▲ 凶夢寄り(注意のサイン) 言い伝えでは注意を促す夢。怖がるより「気をつけどころ」を教える夢と読みます
岩陰から鋭い歯をのぞかせる姿から、潜んだ敵意や警戒心を示す。一方で、自分の領域を守る強さの象徴でもある。
心理学から見ると
岩の隙間から顔だけを出して口を開けるウツボは、心理的には「自分の領域に踏み込まれたくない」警戒心の象徴と読めます。誰かの中に潜んでいる敵意に気づいている場合もあれば、自分自身が身構えすぎている状態を映している場合もあると考えられます。
言い伝えと歴史
ウツボは暖かい海の岩場にすみ、鋭い歯を持つことから海のギャングとも呼ばれます。一方で、小さなエビが体の掃除をしても食べずに共に暮らすことで知られ、見た目ほど乱暴ではありません。地域によっては郷土料理として食べられています。
当サイトの考察
当サイトの見方では、ウツボの夢は「顔と本性の差」の夢です。恐ろしい顔の奥で、小さなエビとは穏やかに共生している。夢でウツボに噛まれたなら、無理に誰かの領域へ入り込もうとしていないか振り返る時。ウツボが静かにこちらを見ていただけなら、怖そうな相手とも、距離を守れば良い関係が築けると読みます。
当サイトの見方:もう一歩深く
ウツボが口を開けたり閉じたりしているのは、威嚇ではなく、水をえらに送って呼吸するためだと言われます。人が怖いと感じるあの表情は、実はウツボにとってはただ息をしているだけの姿なのです。また、海によってはハタなどの魚と一緒に狩りをする様子も観察されていて、孤独な乱暴者という印象とは違う一面を持っています。当サイトの見方では、ウツボの夢は「相手の顔を読み違えていないか」を問う夢です。不機嫌そうに見えるあの人も、実は自分の事情でただ息をしているだけかもしれません。夢でウツボが口を開け閉めしながらこちらを見ていたなら、相手の態度を敵意と決めつける前に、少し様子を見る余裕を持ちたい時。他の魚と並んで泳いでいたなら、怖そうに見える相手と組むことで、思わぬ成果が得られる兆しと読みます。これは推察ですが、自分がウツボになっていた夢なら、あなた自身が周りから誤解されやすい立場にいるのかもしれません。
目覚めた朝にできること
苦手だと感じている相手と接するときは、今日は相手の領域に踏み込まない距離を意識してください。自分の部屋の中の「触れられたくない場所」を整えるのもよいでしょう。
こんな場面なら
- ◎吉 近づいてくる・なついてくる……味方や助けが近づいている兆し
- ▲注意 襲ってくる・噛まれる……抑えている感情や、身近な人との摩擦への注意
- 死んでいる・弱っている……その動物が表す力(本能・元気)が落ちているサイン
- 大きい・白い・金色……意味が強まる。白や金は吉の度合いが上がるとされる
- 夢の中で気持ちがよかった……同じ夢でも吉の読みが強まる
- ▲注意 夢の中で怖かった・苦しかった……注意のサインの読みが強まる。まずは休息を
- 何度も同じ夢を見る……心がまだ答えを出していない問題があるサイン
夢違え(ゆめちがえ):気になる夢を良い方へ変える
気になる夢を見た朝、昔の人は獏(ばく)の札を枕の下に敷く、庭の南天に夢を話す、夢違えの歌を唱える、といった方法で夢を良い方へ「違えて」きました。 くわしくはコラム「夢を買う、夢を違える」へ
よくある質問
Q. ウツボの夢は吉夢ですか?凶夢ですか?
A. 言い伝えでは注意を促す夢。怖がるより「気をつけどころ」を教える夢と読みます。岩陰から鋭い歯をのぞかせる姿から、潜んだ敵意や警戒心を示す。一方で、自分の領域を守る強さの象徴でもある。
Q. ウツボの夢を何度も見るのはなぜですか?
A. くり返し見る夢は、心がまだ答えを出していない問題のサインとされます。研究でも、悩みが解決すると同じ夢は見なくなりやすいことが知られています。夢日記をつけると、何がきっかけになっているかが見えてきます。
Q. ウツボの夢を見た朝は何をすればいいですか?
A. 苦手だと感じている相手と接するときは、今日は相手の領域に踏み込まない距離を意識してください。自分の部屋の中の「触れられたくない場所」を整えるのもよいでしょう。
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