大きい気候です。町の南部にあるレクリエーション公園では、春にエゾヤマザクラや芝ザクラ、エゾムラサキツツジが咲き、秋には紅葉が楽しめます。
町の中を流れる常呂川の河川敷は、パークゴルフ場や多目的広場として使われています。川や公園の植物や生き物には、手を触れず、ごみを持ち帰るなどの基本的なマナーを守って楽しんでください。
そのほか、この町の特筆すべきこと
訓子府の定住の始まりは1897年、北光社移民団の13戸45人が居武士に入った時だとされます。その後、1911年に鉄道が開通し、1920年に訓子府村として独立、1951年に町制を施行しました。
町では、2月にさむさむまつり、6月に芝さくらまつり、7月にくんねっぷふるさとまつりが開かれています。冬の寒さを逆手にとったさむさむまつりは、長い冬の一日を家族で楽しむ町民手づくりの行事です。
夜の顔:この町の怪談と心霊スポット
ここまで、訓子府町の昼の顔を北から順にたどってきました。駅の跡、町の歴史館、温泉、桜の公園。どの場所にも、開拓の苦労と、鉄道が消えたあとも続く暮らしの時間が重なっています。
夜の顔として、怪談や心霊スポットとして特定できる話は確認できていません。当サイトの見方では、役目を終えた駅や線路の跡には、人の出入りが絶えたあとの静けさだけが残ります。ただし、これは訪れる人の心の動きにすぎません。駅跡は住民の生活の場でもありますので、夜に騒いだり、立ち入ったりしないでください。
鴉番組では、実話怪談や心霊スポットを、行くためではなく記録するために載せています。昼の景色を知ったうえで、夜の物語も読んでみてください。
お出かけの前に
営業時間・料金・休業日・アクセスは変わりやすいため、この記事には載せていません。お出かけの前に、各施設や自治体の公式サイトで最新の情報をご確認ください。天候や災害の影響で立入が制限されている場所もあります。
よくある質問
Q. 訓子府町の名物は何ですか?
A. メロンと、卵でとじずにしょう油ベースのタレをかける「訓子府たれカツ丼」が町の名物です。提供している店や時期は変わるので、事前に確認してください。
Q. ふるさと銀河線は今も走っていますか?
A. 2006年に廃止され、現在は走っていません。訓子府駅の跡は公園や交流施設として使われ、駅舎も建物として残っています。
Q. レクリエーション公園の桜はいつ見られますか?
A. 春のゴールデンウィークのころから見ごろを迎えるとされます。開園時期や咲く時期は年によって前後するため、町の最新の案内を確認してください。
参考にした公式サイト・資料
https://ja.wikipedia.org/wiki/訓子府町
https://ja.wikipedia.org/wiki/訓子府駅
https://www.town.kunneppu.hokkaido.jp/tourism/kanko.html
https://www.town.kunneppu.hokkaido.jp/outline/yuraitorekisi.html
https://www.town.kunneppu.hokkaido.jp/life/norinsyoko/gingakoenmaturi.html
https://www.town.kunneppu.hokkaido.jp/life/norinsyoko/kuruneppu.html
https://www.town.kunneppu.hokkaido.jp/life/kominkan/rekishikan.html
https://www.town.kunneppu.hokkaido.jp/life/kensetu/rekukou.html
https://www.town.kunneppu.hokkaido.jp/tourism/tarekatu_don.html