▲ 凶夢寄り(注意のサイン) 言い伝えでは注意を促す夢。怖がるより「気をつけどころ」を教える夢と読みます
危険なものを手なずけようとする心や、扱いの難しい力の象徴。懐いていれば支配力の高まり、不安なら無理な背伸びへの注意。
心理学から見ると
危険な生き物を身近に置く夢は、自分の中の攻撃性や強すぎる野心を、なんとか管理しようとしている状態を映すと読めます。ユングの言う「影」、つまり認めたくない自分の一面と同居しようとしているとも考えられます。飼っていて安心だったか、落ち着かなかったかが分かれ目です。
言い伝えと歴史
ワニは寿命が長く、成長すると非常に大きくなるため、飼育には特別な許可や設備が必要とされる動物です。古代エジプトではセベク神の聖獣としてワニを神殿で飼い、飾りをつけて大切に扱ったと伝えられ、ワニを飼うことは畏れの対象を身近に置く行為でもありました。
当サイトの考察
当サイトの見方では、ワニをどこで飼っていたかに注目します。浴槽や家の中なら、危うさを生活の内側にまで入れてしまっている状態。広い池や柵の中なら、自分の激しい部分とうまく距離を保てている印。餌をやるのが怖かったなら、何かに依存されることへの重荷かもしれません。
当サイトの見方:もう一歩深く
犬や猫のように飼い主に甘えたり、喜びを表したりするしぐさを、ワニに期待するのは難しいといわれます。どれほど長く世話をしても、相手から目に見える形で気持ちが返ってくることは少ないのです。当サイトの見方では、ワニを飼う夢は、あなたが「手をかけても反応の返ってこない相手」との関係を抱えていることを映している場合があります。感謝の言葉を口にしない家族、ほめることのない上司、どれだけ尽くしても表情の変わらない誰か。それでも世話をやめられないのは、責任感か、情か、あるいは見捨てたと思われたくない気持ちからなのかもしれません。長いトングで距離を取りながら餌を与えていたなら、あなたは自分を守る工夫を忘れずに、その関係を続けています。素手で餌をやろうとしていたなら、相手に近づきすぎて傷つく危うさがあります。これは推察ですが、ワニがほんの一瞬だけこちらを見た気がしたなら、あなたの思いはわずかでも届いており、その小さな手応えを支えにしてきたのでしょう。
目覚めた朝にできること
自分の中で扱いにくいと感じる感情を一つ挙げ、それがどんな場面で役に立ったことがあるかも考えてみてください。
こんな場面なら
- ◎吉 近づいてくる・なついてくる……味方や助けが近づいている兆し
- ▲注意 襲ってくる・噛まれる……抑えている感情や、身近な人との摩擦への注意
- 死んでいる・弱っている……その動物が表す力(本能・元気)が落ちているサイン
- 大きい・白い・金色……意味が強まる。白や金は吉の度合いが上がるとされる
- 夢の中で気持ちがよかった……同じ夢でも吉の読みが強まる
- ▲注意 夢の中で怖かった・苦しかった……注意のサインの読みが強まる。まずは休息を
- 何度も同じ夢を見る……心がまだ答えを出していない問題があるサイン
夢違え(ゆめちがえ):気になる夢を良い方へ変える
気になる夢を見た朝、昔の人は獏(ばく)の札を枕の下に敷く、庭の南天に夢を話す、夢違えの歌を唱える、といった方法で夢を良い方へ「違えて」きました。 くわしくはコラム「夢を買う、夢を違える」へ
よくある質問
Q. ワニを飼う夢は吉夢ですか?凶夢ですか?
A. 言い伝えでは注意を促す夢。怖がるより「気をつけどころ」を教える夢と読みます。危険なものを手なずけようとする心や、扱いの難しい力の象徴。懐いていれば支配力の高まり、不安なら無理な背伸びへの注意。
Q. ワニを飼う夢を何度も見るのはなぜですか?
A. くり返し見る夢は、心がまだ答えを出していない問題のサインとされます。研究でも、悩みが解決すると同じ夢は見なくなりやすいことが知られています。夢日記をつけると、何がきっかけになっているかが見えてきます。
Q. ワニを飼う夢を見た朝は何をすればいいですか?
A. 自分の中で扱いにくいと感じる感情を一つ挙げ、それがどんな場面で役に立ったことがあるかも考えてみてください。
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※ 夢占いは心理学・民間伝承にもとづく娯楽としての解釈であり、科学的に証明されたものではありません。「当サイトの考察」は当サイト独自の推察です。