◇ 吉凶は場面しだい 同じ夢でも場面で吉にも凶にも読まれる夢。下の「こんな場面なら」で読み分けます
不快な出来事への警戒の象徴だが、毘沙門天の使いとして金運・勝負運の兆しと読まれることもある。
心理学から見ると
ムカデの夢は、嫌悪感や、じわじわ近づく不快なものへの警戒を映すと読めます。たくさんの脚が一斉に動く姿は、処理しきれない用事や細かな心配が同時に押し寄せている感覚の表れとも考えられます。夢の中でどれだけ嫌だったかが、今の負担の大きさの目安です。
言い伝えと歴史
ムカデは毘沙門天の使いとされ、金運や勝負運の象徴として大切にされることがあります。一方で、平安時代の武将・藤原秀郷(俵藤太)が近江の三上山の大ムカデを退治したという伝説も有名で、ムカデは福の使いと退治される魔物の両面を持っています。
当サイトの考察
当サイトの見方では、ムカデの夢は「後ずさりしない」決意を問うています。ムカデは前にしか進まないとされ、武将に好まれたとも言われます。ムカデが自分の方へ這ってきたなら、嫌な課題が勝負運に変わる直前。ムカデを退治したなら、俵藤太のように恐れていた問題を片づけられる時期と考えます。
当サイトの見方:もう一歩深く
ムカデは昆虫ではなく、たくさんの体の節に脚を持つ別の仲間で、湿り気のある場所を好みます。梅雨どきから夏にかけて、靴の中や布団のそばなど思いがけない場所で出会い、驚いた経験のある人も多いでしょう。安心しきっていた場所に入り込まれる感覚こそ、この生き物ならではの怖さです。当サイトの見方では、ムカデの夢は「自分の陣地に何かが入り込んでいる」という気持ちを映すことがあります。家の中で見つけたなら私生活に忍び込む気がかり、職場の机なら仕事の中の小さな不信、自分の体を這っていたなら、もう無視できないほど近くまで問題が来ている状態です。これは推察ですが、ムカデを見つけても慌てず外へ逃がした夢なら、苦手なものとも距離を取って付き合える落ち着きが育っている印とも読めます。叩こうとして見失ったなら、片づけたつもりの心配がまだ残っているのかもしれません。夢の中で自分がどう動いたかを思い出してみてください。
目覚めた朝にできること
後回しにしている小さな面倒ごとを一つ、今日のうちに片づけてください。嫌なものを一つ減らすことが、運を呼び込む一番の近道です。
こんな場面なら
- ◎吉 近づいてくる・なついてくる……味方や助けが近づいている兆し
- ▲注意 襲ってくる・噛まれる……抑えている感情や、身近な人との摩擦への注意
- 死んでいる・弱っている……その動物が表す力(本能・元気)が落ちているサイン
- 大きい・白い・金色……意味が強まる。白や金は吉の度合いが上がるとされる
- 夢の中で気持ちがよかった……同じ夢でも吉の読みが強まる
- ▲注意 夢の中で怖かった・苦しかった……注意のサインの読みが強まる。まずは休息を
- 何度も同じ夢を見る……心がまだ答えを出していない問題があるサイン
夢違え(ゆめちがえ):気になる夢を良い方へ変える
気になる夢を見た朝、昔の人は獏(ばく)の札を枕の下に敷く、庭の南天に夢を話す、夢違えの歌を唱える、といった方法で夢を良い方へ「違えて」きました。 くわしくはコラム「夢を買う、夢を違える」へ
よくある質問
Q. ムカデの夢は吉夢ですか?凶夢ですか?
A. 同じ夢でも場面で吉にも凶にも読まれる夢。下の「こんな場面なら」で読み分けます。不快な出来事への警戒の象徴だが、毘沙門天の使いとして金運・勝負運の兆しと読まれることもある。
Q. ムカデの夢を何度も見るのはなぜですか?
A. くり返し見る夢は、心がまだ答えを出していない問題のサインとされます。研究でも、悩みが解決すると同じ夢は見なくなりやすいことが知られています。夢日記をつけると、何がきっかけになっているかが見えてきます。
Q. ムカデの夢を見た朝は何をすればいいですか?
A. 後回しにしている小さな面倒ごとを一つ、今日のうちに片づけてください。嫌なものを一つ減らすことが、運を呼び込む一番の近道です。
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