◇ 吉凶は場面しだい 同じ夢でも場面で吉にも凶にも読まれる夢。下の「こんな場面なら」で読み分けます
会社員の夢。社会での役割や評価への意識を示す。きびきび働く姿は順調、疲れた姿は働きすぎへの注意。
分類: 職業(この分類の夢の読み方)
心理学から見ると
スーツ姿の会社員は、社会の中での役割や「こうあるべき自分」の象徴、ユングの言う「ペルソナ(社会的な仮面)」の姿として読めます。夢の会社員が自分なら、役割に合わせて自分を保とうとしている状態。見知らぬ会社員の群れなら、自分が大勢の中の一人になってしまう不安が映っているとも考えられます。
言い伝えと歴史
夢占いでは、仕事や職場の夢は現実の仕事への意識や評価への関心と結びつけて読まれることが多いとされます。日本では高度経済成長期以降、会社員は安定の象徴であると同時に、長時間労働や「会社人間」という言葉とともに語られてきました。そうした時代の空気も、この夢の背景にあると考えられます。
当サイトの考察
当サイトの見方では、会社員の夢の怖さは「顔のない同じ姿」にあります。満員電車やオフィスで、皆が同じ服、同じ表情だったなら、あなたは個性を消して役割に溶けすぎている。一人だけ違う色のネクタイを締めていた誰かがいたなら、その人こそ、あなたが取り戻したい自分の姿です。退社する姿なら、区切りへの願いが表れています。
当サイトの見方:もう一歩深く
会社員の暮らしには、首から下げる社員証、朝の満員電車、初対面での名刺交換など、決まった小道具と作法がたくさんあります。とくに名刺を両手で差し出し、相手の名刺を丁寧に受け取るやりとりは、日本の職場ならではの儀式として知られています。当サイトの見方では、会社員の夢では、こうした小道具をどう扱っていたかが手がかりになります。名刺を切らしていた、社員証を忘れたという夢なら、自分の立場や肩書きが揺らいでいる不安の表れ。名刺を交換した相手の名前が読めなかったなら、職場の人間関係を表面だけでしか結べていないもどかしさかもしれません。また、学生や退職した人がこの夢を見ることもあります。学生なら社会に出ることへの期待と緊張、退職した人なら役割を持っていた頃への懐かしさでしょう。これは推察ですが、夢の中でネクタイや制服を自分でゆるめていた場面は、役割の仮面を少しだけ外して、素の自分で息をしたい気持ちの表れだと当サイトは考えます。
目覚めた朝にできること
今日の仕事の中に、自分らしさを出せる小さな工夫を一つ入れてください。疲れが抜けない日が続くなら、早めに休む日を作ることも大切な仕事です。
こんな場面なら
- 夢の中で気持ちがよかった……同じ夢でも吉の読みが強まる
- ▲注意 夢の中で怖かった・苦しかった……注意のサインの読みが強まる。まずは休息を
- 何度も同じ夢を見る……心がまだ答えを出していない問題があるサイン
夢違え(ゆめちがえ):気になる夢を良い方へ変える
気になる夢を見た朝、昔の人は獏(ばく)の札を枕の下に敷く、庭の南天に夢を話す、夢違えの歌を唱える、といった方法で夢を良い方へ「違えて」きました。 くわしくはコラム「夢を買う、夢を違える」へ
よくある質問
Q. 会社員の夢は吉夢ですか?凶夢ですか?
A. 同じ夢でも場面で吉にも凶にも読まれる夢。下の「こんな場面なら」で読み分けます。会社員の夢。社会での役割や評価への意識を示す。きびきび働く姿は順調、疲れた姿は働きすぎへの注意。
Q. 会社員の夢を何度も見るのはなぜですか?
A. くり返し見る夢は、心がまだ答えを出していない問題のサインとされます。研究でも、悩みが解決すると同じ夢は見なくなりやすいことが知られています。夢日記をつけると、何がきっかけになっているかが見えてきます。
Q. 会社員の夢を見た朝は何をすればいいですか?
A. 今日の仕事の中に、自分らしさを出せる小さな工夫を一つ入れてください。疲れが抜けない日が続くなら、早めに休む日を作ることも大切な仕事です。
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