鴉番組 KARASU CHANNEL
N 35°41′ / E 139°41′
SCROLL TO DESCEND
HOMESIGHTSEEING斜里町の観光スポット|知床の玄関口で、まっすぐな道から滝と湖まで歩く

斜里町の観光スポット|知床の玄関口で、まっすぐな道から滝と湖まで歩く

監修:鈴king.(鴉番組/オカルト・ホラー取材7年)

目次

この町の観光スポット(北から順)

番号は記事の紹介順(北から順)と同じです。ピンを押すと名前が出ます。位置はおおよそのものです。

  1. 知床五湖 原生林に囲まれた五つの湖。高架木道から第一湖と知床連山を望め、地上の遊歩道には利用の決まりがある。
  2. フレペの滝 断崖の割れ目から、地下水がしみ出して落ちる滝。「乙女の涙」の愛称で親しまれ、遊歩道で歩いて行ける。
  3. プユニ岬 ウトロから知床自然センターへ向かう坂の途中にある展望地。夕陽や、流氷が最初に着く海を望む。
  4. オロンコ岩 ウトロ港のそばにそびえる高さ約60メートルの巨岩。200段あまりの石段を上ると、海と知床連山を望む。
  5. オシンコシンの滝 ウトロへ向かう国道ぞいの滝。途中で流れが二つに分かれ、「双美の滝」とも呼ばれる日本の滝百選のひとつ。
  6. 以久科原生花園 オホーツク海に面した原生花園。初夏はハマナスやエゾスカシユリが咲き、冬は流氷が間近に迫る。
  7. 知床博物館 斜里町の歴史と、知床半島の自然を模型や映像で紹介する博物館。傷ついた野生動物の保護もしている。
  8. 天に続く道 国道の約28キロにわたる直線道路。まっすぐな道が空へ伸びていくように見え、春と秋には道の先に夕日が沈む。
MAP DATA © OPENSTREETMAP CONTRIBUTORS
この町の基本情報(所在地・最終確認日・ご注意)を見る
所在地
北海道斜里郡斜里町
最終確認
2026.10.06
ご注意
営業時間・料金・休業日は変わりやすいため載せていません。お出かけ前に各施設の公式サイトでご確認ください。

斜里町ってどんな町?

斜里町は、オホーツク海に面した知床半島の北側を占める町です。半島の中央を知床連山が縦に走り、南側の羅臼町とこの山並みで分け合っています。2005年には、町内の知床が世界自然遺産に登録されました。

町の中心は半島の付け根にある斜里の市街で、そこから半島の中ほどにあるウトロまでは、海ぞいの国道を車で走ります。この記事では、町内の見どころを緯度の大きい順、つまり北にあたる知床の奥から、斜里の街へ向かって紹介します。場所の成り立ちと景色に絞って書きました。

高儀(Takagi) KANUCHI OUTDOOR フルタングナイフ 牛革ケース付き ステンレス シースナイフの商品画像
PR

柄まで一体の刃(フルタング構造)で耐久性が高く、探索中にロープや枝を切る、荷造り紐を切る、非常食の調理をするなど実用面での万能ツールに。牛革のシース(鞘)付きでベルトに携帯可能。

高儀(Takagi) KANUCHI OUTDOOR フルタングナイフ 牛革ケース付き ステンレス シースナイフ

商品の購入により、当サイトが紹介料を受け取る場合があります。

1. 知床五湖

知床五湖は、原生林に囲まれてたたずむ五つの湖です。周りの樹林や知床連山を湖面に映し、静けさのなかにあることから、原始の楽園にたとえられます。知床八景のひとつで、世界自然遺産「知床」を代表する景勝地です。

高架木道の展望台からは、第一湖と知床連山の大パノラマを見渡せます。一方、湖をめぐる地上の遊歩道は、ヒグマの出没にそなえた「利用調整地区制度」の対象です。ヒグマの活動が活発な時期には、ガイドの同行などの決まりがあります。くわしくは環境省などの公式の案内を確認してください。

ここはヒグマの生息地そのものです。遊歩道が閉鎖されることもありますし、夜間と冬は一般の散策ができません。知床の自然を守るための決まりだと理解して、かならず従ってください。

2. フレペの滝

フレペの滝は、知床半島の断崖から、オホーツク海へ向かってしたたる滝です。この滝には、流れ込む川がありません。知床連山に降った雨や雪が地下にしみこみ、垂直に切り立った約100メートルの断崖の割れ目から、ホロホロと流れ落ちています。

その姿が涙に似ていることから、地元では「乙女の涙」と呼ばれています。知床自然センターを出発点とする遊歩道を、片道20分ほど歩くと展望台に着きます。道の途中では、エゾシカなどの野生動物に出会うこともあります。

ここは、ヒグマの生息地のなかにあります。単独の行動を避け、鈴などで人の存在を知らせ、野生動物にはけっして近づかないでください。遊歩道が閉鎖されている場合は、その案内に従ってください。

3. プユニ岬

プユニ岬は、ウトロから知床自然センターへ向かう上り坂の途中にある展望地です。オホーツク海の海岸線とウトロ港を一望でき、晴れた日には遠く阿寒摩周国立公園の山並みまで見渡せるといいます。知床八景のひとつです。

名前はアイヌ語で、「穴のある場所」を意味するとされます。冬には、オホーツク海でも早い時期に流氷が見られる場所として知られ、水平線に沈む夕日の名所としても人気があります。

ここには専用の駐車場やトイレがありません。近くの知床自然センターを利用するのが基本です。道は交通量があるため、路肩に車を止めず、安全な場所で景色を楽しんでください。

4. オロンコ岩

オロンコ岩は、ウトロ港の近くにそびえる高さ約60メートルの巨岩です。この名は、かつてこのあたりに暮らしていた先住の人々の呼び名に由来するといわれます。知床八景のひとつです。

200段あまりの急な石段を上ると、頂上は平らになっていて、岩礁が透けて見えるほど青く澄んだオホーツク海と、ウトロの町並み、知床連山を見渡せます。岩のトンネルを抜けた先の駐車場からは、ウトロ港を望む位置に、北方探検家で「北海道」の名付け親とされる松浦武四郎の顕彰碑があります。

階段は急で、雨や霧のときは足もとが滑りやすくなります。体力と天気をよく考えて挑戦してください。風が強い日は、無理に上らない判断も大切です。

5. オシンコシンの滝

オシンコシンの滝は、斜里とウトロを結ぶ国道334号の道沿いにある滝です。途中で二筋に分かれて流れ落ちる姿から「双美の滝」とも呼ばれ、1990年に日本の滝百選に選ばれました。知床八景のひとつにも数えられています。

名前はアイヌ語で、エゾマツが群生する場所を意味する言葉に由来するとされます。階段が整備され、途中まで上がれるので、水しぶきを感じるほど近くで流れを眺められます。駐車場に近く、気軽に立ち寄れるのも魅力です。

流氷の季節には、駐車場から見える海一面が白く埋まる光景も見られます。滝の周りの石段は水に濡れて滑りやすいので、歩くときは足もとに気をつけてください。冬はトイレなどの設備が閉鎖されることがあります。

6. 以久科原生花園

以久科原生花園は、斜里の市街から東へ少し行った、オホーツク海ぞいの海岸にある原生花園です。6月末から7月末にかけて、ハマナスやエゾスカシユリが咲き、海の青と花の色のコントラストが目を引きます。

遠くには知床連山を見渡すことができ、晴れた日には半島の稜線が海の向こうに立ち上がります。冬は、2月から3月ごろに流氷が海いっぱいに広がり、岸辺のすぐ近くまで押し寄せる光景も見られます。

海岸の植物はとても繊細です。決められた道から外れて花畑に踏み込んだり、花を摘んだりしないようにしてください。駐車場にはトイレなどの設備がないので、事前の準備をおすすめします。

7. 知床博物館

知床博物館は、斜里の市街にある、町の歴史と知床の自然を伝える博物館です。地質の成り立ちから先史時代、先住の人々の暮らし、知床半島の開拓の歴史、野生動物や植物のようすまで、模型や映像で紹介しています。

野外には高山植物園や野草園があり、事故などで保護された野生動物の収容も行われていると紹介されています。隣には、姉妹町の沖縄県竹富町、友好都市の青森県弘前市との交流を記念した建物があり、「しれとこねぷた」の展示もあります。

知床へ向かう前に、半島で人がどう暮らしてきたかを知っておくと、のちに見る景色の重みが変わります。休館日や開館時間は季節で異なるため、事前に公式の案内を確認してください。

8. 天に続く道

天に続く道は、国道244号と334号がつながる全長約28.1キロの直線道路です。まっすぐな道が、そのまま空へ消えていくように見えるのでこの名がつきました。道の両脇には畑が広がり、遠くにオホーツク海、反対側には山並みが見えます。

おすすめの見方は、ウトロから斜里へ向かい、峰浜の交差点で左へ曲がって坂を上り、突き当たりを右へ曲がる道順です。突然、まっすぐな道が現れる感動を味わえるといいます。2018年には駐車場と簡単なデッキが整備され、近くには海と畑を見下ろす展望台もあります。

春分の日と秋分の日の前後には、道の延長線上に夕日が沈むそうです。ただし、ここは生活の道でもあります。路上に車を止めて写真を撮ったり、畑に立ち入ったりしないよう、駐車場を使って安全に楽しんでください。

名物・食べ物・飲み物

斜里町の食といえば、まず秋のサケです。町は「鮭、日本一のまち」をうたい、サケ・マスの定置網漁は、日本国内でも有数の漁獲量を誇ると紹介されています。

農業では、ジャガイモ、テンサイ、小麦が主要な三つの作物です。海と畑の両方に恵まれた町ですが、提供している店や時期は変わりやすいので、お出かけの前に最新の情報を確認してください。

珍しい生き物・自然

知床は、2005年に世界自然遺産に登録されました。流氷が育てる海と、森や山がつながる、きわめて豊かな生態系が評価されたとされます。ヒグマやエゾシカ、オジロワシなど、多くの野生動物が暮らしています。

1977年には、斜里町が開発から開拓跡地を守るため、「しれとこ100平方メートル運動」を始めました。日本で初めてのナショナル・トラストの運動とされ、全国からの寄付で土地を買い戻し、森を再生させる取り組みです。観光で訪れるときは、野生動物に餌を与えない、決められた道を歩くといった基本を守ってください。

そのほか、この町の特筆すべきこと

斜里の地は、江戸時代には松前藩の交易の場でした。1807年には蝦夷地全体が幕府の直轄地となり、津軽藩士が警備に就いて犠牲者を出した「津軽藩士殉難事件」が起きています。町には、津軽藩士のシャリ陣屋跡や墓所跡、供養碑が町の文化財として残ります。

知床が脚光を浴びるようになったのは、1958年の斜里とウトロを結ぶ道路の開通や、1964年の知床国立公園の指定、1971年の「知床旅情」の大ヒットなどがきっかけとされています。2000年ごろからは、自然案内を行うガイドが現れ、エコツーリズムの考え方が根づいていきました。

エルティーアイ(LTI) アルファフラッシュ 高輝度蓄光テープ(幅10mm×1m) AF1001の商品画像
PR

廃墟や洞窟など電灯のない心霊スポットで、入口や分岐点に貼って帰り道の目印にする高輝度蓄光テープ。太陽光や懐中電灯の光を吸収し暗闇で6〜8時間発光、電池不要で迷子防止に役立つ。

エルティーアイ(LTI) アルファフラッシュ 高輝度蓄光テープ(幅10mm×1m) AF1001

商品の購入により、当サイトが紹介料を受け取る場合があります。

夜の顔:この町の怪談と心霊スポット

ここまで、斜里町の昼の顔を北から南へたどってきました。湖、滝、岩、花の海岸、天まで続く道、街の博物館。どの場所にも、厳しい自然と向き合ってきた人々の時間が重なっています。

夜の顔として、怪談や心霊スポットとして特定できる話は確認できていません。町には、津軽藩士が北の地で命を落とした出来事を伝える供養碑が残り、当サイトの見方では、そうした記憶が土地の静けさの一部になっているように思えます。ただし、これは訪れる人の心の動きにすぎません。夜の知床は、ヒグマの生息地でもあり、遊歩道は閉鎖されます。決して夜に立ち入らず、昼に静かに手を合わせてください。

鴉番組では、実話怪談や心霊スポットを、行くためではなく記録するために載せています。昼の景色を知ったうえで、夜の物語も読んでみてください。

お出かけの前に

営業時間・料金・休業日・アクセスは変わりやすいため、この記事には載せていません。お出かけの前に、各施設や自治体の公式サイトで最新の情報をご確認ください。天候や災害の影響で立入が制限されている場所もあります。

よくある質問

Q. 知床五湖の遊歩道は誰でも歩けますか?

A. 高架木道は無料で歩けますが、地上の遊歩道は「利用調整地区制度」の対象です。ヒグマの活動期にはガイドの同行が必要など、時期ごとの決まりがあります。必ず公式の案内で最新の情報を確認してください。

Q. 天に続く道はどこから見るのがおすすめですか?

A. ウトロから斜里方面へ向かい、峰浜で左に曲がって坂を上がり、突き当たりを右に曲がると、道が突然現れます。専用の小さな駐車場があるので、路上駐車はしないでください。

Q. 斜里町へはどうやって行きますか?

A. 最寄りの空港は女満別空港で、車やバスで向かうのが一般的です。ウトロなど半島の奥へは、国道334号を車や路線バスで走ります。冬は路面が凍結するため、運行状況を確認してください。

参考にした公式サイト・資料
https://ja.wikipedia.org/wiki/斜里町
https://ja.wikipedia.org/wiki/オシンコシンの滝
https://ja.wikipedia.org/wiki/フレペの滝
https://ja.wikipedia.org/wiki/知床五湖
https://ja.wikipedia.org/wiki/プユニ岬
https://www.shiretoko.asia/detail/scenic/road_to_heaven
https://www.shiretoko.asia/detail/scenic/oshinkoshin
https://www.shiretoko.asia/detail/scenic/oronkoiwa
https://www.shiretoko.asia/detail/scenic/furepe
https://www.shiretoko.asia/detail/scenic/shiretoko_goko
https://www.shiretoko.asia/detail/scenic/puyuni
https://www.shiretoko.asia/detail/scenic/ikushina
https://www.shiretoko.asia/detail/tourist/shiretoko_museum

鴉番組

監修者:鈴king.

所属:鴉番組

取材歴:オカルト・ホラー取材7年目(2020年〜)

フォロワー数:YouTube 5,000人超え・X 25,000人超え

現地取材:30件以上

ENGLISH