▲ 凶夢寄り(注意のサイン) 言い伝えでは注意を促す夢。怖がるより「気をつけどころ」を教える夢と読みます
自分の体が溶けていく夢。自分を保てないほどの疲れや、境界があいまいになる不安の表れ。心地よければ緊張がほどける兆し。
分類: 体・健康(この分類の夢の読み方)
心理学から見ると
体が溶ける夢は、自分の輪郭が保てなくなる感覚、つまり他人や環境に合わせすぎて、自分がどこにいるのか分からなくなっている状態の表れと読めます。ユング派の読み方では、形が崩れて溶けることは、古い自分が解けて新しい形へ変わる途中の段階と見ることもできます。怖かったのか、心地よかったのかで意味が大きく変わります。
言い伝えと歴史
錬金術では、物質をいったん溶かして元に戻し、新しいものに作り替える過程が重視され、ユングはこれを心の変容のたとえとして論じました。日本の怪談や昔話でも、人が溶けて消える、形を失うといった話は、この世から離れていく不気味さとして語られてきました。夢占いでは、疲労や自己喪失への注意とされることが多いようです。
当サイトの考察
当サイトの見方では、体が溶ける夢で見るべきは「溶けたものがどこへ流れていったか」です。温かい水に溶けていったなら、張りつめていた心がやっと人に委ねられる時。床にしみこんで消えたなら、今の場所や役割に自分をすり減らしすぎている印。溶けたあとに誰かの形に固まったなら、あなたはその人の期待に合わせて自分を作り替えようとしているのかもしれません。
当サイトの見方:もう一歩深く
氷やろうそくが溶けるとき、形は失われても、水や蝋そのものがなくなるわけではありません。温度が下がれば、また別の形に固まり直します。当サイトの見方では、体が溶ける夢を見る人は、今の自分の形を保つことに疲れ果て、いったん崩れてしまいたいという気持ちと、崩れたら戻れないのではという怖さの間で揺れていることが多いように思います。夢の中でゆっくり溶けていくのを静かに眺めていたなら、張りつめた日々に区切りをつけたい心が、すでに準備を始めている印。必死に体を押さえて溶けるのを止めようとしていたなら、まだ役目を降りることを自分に許せていないのでしょう。これは推察ですが、溶けた自分を誰かがすくい上げてくれた夢なら、形を失った弱いときにも受け止めてくれる人がいると、心が知っている表れとも読めます。休むことは消えることではないと当サイトは考えます。
目覚めた朝にできること
今日は予定を一つ減らし、何もしない時間を十五分つくってください。温かいお風呂にゆっくり浸かり、自分の体の輪郭を手でなぞって確かめるのもよい方法です。
こんな場面なら
- ◎吉 元気になる・治る……回復や運気の立て直しの兆し
- ▲注意 痛む・傷つく・失う……心身の疲れへの注意。現実の体調も一度確かめて
- 血が出る……意外にも、エネルギーや金運の上昇とされることが多い
- 夢の中で気持ちがよかった……同じ夢でも吉の読みが強まる
- ▲注意 夢の中で怖かった・苦しかった……注意のサインの読みが強まる。まずは休息を
- 何度も同じ夢を見る……心がまだ答えを出していない問題があるサイン
夢違え(ゆめちがえ):気になる夢を良い方へ変える
気になる夢を見た朝、昔の人は獏(ばく)の札を枕の下に敷く、庭の南天に夢を話す、夢違えの歌を唱える、といった方法で夢を良い方へ「違えて」きました。 くわしくはコラム「夢を買う、夢を違える」へ
よくある質問
Q. 体が溶ける夢は吉夢ですか?凶夢ですか?
A. 言い伝えでは注意を促す夢。怖がるより「気をつけどころ」を教える夢と読みます。自分の体が溶けていく夢。自分を保てないほどの疲れや、境界があいまいになる不安の表れ。心地よければ緊張がほどける兆し。
Q. 体が溶ける夢を何度も見るのはなぜですか?
A. くり返し見る夢は、心がまだ答えを出していない問題のサインとされます。研究でも、悩みが解決すると同じ夢は見なくなりやすいことが知られています。夢日記をつけると、何がきっかけになっているかが見えてきます。
Q. 体が溶ける夢を見た朝は何をすればいいですか?
A. 今日は予定を一つ減らし、何もしない時間を十五分つくってください。温かいお風呂にゆっくり浸かり、自分の体の輪郭を手でなぞって確かめるのもよい方法です。
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※ 夢占いは心理学・民間伝承にもとづく娯楽としての解釈であり、科学的に証明されたものではありません。「当サイトの考察」は当サイト独自の推察です。