▲ 凶夢寄り(注意のサイン) 言い伝えでは注意を促す夢。怖がるより「気をつけどころ」を教える夢と読みます
復縁の予知ではなく、過去の経験から学んだことを今の自分が振り返っている表れとされる。今の恋に迷いがあるときにも見やすい。
分類: 恋愛・性(この分類の夢の読み方)
心理学から見ると
夢の「連続性仮説」では、夢は起きている間の関心や気がかりの続きだと考えます。元恋人の夢は、相手そのものより、その頃の自分や、今の関係の中で揺れている気持ちを映すことがほとんどです。新しい恋人ができた頃に見るなら比較や不安、ひとりの時期に見るなら寂しさ、仕事で忙しい時期に見るなら、あの頃の自由な自分を懐かしむ気持ちとも読めます。
言い伝えと歴史
多くの夢占いでは、元恋人の夢は復縁の予知ではないと読むのが一般的です。一方、ことわざには「焼けぼっくいに火がつく」とあり、一度燃えた関係は再び燃えやすいとも言われてきました。江戸時代には、夫と別れたい女性が駆け込むことのできた「縁切寺」が鎌倉の東慶寺などにあり、縁を結ぶのと同じくらい、縁を切ることも人々の切実な願いでした。
当サイトの考察
当サイトの見方では、元恋人は「過去の自分が置いてきた答え」を届けに来ます。縁切寺に駆け込んだ人々が求めたのは相手からの自由だけでなく、自分を取り戻すことでした。夢の中で元恋人と穏やかに話せたなら、その頃の自分をもう許せている印。責められたり無視されたりしたなら、許せていないのは相手より、あの頃の自分自身なのかもしれません。
当サイトの見方:もう一歩深く
元恋人の記憶は、名前や顔よりも、匂いや音楽、よく通った店の景色と結びついて残りやすいものです。何年も思い出さなかったのに、ふと耳にした曲や季節の空気をきっかけに夢に出てくることがあるのはそのためでしょう。最近では、SNSで相手の近況が目に入ることも、夢の引き金になりがちです。当サイトの見方では、元恋人の夢がよく現れるのは、引っ越しや転職、結婚など、自分の人生が大きく動く節目です。新しい場所へ進む前に、心が古い部屋の片づけをしているのかもしれません。夢の中の相手の姿にも注目してください。付き合っていた頃のままなら、あなたが懐かしんでいるのは相手より、その頃の自分。相手が年を重ねた姿だったなら、関係を過去として受け止め始めている印です。今の恋人と元恋人が同じ場面にいたなら、比べているのは二人ではなく、それぞれの相手といるときの自分自身だと当サイトは考えます。昔住んでいた部屋で会ったなら、置いてきた生活そのものへの名残です。
目覚めた朝にできること
その人と付き合っていた頃の自分に、今の自分から短い手紙を書くとしたら何と書くか、一行だけ考えてみてください。書いた言葉は、今の恋や人間関係にも生かせるはずです。
こんな場面なら
- 思いが通じる・告白される……気持ちが前向きになっている表れ。ただし願望が強すぎると逆夢にも
- 振られる・浮気される……不安の表れ。逆夢として関係が深まるとも読まれる
- 知らない人と恋をする……新しい自分の一面や、まだ出会っていない縁の予告
- 夢の中で気持ちがよかった……同じ夢でも吉の読みが強まる
- ▲注意 夢の中で怖かった・苦しかった……注意のサインの読みが強まる。まずは休息を
- 何度も同じ夢を見る……心がまだ答えを出していない問題があるサイン
夢違え(ゆめちがえ):気になる夢を良い方へ変える
気になる夢を見た朝、昔の人は獏(ばく)の札を枕の下に敷く、庭の南天に夢を話す、夢違えの歌を唱える、といった方法で夢を良い方へ「違えて」きました。 くわしくはコラム「夢を買う、夢を違える」へ
よくある質問
Q. 元恋人の夢は吉夢ですか?凶夢ですか?
A. 言い伝えでは注意を促す夢。怖がるより「気をつけどころ」を教える夢と読みます。復縁の予知ではなく、過去の経験から学んだことを今の自分が振り返っている表れとされる。今の恋に迷いがあるときにも見やすい。
Q. 元恋人の夢を何度も見るのはなぜですか?
A. くり返し見る夢は、心がまだ答えを出していない問題のサインとされます。研究でも、悩みが解決すると同じ夢は見なくなりやすいことが知られています。夢日記をつけると、何がきっかけになっているかが見えてきます。
Q. 元恋人の夢を見た朝は何をすればいいですか?
A. その人と付き合っていた頃の自分に、今の自分から短い手紙を書くとしたら何と書くか、一行だけ考えてみてください。書いた言葉は、今の恋や人間関係にも生かせるはずです。
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※ 夢占いは心理学・民間伝承にもとづく娯楽としての解釈であり、科学的に証明されたものではありません。「当サイトの考察」は当サイト独自の推察です。