◎ 吉夢 言い伝えでは吉とされる夢
蓄えや記憶、しまい込んだ才能の象徴。物で満ちた倉庫は豊かさ、空っぽや荒れた倉庫は整理の時期の知らせとされる。
心理学から見ると
倉庫は、普段は目にしない記憶や経験がしまわれた場所、つまり無意識の貯蔵庫と読めます。何かを探して歩き回る夢なら、忘れていた能力や過去の経験を今の課題に生かそうとしている心の動き。棚が天井まで積み上がって身動きが取れなかったなら、抱え込んだ情報や用事に押しつぶされそうな状態です。広くてがらんとした倉庫にひとりでいたなら、蓄えのなさへの不安とも考えられます。
言い伝えと歴史
日本では昔から蔵を持つことが家の豊かさの証とされ、「蔵が建つ」という言い方も残っています。蔵には家宝や古文書が眠り、子どもが悪さをすると蔵に閉じ込められたという思い出話もよく聞かれます。東北には、蔵に住む子どもの姿の精がいて、その家の栄えを左右するという言い伝えもあります。夢占いでは、倉庫は財産や蓄積の象徴とされ、満ちていれば吉とされます。
当サイトの考察
当サイトの見方では、倉庫の夢は「扉を開けたのが誰か」が鍵です。自分で鍵を開けたなら、しまっておいた思い出や力を取り出す覚悟ができています。知らない誰かが先に入っていたなら、過去に他人が踏み込みつつある不安。奥の暗がりに子どもの影を見た夢は少し怖いものですが、蔵の精の話のように、あなたの中の忘れられた幼い部分が、まだそこで家を守っているとも読めます。
当サイトの見方:もう一歩深く
現代の大きな物流倉庫では、天井近くまで届く棚がどこまでも並び、一つひとつの品物が番号で管理されています。私たちが注文した品が翌日に届く裏側には、こうした倉庫で黙々と働く人たちの手があります。倉庫は、物を眠らせておく場所であると同時に、必要なときにすぐ取り出せるよう整えておく場所でもあるのです。当サイトの見方では、倉庫の夢を見る人は、これまで蓄えてきた経験や知識を、どうすれば必要な場面で生かせるのかを、心の中で整理し直そうとしている時期にいます。自分が倉庫で働いていたなら、人目につかないところで周りを支えている自負と疲れ。棚の番号は分かっているのに目当ての品が見つからなかったなら、頭では答えを知っているのに、まだそれを使いこなせていない状態でしょう。荷物を次々と運び込んでいた夢は、新しい知識や役割を抱え込みすぎているのかもしれません。これは推察ですが、荷物を外へ運び出していた夢は、ため込んできた力を、そろそろ世の中に送り出す時期が来ていることを示しているのでしょう。
目覚めた朝にできること
押し入れや引き出しを一か所だけ開けて、しまいっぱなしの物を一つ取り出してください。使うか手放すかを決めるだけで、心の倉庫にも風が通ります。
こんな場面なら
- ◎吉 明るい・広い・きれい……心に余裕がある、よい方向へ進んでいる
- ▲注意 暗い・狭い・荒れている……閉じ込められた気持ちや、疲れの表れ
- 出られない・迷う……進む道に迷っている。焦らず立ち止まる時期
- 夢の中で気持ちがよかった……同じ夢でも吉の読みが強まる
- ▲注意 夢の中で怖かった・苦しかった……注意のサインの読みが強まる。まずは休息を
- 何度も同じ夢を見る……心がまだ答えを出していない問題があるサイン
よくある質問
Q. 倉庫の夢は吉夢ですか?凶夢ですか?
A. 言い伝えでは吉とされる夢。蓄えや記憶、しまい込んだ才能の象徴。物で満ちた倉庫は豊かさ、空っぽや荒れた倉庫は整理の時期の知らせとされる。
Q. 倉庫の夢を何度も見るのはなぜですか?
A. くり返し見る夢は、心がまだ答えを出していない問題のサインとされます。研究でも、悩みが解決すると同じ夢は見なくなりやすいことが知られています。夢日記をつけると、何がきっかけになっているかが見えてきます。
Q. 倉庫の夢を見た朝は何をすればいいですか?
A. 押し入れや引き出しを一か所だけ開けて、しまいっぱなしの物を一つ取り出してください。使うか手放すかを決めるだけで、心の倉庫にも風が通ります。
あわせて読みたい夢の読み物
「場所・建物」のほかの夢
※ 夢占いは心理学・民間伝承にもとづく娯楽としての解釈であり、科学的に証明されたものではありません。「当サイトの考察」は当サイト独自の推察です。