▲ 凶夢寄り(注意のサイン) 言い伝えでは注意を促す夢。怖がるより「気をつけどころ」を教える夢と読みます
緊張から解き放たれた自由な時間の象徴。楽しい放課後は心の余裕の兆し、帰れない放課後は区切りをつけられない思いへの注意。
心理学から見ると
放課後の夢は、決められた時間が終わったあとの解放感や、自分で過ごし方を選べる自由への願いを映すと読めます。部活や友達との時間が楽しかったなら、心に余裕がある状態。教室に一人で残っていたなら、周りから取り残された感覚や、言いそびれたことへの心残りの表れとも考えられます。
言い伝えと歴史
日本では夕暮れどきを「逢魔が時」と呼び、昼と夜の境目に魔物と出会いやすい時間とされてきました。放課後はちょうどこの時間と重なることが多く、学校の怪談の多くが夕方の誰もいない校舎を舞台にしているのも、この感覚と通じているのかもしれません。
当サイトの考察
当サイトの見方では、放課後の夢は「窓から差す光の色」で読みます。明るい午後の光なら、今の自分に自由な時間が必要だという知らせ。赤い夕日が教室を染めていたなら、終わりかけている何かを名残惜しんでいる印。いつまでもチャイムが鳴らず、日が沈まないまま時間が止まっていたなら、あの頃に言えなかった言葉が、今も教室で待っているのかもしれません。
当サイトの見方:もう一歩深く
放課後の校舎には、下校時刻を知らせる校内放送や、決まった曲が流れる学校がありました。また、夕方になると町の防災無線から「夕焼け小焼け」などのメロディーが流れる地域も多く、子どもたちにとってそれは帰る時間の合図でした。当サイトの見方では、放課後の夢は、この「帰りなさい」という合図にどう応えるかを映すことがあります。夢の中で下校の音楽を聞きながらも帰らずにいたなら、終わりの時間が来ているのに、もう少しだけ今の場所にいたい気持ちの表れ。音楽が鳴ったとたん急いで校舎を出ていたなら、決まりを守ることに必死で、自分の楽しみを後回しにしている状態と読めます。友達と寄り道をしていたなら、まっすぐな道から少しそれる自由を求めているのかもしれません。部活の道具を片づけていた場面なら、一つの努力に区切りをつけようとする時です。これは推察ですが、夕方のチャイムが懐かしく響いた夢は、帰る場所があることへの安心を、心が確かめているのでしょう。
目覚めた朝にできること
今日の予定の最後に、誰にも決められていない自分のための時間を三十分だけ入れてください。好きなことをする放課後を、大人の自分にも。
こんな場面なら
- ◎吉 楽しく過ごしている……懐かしい力(素直さ・仲間)を取り戻したい気持ち
- ▲注意 試験に落ちる・遅刻する……今の評価へのプレッシャー。逆夢とも
- 夢の中で気持ちがよかった……同じ夢でも吉の読みが強まる
- ▲注意 夢の中で怖かった・苦しかった……注意のサインの読みが強まる。まずは休息を
- 何度も同じ夢を見る……心がまだ答えを出していない問題があるサイン
夢違え(ゆめちがえ):気になる夢を良い方へ変える
気になる夢を見た朝、昔の人は獏(ばく)の札を枕の下に敷く、庭の南天に夢を話す、夢違えの歌を唱える、といった方法で夢を良い方へ「違えて」きました。 くわしくはコラム「夢を買う、夢を違える」へ
よくある質問
Q. 放課後の夢は吉夢ですか?凶夢ですか?
A. 言い伝えでは注意を促す夢。怖がるより「気をつけどころ」を教える夢と読みます。緊張から解き放たれた自由な時間の象徴。楽しい放課後は心の余裕の兆し、帰れない放課後は区切りをつけられない思いへの注意。
Q. 放課後の夢を何度も見るのはなぜですか?
A. くり返し見る夢は、心がまだ答えを出していない問題のサインとされます。研究でも、悩みが解決すると同じ夢は見なくなりやすいことが知られています。夢日記をつけると、何がきっかけになっているかが見えてきます。
Q. 放課後の夢を見た朝は何をすればいいですか?
A. 今日の予定の最後に、誰にも決められていない自分のための時間を三十分だけ入れてください。好きなことをする放課後を、大人の自分にも。
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