「天の原」の望郷の歌で知られる阿倍仲麻呂は、平安後期の説話で、唐の楼に巣食う鬼として吉備真備の前に現れ、帰国を助けたと語られた。故郷に帰れなかった男はなぜ鬼にされたのか。史実と伝説を分け、当サイト独自の考察で帰れなかった者の念を読み解く。