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HOMESIGHTSEEING小平町の観光スポット|鰊御殿と日本海の夕日が語る浜の栄華

小平町の観光スポット|鰊御殿と日本海の夕日が語る浜の栄華

監修:鈴king.(鴉番組/オカルト・ホラー取材7年)

目次

この町の観光スポット(北から順)

番号は記事の紹介順(北から順)と同じです。ピンを押すと名前が出ます。位置はおおよそのものです。

  1. 鬼鹿駅跡 1987年に廃止された羽幌線の駅の跡。アイヌ語で川下の森を流れる川を意味する地名に由来する。
  2. 旧花田家番屋(にしん番屋) 1905年ごろ建てられた鰊御殿。現存する番屋では最大規模で、国の重要文化財に指定されている。
  3. おびらしべ湖と滝見大橋 小平ダムによってできた人造湖。湖上に架かる滝見大橋は、道内で最も長い湖上橋として知られる。
  4. 望洋台展望台 国道232号沿いの高台にある展望台。日本海の水平線と、小平の町並みを見下ろせる。
  5. 小平蘂川の河口 町の中央を流れ日本海に注ぐ小平蘂川の河口。崖のそばを流れる川というアイヌ語の名が町名の由来。
MAP DATA © OPENSTREETMAP CONTRIBUTORS
この町の基本情報(所在地・最終確認日・ご注意)を見る
所在地
北海道留萌郡小平町
最終確認
2026.10.06
ご注意
営業時間・料金・休業日は変わりやすいため載せていません。お出かけ前に各施設の公式サイトでご確認ください。

小平町ってどんな町?

小平町は、北海道の留萌管内の南部、日本海に面した町です。町の中央を流れる小平蘂川が日本海へ注ぎ、その上流には天塩山地の山々が連なります。夏には海水浴客で賑わう浜がある一方、川の上流は白亜紀の化石が見つかる土地としても知られています。

かつては鰊漁と炭鉱で栄え、1950年の国勢調査では、いまの町域にあたる地域に約1万7000人が暮らしていました。いまの人口は3000人を下回っていますが、その歴史は番屋や廃線の跡に残されています。この記事では、町内の見どころを緯度の大きい順、つまり北から順にご紹介します。

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1. 鬼鹿駅跡

鬼鹿駅は、国鉄羽幌線の駅として1928年(昭和3年)に開業し、1987年3月30日、路線の全線廃止に伴い廃駅となりました。急行「はぼろ」が停車する主要駅のひとつで、1981年度には1日平均160人が乗り降りしていたと記録されています。

鬼鹿という地名は、アイヌ語の「オ・ニウシ・カ・ペツ(川下の森を流れる川)」に由来するとされています。江戸時代の末には、探検家の松浦武四郎が鬼鹿を4度訪れたと伝えられ、のちに町には彼の銅像が建てられました。鉄路が消えた今も、この浜が北方の交通の要所だったことを思わせる土地です。

鬼鹿には、かつて鉄道とともに栄えた街並みが広がっていました。いまは車や路線バスが主な足となっています。駅跡を訪れるときは、周囲の暮らしに配慮し、地元の方の迷惑にならないようにしてください。

2. 旧花田家番屋(にしん番屋)

旧花田家番屋は、地元の網元だった花田家が1905年(明治38年)ごろに建てた二階建ての番屋です。鰊漁の最盛期には、網元の一族や漁師、船大工、鍛冶職人などおよそ200人が一つ屋根の下で暮らしたといいます。建物の面積は約906平方メートル、間口は約39メートルに及び、現存する鰊番屋としては道内最大の規模です。

1971年(昭和46年)に国の重要文化財に指定されました。広い板張りの居間には3つの囲炉裏が切られ、洋風のガラスを使った装飾も取り入れられていて、和と洋が混ざった独特の雰囲気があります。花田家は最盛期に18ヶ統もの鰊の定置網を持ち、500人以上の漁夫を雇ったとされます。浜の富がいかに大きかったかが、この建物から伝わってきます。

敷地内には、松浦武四郎の銅像や、モッコを背負う女性の像があります。毎年5月の最終日曜日には鰊番屋まつりが開かれ、太鼓や沖揚げ音頭、鬼鹿松前神楽が披露されるそうです。なお花田家は断絶しており、建物の歴史には分かっていない部分も多く残されています。

3. おびらしべ湖と滝見大橋

おびらしべ湖は、小平蘂川をせき止めた小平ダムによってできた人造湖です。町の東の山あいにあり、湖の岸を通る北海道道126号小平幌加内線は、遠く幌加内町へ向かう道でもあります。海辺の町と山の町をつなぐ山岳路の途中に、この静かな湖が広がります。

湖の上に架かる滝見大橋は、湖上橋としては北海道で最も長い橋だと紹介されています。橋の上から眺める湖面は、周囲の山の緑や雪の白さを映し、季節ごとに表情を変えます。

小平蘂川の上流域は、白亜紀の地層が広がり、アンモナイトや恐竜の化石が見つかる川として知られています。化石の採集には決まりや安全面の注意が必要ですので、現地の案内や自治体の最新の情報を必ず確認してください。

4. 望洋台展望台

望洋台は、小平の市街地を見下ろす高台にある展望の場所です。国道232号沿いで、日本海がまっすぐ広がる景色を眺められます。望洋とは、海を遠く見渡すことを意味する言葉で、まさにその名のとおりの景色です。

日本海に沈む夕日は、町が誇る眺めのひとつで、水平線が赤く染まる時間帯が人気だといわれます。冬には荒れる日本海の白い波が、夏には穏やかな青い海が見られます。町の中心部の屋根や小平蘂川が日本海に注ぐ様子も、高いところから眺めると分かりやすくなります。

周辺にはキャンプ場やスキー場といったレジャー施設もあり、海を望みながら過ごせる場所として親しまれています。施設の利用条件や時期は変わりやすいため、お出かけの前に町の最新の案内で確認してください。

5. 小平蘂川の河口

小平蘂川は、天塩山地に水源を持ち、小平町内を西に流れて日本海に注ぐ二級河川です。流域の約94パーセントが山林で、下流にだけ小平の市街地が開けています。川の名前は、アイヌ語の「オ・ビラ・ウルベッ(川尻に崖のある川)」に由来し、現在の町名の元にもなっています。

もともと町は「小平蘂村」と呼ばれていましたが、1927年に鉄道が開通したとき、駅名が字画の多い「蘂」の字を省いた「小平」とされました。その後、1948年には自治体名も小平村に改められています。難しい漢字を一つ省いたことが、町名として定着したという面白い経緯です。

川の上流は、先ほど述べたように化石の産地として知られ、アンモナイトや恐竜の化石が発掘されてきました。川は町の自然と歴史を結ぶ軸のような存在です。河口付近は日本海の波が打ち寄せる場所でもあるため、増水や高波には十分気をつけてください。

名物・食べ物・飲み物

小平町の名物のひとつは、北海道では小平町だけで作られている希少な「アイボリーメロン」です。米は全国の食味コンクールでグランプリを獲得したこともあり、じゃがいもやピーマン、トウモロコシなどの野菜も採れます。

海の幸では、ホタテの養殖で育てた苗貝を全国の産地へ出荷しているほか、ミズダコも水揚げされ、2017年には約10年ぶりに「タコ箱漁オーナー」が復活しました。旬の短い夏にはウニとナマコ、寒い季節にはギンナンソウ(海藻)やカジカといった味も揚がります。

鰊の町らしく、にしんそばやにしんの三平汁が名物として紹介されます。鬼鹿の銘菓「べこ餅」も知られています。提供の有無は変わりやすいので、お出かけの前に最新の情報を確認してください。

珍しい生き物・自然

町内の山には、天塩山地に属する小平蘂岳(961メートル)、釜尻山(913メートル)、小平蘂山(877メートル)、ポロシリ山(731メートル)などがあります。ポロシリ山は留萌市との境にまたがる山です。

日本海に面した町ですが、夏はフェーン現象で気温が上がることがあり、2021年8月7日には38.7度を観測しました。これは8月の北海道での観測史上最高気温です。反対に、冬は寒さが厳しく、マイナス25度前後になることも珍しくありません。降雪量も多く、特別豪雪地帯です。

海水浴場としては臼谷や鬼鹿が知られ、夏の砂浜は多くの人で賑わいます。町の化石の産地としての魅力は、前に述べた通りです。

そのほか、この町の特筆すべきこと

この浜の歴史は古く、1782年(天明2年)には松前藩が臼谷と広富で鰊や鮭の漁を営んでいます。1880年(明治13年)には天登雁村の番屋に戸長役場が置かれ、1887年には鬼鹿村の急な人口増加を受けて、役場が市街地へ移されました。

町は炭鉱の町でもありました。留萌炭田の一角を占め、1947年ごろには最盛期を迎えて、羽幌線や天塩炭礦鉄道、達布森林鉄道が走る賑わいでした。昭和40年代までに炭鉱は次々に閉山し、鉄路もすべて廃止されました。2000年代以降も、露天掘りの炭鉱が1か所だけ稼働していたとされます。

文化では、鬼鹿松前神楽や臼谷弁財天碑が町の指定文化財です。1966年に町制を施行し、現在は沿岸漁業と農業が主要産業になっています。

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夜の顔:この町の怪談と心霊スポット

ここまで、小平町の昼の顔を北から順にたどってきました。鰊の栄華を伝える番屋、廃線になった鉄道の駅、日本海の夕日、山あいの湖。どの場所にも、漁と炭鉱で栄え、そして静かになっていった浜の時間が重なっています。

夜の顔としては、怪談や心霊スポットとして特定できる話は確認できていません。当サイトの見方では、にぎわいが去った浜の静けさは、それ自体がどこか物語めいています。廃線跡や炭鉱の跡は、老朽化や危険があるため、夜に探し歩くことは避けてください。

鴉番組では、実話怪談や心霊スポットを、行くためではなく記録するために載せています。昼の景色を知ったうえで、夜の物語も読んでみてください。

お出かけの前に

営業時間・料金・休業日・アクセスは変わりやすいため、この記事には載せていません。お出かけの前に、各施設や自治体の公式サイトで最新の情報をご確認ください。天候や災害の影響で立入が制限されている場所もあります。

よくある質問

Q. 小平町でいちばん有名な観光地はどこですか?

A. 国の重要文化財の旧花田家番屋です。現存する鰊番屋として道内最大の規模とされ、道の駅おびら鰊番屋が隣接しています。

Q. 小平町の名物は何ですか?

A. 北海道では小平町だけで作られるアイボリーメロンのほか、にしんそば、ミズダコ、ホタテなどが知られています。提供内容は変わりやすいので事前に確認してください。

Q. 化石は採れますか?

A. 小平蘂川の流域は化石の産地として知られますが、採集の決まりや危険があります。必ず自治体や現地の最新の案内を確認してください。

参考にした公式サイト・資料
https://ja.wikipedia.org/wiki/小平町
https://ja.wikipedia.org/wiki/道の駅おびら鰊番屋
https://ja.wikipedia.org/wiki/鬼鹿駅
https://ja.wikipedia.org/wiki/小平蘂川
https://tabi-mag.jp/ho1062/
https://www.hkd.mlit.go.jp/rm/tiiki_sinkou/c2dl9l0000000po1-att/c2dl9l00000010g7.pdf
https://www.visit-hokkaido.jp/spot/detail_10529.html

鴉番組

監修者:鈴king.

所属:鴉番組

取材歴:オカルト・ホラー取材7年目(2020年〜)

フォロワー数:YouTube 5,000人超え・X 25,000人超え

現地取材:30件以上

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