▲ 凶夢寄り(注意のサイン) 言い伝えでは注意を促す夢。怖がるより「気をつけどころ」を教える夢と読みます
小さな嫌悪感が大きな問題に育っている警告。自分を価値のない存在と感じる、自己否定の表れとも読まれる。
心理学から見ると
小さいから我慢できていたものが、夢の中で巨大化すると、耐えられる範囲を超えた嫌悪や不快が表面化したと読めます。また、周りから疎まれている、自分は厄介者だと感じているとき、その気持ちが巨大な虫の姿を借りることもあると考えられます。
言い伝えと歴史
20世紀のはじめに書かれたカフカの小説『変身』では、ある朝、男が巨大な虫に変わっていることに気づきます。虫の種類ははっきり書かれていませんが、家族から疎まれていく姿は、巨大な害虫と「居場所のなさ」を結びつける代表的な物語として読まれています。
当サイトの考察
当サイトの見方では、巨大なゴキブリがあなたを見ていたか、それとも怯えていたかで意味が分かれます。迫ってきたなら外から来る厄介ごと。こちらを怖がって逃げたなら、その虫はあなた自身の姿で、周りに嫌われていると思い込んでいる心の影かもしれません。怪物は時に、自分の寂しさの形をしています。
当サイトの見方:もう一歩深く
ゴキブリは数億年前から姿をあまり変えずに生きてきたと言われ、非常にしぶとい生き物として知られています。人に嫌われながらも、暮らしのすぐそばで生き延びてきたのです。当サイトの見方では、巨大なゴキブリの夢を見る人は、自分が嫌だと感じているものを避け続けた結果、それが心の中でどんどん大きく育ってしまったと、うすうす感じていることが多いように思います。あるいは、自分の中のしぶとさや弱さを、周りに見せてはいけないものだと思いこんでいるのかもしれません。夢の中で巨大なゴキブリを遠くから見上げていただけなら、問題はまだ距離のあるところにある印。家の中で家具より大きくなっていたなら、暮らしのすみずみにまで気がかりが広がっている状態です。これは推察ですが、巨大なゴキブリが何もせずにただじっとしていた夢なら、恐れているのは相手の行動ではなく、存在そのものへの嫌悪だとも読めます。嫌悪の理由を言葉にしてみたいと当サイトは考えます。
目覚めた朝にできること
自分を責める言葉が頭に浮かんだら、それを親しい友人に言うかどうか考えてみてください。言わないなら、自分にも言わなくていいはずです。
こんな場面なら
- ◎吉 近づいてくる・なついてくる……味方や助けが近づいている兆し
- ▲注意 襲ってくる・噛まれる……抑えている感情や、身近な人との摩擦への注意
- 死んでいる・弱っている……その動物が表す力(本能・元気)が落ちているサイン
- 大きい・白い・金色……意味が強まる。白や金は吉の度合いが上がるとされる
- 夢の中で気持ちがよかった……同じ夢でも吉の読みが強まる
- ▲注意 夢の中で怖かった・苦しかった……注意のサインの読みが強まる。まずは休息を
- 何度も同じ夢を見る……心がまだ答えを出していない問題があるサイン
夢違え(ゆめちがえ):気になる夢を良い方へ変える
気になる夢を見た朝、昔の人は獏(ばく)の札を枕の下に敷く、庭の南天に夢を話す、夢違えの歌を唱える、といった方法で夢を良い方へ「違えて」きました。 くわしくはコラム「夢を買う、夢を違える」へ
よくある質問
Q. 巨大なゴキブリの夢は吉夢ですか?凶夢ですか?
A. 言い伝えでは注意を促す夢。怖がるより「気をつけどころ」を教える夢と読みます。小さな嫌悪感が大きな問題に育っている警告。自分を価値のない存在と感じる、自己否定の表れとも読まれる。
Q. 巨大なゴキブリの夢を何度も見るのはなぜですか?
A. くり返し見る夢は、心がまだ答えを出していない問題のサインとされます。研究でも、悩みが解決すると同じ夢は見なくなりやすいことが知られています。夢日記をつけると、何がきっかけになっているかが見えてきます。
Q. 巨大なゴキブリの夢を見た朝は何をすればいいですか?
A. 自分を責める言葉が頭に浮かんだら、それを親しい友人に言うかどうか考えてみてください。言わないなら、自分にも言わなくていいはずです。
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※ 夢占いは心理学・民間伝承にもとづく娯楽としての解釈であり、科学的に証明されたものではありません。「当サイトの考察」は当サイト独自の推察です。