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HOMESIGHTSEEING当麻町の観光スポット|屯田兵の湿地を拓き、洞窟とスイカを育てた町

当麻町の観光スポット|屯田兵の湿地を拓き、洞窟とスイカを育てた町

監修:鈴king.(鴉番組/オカルト・ホラー取材7年)

目次

この町の観光スポット(北から順)

番号は記事の紹介順(北から順)と同じです。ピンを押すと名前が出ます。位置はおおよそのものです。

  1. 道の駅とうま 国道39号沿いの道の駅。町の名物のスイカを使ったソフトクリームを目当てに、遠方からも人が訪れる。
  2. 誓王寺 町の文化財に指定された、鐘楼のある寺。屯田兵の入植とともに歩んだ、町の信仰の拠り所。
  3. 當麻神社と当麻開拓公園 町の中心に近い、1894年創建の鎮守。屯田兵が入植した翌年に、祈りの場が生まれた。
  4. 当麻鐘乳洞 1957年に石灰岩の採掘中に見つかった洞窟。全長約135メートルで、北海道の天然記念物に指定されている。
  5. 当麻駅 1922年に開業した石北本線の駅。快速も停まる、屯田兵の町の玄関口で、町営バスとも結ばれる。
MAP DATA © OPENSTREETMAP CONTRIBUTORS
この町の基本情報(所在地・最終確認日・ご注意)を見る
所在地
北海道上川郡当麻町
最終確認
2026.10.07
ご注意
営業時間・料金・休業日は変わりやすいため載せていません。お出かけ前に各施設の公式サイトでご確認ください。

当麻町ってどんな町?

当麻町は、上川盆地の東端、大雪山連峰の麓にある町です。町の東の山地は大雪山へ続き、西の比布町との境には石狩川が流れ、支流の牛朱別川が町内を通っています。農業と林業が主な産業で、米どころとしても知られています。

町名は、アイヌ語の「トオマ」、つまり湿地の多い所という意味に由来するとされます。かつての湿地は、いま豊かな水田に変わっています。1893年に屯田兵400戸が入植して、開拓が始まりました。この記事では、町内の見どころを緯度の大きい順、つまり北から順にたどります。

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1. 道の駅とうま

道の駅とうまは、国道39号沿いにある道の駅です。町の特産品を扱う物産館があり、食事の場所も併設されています。春から秋にかけて提供される「すいかソフト」が人気で、4月下旬から11月上旬ごろまで、このソフトクリームを目当てに遠くから訪れる人もいるそうです。

当麻町は、「でんすけすいか」の産地として知られています。黒い皮が特徴のスイカで、町での生産は1984年に始まりました。町の特産のスイカは、高級品としても注目されています。道の駅では、そのスイカを使った製品が並び、町の名物に触れられます。

北海道の寒い土地が、甘いスイカを育てる。そのことが、この町の誇りなのだと思います。営業の内容や、ソフトクリームの提供期間は変わることがあるため、公式の案内でご確認ください。

2. 誓王寺

誓王寺は、当麻町にある寺です。寺そのものと鐘楼が、ともに町の文化財に指定されています。1893年に屯田兵が入植して始まった町では、神社や寺が、入植者たちの心の拠り所として、早い時期から整えられていったと考えられます。

寺の創建の経緯や、本堂・鐘楼の詳しい由来については、確認できる資料がありませんでした。これは推察ですが、湿地を拓く厳しい開拓の暮らしのなかで、鐘の音は時を知らせるだけでなく、亡くなった人々を弔い、新しい日を迎えるための合図でもあったのでしょう。

ここは現役の寺です。参拝や見学の際は、法要や行事の妨げにならないよう静かに過ごし、撮影の際もご配慮ください。町の文化財には忠魂堂も含まれており、戦没者を悼む場も町にとって大切にされてきたことがうかがえます。

3. 當麻神社と当麻開拓公園

當麻神社は、町の中心部に近い神社で、1894年に創建されました。屯田兵400戸が入植したのは1893年なので、その翌年のことです。新しい土地での暮らしを始めた人々が、心の拠り所を求めて、早い時期に神社を築いたことがうかがえます。

町の文化財には「旧当麻神社跡丘陵地」が指定されています。かつての神社の場所が丘陵地として残されており、神社の歴史が町にとって大切な財産として扱われていることが分かります。近くには当麻開拓公園があります。名前からは、町の開拓の歴史を意識した公園と考えられますが、詳しい由来は確認できていません。

ここは現役の神社です。参拝の作法を守り、静かに歩いてください。公園の設備や、神社の例祭の日程は、事前に町の公式の案内でご確認ください。

4. 当麻鐘乳洞

当麻鐘乳洞は、開明地区にある鍾乳洞で、1961年3月17日に北海道の天然記念物に指定されました。名称を書くときには、「鍾」ではなく「鐘」の字を使います。1957年1月13日に、石灰岩を掘っている最中に発見されました。

規模は、面積が約1500平方メートル、全長が約135メートル、高さが7〜8メートルです。洞窟の内部は5つの部屋に分かれ、狭い通路でつながっています。洞内の鍾乳石は、不純物が少なく透明度の高い方解石の結晶であることが特徴とされます。直径5ミリメートルほどで、根本から先端まで一直線に伸びる細い管状の鍾乳石は、「マカロニ鍾乳石」と呼ばれています。

開洞の期間は、毎年おおむね4月下旬から10月下旬までの約6か月間です。洞内は足元が滑りやすく、頭上にも注意が必要です。見学の際は、天然記念物を傷つけないよう、鍾乳石に触れないようにしてください。開洞の時期や条件は、事前に公式の案内でご確認ください。

5. 当麻駅

当麻駅は、JR石北本線の駅で、1922年11月に、新旭川駅と愛別駅の間の開業にともなって開かれました。快速「きたみ」と普通列車が停まります。かつては国鉄バス当麻線の起点でしたが、1984年3月末に廃止され、いまは町営のバスが走っています。

駅は町の中心にあり、町の暮らしの出入口になっています。町内には、「当麻0丁目」という名のバス停があるという、ちょっと不思議な話もあります。行政区域として「0丁目」という区画はありませんが、中央7区に置かれた道北バスの停留所に、その名が付けられているそうです。

鉄道は、開拓した土地の産物を運び、人々を行き来させてきました。当麻駅から眺める大雪山の山並みは、この町の背景にいつもあった景色です。ダイヤは変更されることがあるため、利用の際は最新の情報をご確認ください。

名物・食べ物・飲み物

当麻町の名物は、でんすけすいかです。黒い皮のスイカで、町での生産は1984年に始まりました。道の駅では、このスイカを使ったソフトクリームが夏場の人気になっています。

「でんすけ」という変わった名前には、二つの由来があると言われます。ひとつは、かつてテレビで人気だった喜劇役者が演じた「デン助」の頭にちなんだというもの。もうひとつは、水田の転作が始まった時代に、「田を助ける」スイカになってほしいという願いを込めたというものです。1989年には商標も登録されました。

果皮は暗い緑から黒に近い色で、縞模様がありません。重さは6〜8キロほどの大玉で、果肉は赤く、甘みが強いのが特徴です。出荷されるのは例年7月から8月にかけてで、北海道では初夏の風物詩として毎年ニュースに取り上げられます。2005年には、生産者の部会が日本農業賞の大賞を受けました。味の個体差を抑えるには高い生産技術が必要とされ、この賞が、町の生産者たちの積み重ねを物語っています。

町は、北海道を代表する優良米の産地でもあり、一等米の比率が高いとされます。バラやキク、キュウリ、トマトなどの栽培も盛んです。販売の内容は変わるため、事前にご確認ください。

珍しい生き物・自然

町の東部の山地は大雪山へ続き、比布町との境を石狩川が流れています。当麻鐘乳洞のある開明地区は、石灰岩の地層に恵まれた場所で、洞窟の中には透明な方解石の世界が広がります。

林業も盛んな町で、町産の木材を公共の施設に使うなど、地元の森を生かす取り組みが進められています。山に入るときは、ヒグマへの備えを忘れないでください。

町の面積の約65パーセントは森林で、大雪山の麓に広がる北海道有数の農村地帯でもあります。山の木と田んぼの水が、町の暮らしを両側から支えてきました。町の産業を支える当麻町森林組合は、町の木を使う取り組みを進めており、森と農の両方を生かす町であることが、この数字からも伝わってきます。

そのほか、この町の特筆すべきこと

1893年に屯田兵400戸が入植し、1900年に永山村から分かれて當麻村が誕生しました。1958年に当麻村から当麻町になって、すぐに町制が敷かれました。町には、当麻世界の昆虫館があり、約1万点の標本が展示されていると紹介されています。

町の出身者には、戦史研究家の加登川幸太郎さんや、コメディアンの原一平さんがいます。林業では、町の森林組合が管理から製材までを担い、地元の木を地元で使う取り組みも続けられています。町は、農と森を二本の柱として歩んできました。

町の歴史年表を並べると、1893年に屯田兵が入植し、翌年に当麻神社ができ、1900年に村が分かれ、1957年に鍾乳洞が見つかり、1958年に町になり、1984年にスイカづくりが始まったことが分かります。開拓、信仰、洞窟、農産物。この町の歩みは、約90年のあいだに、湿地を拓く暮らしから、名産品を育てる暮らしへと形を変えてきました。

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夜の顔:この町の怪談と心霊スポット

ここまで、当麻町の昼の顔を歩いてきました。湿地を拓いた屯田兵、鐘の鳴る寺、洞窟に眠る方解石の世界。穏やかな景色の下には、泥にまみれて土地を拓いた人々の時間が重なっています。

この町には、広く知られた心霊スポットとして確認できる場所はありません。当サイトの見方では、怪談の種は、噂ではなく、開拓の途中で倒れた人々の記憶のなかにあるのかもしれません。これは推察ですが、暗い洞窟の静けさや、夜の鐘楼の気配に、人は昔の時間を感じるのでしょう。

鴉番組では、実話怪談や心霊スポットを、行くためではなく記録するために載せています。昼の景色を知ったうえで、夜の物語も読んでみてください。

お出かけの前に

営業時間・料金・休業日・アクセスは変わりやすいため、この記事には載せていません。お出かけの前に、各施設や自治体の公式サイトで最新の情報をご確認ください。天候や災害の影響で立入が制限されている場所もあります。

よくある質問

Q. 当麻町の名前の由来は何ですか?

A. アイヌ語の「トオマ」、湿地の多い所が由来とされます。1900年に當麻村が誕生し、1958年に町制が敷かれました。

Q. 当麻鐘乳洞はいつ見学できますか?

A. 開洞の期間は、毎年おおむね4月下旬から10月下旬までです。年によって変わることがあるため、公式の案内でご確認ください。

Q. 当麻町の名物は何ですか?

A. 黒い皮が特徴のでんすけすいかが有名です。道の駅では、スイカを使ったソフトクリームが人気です。提供の時期は事前にご確認ください。

Q. でんすけすいかの名前の由来は何ですか?

A. 由来は二つあるとされます。テレビで人気だった喜劇役者のキャラクター「デン助」の頭に見立てたという説と、転作の時代に「田を助ける」という思いを込めたという説です。

参考にした公式サイト・資料
https://ja.wikipedia.org/wiki/当麻町
https://ja.wikipedia.org/wiki/当麻鍾乳洞
https://ja.wikipedia.org/wiki/道の駅とうま
https://ja.wikipedia.org/wiki/当麻駅
https://www.mapple.net/pref/01454/spot/
https://ja.wikipedia.org/wiki/でんすけすいか
https://www.town.tohma.hokkaido.jp/

鴉番組

監修者:鈴king.

所属:鴉番組

取材歴:オカルト・ホラー取材7年目(2020年〜)

フォロワー数:YouTube 5,000人超え・X 25,000人超え

現地取材:30件以上

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