
小野篁は、なぜ「昼は朝廷、夜は冥府」で閻魔に仕えた官人と語られたのか
昼は朝廷に仕え、夜は井戸を抜けて冥府で閻魔王の裁きを補佐したと伝わる小野篁。遣唐使の船を拒み隠岐へ流された実在の官人が、なぜ冥官として語られたのか。史実と説話を分け、「わたの原」の歌に込めた思いまで当サイト独自の考察で読み解く。

小野小町はなぜ朽ちる姿まで語られたのか ― 百夜通い・卒塔婆小町・九相図の伝説
絶世の美女とされた歌人・小野小町。実像はほとんど分からないのに、後世は彼女に百夜通いの恋、老いさらばえた物乞いの姿、野にさらされた骸までを語り継いだ。なぜ小町だけがそこまで語られたのか。伝説の成り立ちを追い、当サイト独自の考察で読み解く。

狐の嫁入りは、なぜ「天気雨」と「山を行く灯の列」の二つを指すのか
晴れた空から降る雨と、夜の山を進む灯の行列。まるで違う二つの現象は、なぜどちらも「狐の嫁入り」と呼ばれたのか。各地の伝承や世界の天気雨の呼び名、狐の婚礼を見てはならないという禁忌をたどり、婚礼と境界をめぐる古い感覚を当サイト独自の視点で考察する。

閻魔大王はなぜ嘘つきの舌を抜くのか ― 最初の死者ヤマが裁きの王になるまで
「嘘をつくと閻魔様に舌を抜かれる」。誰もが子どもの頃に聞いたこの脅し文句は、なぜ舌で、なぜ閻魔なのか。古代インドの最初の死者ヤマが冥府の裁判官へと変わるまでの道のりをたどり、戒めに込められた大人たちの恐れを当サイト独自に考察する。