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【第十五話 置いていかないで】ダイアナ研究所『予告編』

【第十五話 置いていかないで】ダイアナ研究所『予告編』
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鴉番組の第十五話「置いていかないで」の予告編。埼玉県深谷市に残る廃墟「ダイアナ研究所」を扱う回である。

「人体実験が行われていた」という物騒な噂で広く知られている建物だが、実際の正体は結婚式場・宿泊施設として建てられたものである。正式には「愛心会ダイアナクラブ福祉大学 社会福祉研究所」とされ、1970年代頃に「しどやま館」という名の結婚式場として建設されたと伝えられている。

予告編では、この廃墟での企画の導入を示している。本編は前編・中編・後編の3本。敷地内・建物内への立ち入りは厳しく管理されており、無断で入ることはできない。

深谷市は「日本資本主義の父」と呼ばれる渋沢栄一の生誕地でもある。市内の観光地図には載らないこの建物が、実際には結婚式場として建てられたという事実は、噂の側からはほとんど語られない。

この回のポイント

予告編で最初に押さえておきたいのは、この建物が歩んだ三つの時代である。1970年代頃に「しどやま館」という結婚式場・宿泊施設として建てられ、のちに「愛心会」という団体の所有となって福祉研究所や学生寮として使われ、1990年代半ばに使用が中止された。それぞれの正確な年を示す公的な資料は、当サイトでは見つけられていない。噂が先に広がり、記録が後から追いかけている状態である。

当サイトの考察

当サイトの見方では、この廃墟の噂は「名前の一部だけが切り取られる」現象の見本である。「愛心会ダイアナクラブ福祉大学 社会福祉研究所」という長い名前のうち、「研究所」の三文字だけが独り歩きし、ほかの部分は忘れられた。これは推察だが、長い名称は噂として語るには不便で、人は短く強い言葉だけを覚え、広めやすい形に情報を削ってしまう。削られた部分にこそ、その場所の本来の姿があったのに、である。

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