◇ 吉凶は場面しだい 同じ夢でも場面で吉にも凶にも読まれる夢。下の「こんな場面なら」で読み分けます
つながりと身だしなみの象徴。ボタンをきちんと留める夢は関係の安定、取れる夢は人間関係のほころびに注意。
分類: 物・道具(この分類の夢の読み方)
心理学から見ると
ボタンは二つの布を留め合わせる道具で、夢では人と人、あるいは自分の内と外をつなぐものの象徴と読めます。掛け違える夢は、物事の最初の手順を誤っているという感覚の表れとされます。きっちり留まらないもどかしさは、日中の小さな行き違いが心に残っている印かもしれません。
言い伝えと歴史
日本では卒業式の日に、学生服の第二ボタンを思いを寄せる相手に渡す習わしが広く知られています。心臓にいちばん近いボタンだから、という説明がよく語られます。夢占いでは、ボタンが取れる夢は人間関係のゆるみ、付け直す夢は関係の修復の兆しと読まれることがあります。
当サイトの考察
当サイトの見方では、ボタンの夢は「どこを留めておきたいか」の問いです。取れたボタンを拾ってポケットにしまったなら、失いかけた縁をまだ大切にしたい気持ちがある。拾わずに歩き去ったなら、その縁はもう役目を終えたと心が知っているのかもしれません。
当サイトの見方:もう一歩深く
多くの家庭には、取れたボタンや服についてきた予備のボタンをためておく缶や小箱があります。形も色もばらばらのボタンは、それぞれ昔着ていた服の名残で、眺めているとその服を着ていた頃の季節や出来事がよみがえることがあります。当サイトの見方では、ボタンの夢は、こうした「小さな記憶の留め具」に心が触れているときにも現れます。祖母や母の裁縫箱からボタンを探していたなら、家族から受け取ってきた手仕事や気づかいを、いま自分も誰かに向けたいと感じているのでしょう。一番上のボタンまできっちり留めて息苦しかったなら、礼儀や規則を守ろうと気を張りすぎている状態かもしれません。掛け違いに自分ではなく他人が気づいて教えてくれた夢なら、身近に、あなたのずれをそっと直してくれる味方がいると読めます。これは推察ですが、ボタンよりボタン穴が印象に残った夢は、新しいつながりを受け入れる余白が、まだあなたの中にあることを示しているのでしょう。
目覚めた朝にできること
取れかけのボタンがないか、よく着る服を一枚だけ確かめてみてください。糸を通して付け直す数分は、ほつれかけた関係を思い出すきっかけにもなります。
こんな場面なら
- ◎吉 もらう・見つける……新しい力や機会が手に入る兆し
- ▲注意 なくす・壊れる……その物が表すもの(立場・関係・自信)への不安
- 古い・汚れている……見直したい習慣や、手放す時期のサイン
- 夢の中で気持ちがよかった……同じ夢でも吉の読みが強まる
- ▲注意 夢の中で怖かった・苦しかった……注意のサインの読みが強まる。まずは休息を
- 何度も同じ夢を見る……心がまだ答えを出していない問題があるサイン
夢違え(ゆめちがえ):気になる夢を良い方へ変える
気になる夢を見た朝、昔の人は獏(ばく)の札を枕の下に敷く、庭の南天に夢を話す、夢違えの歌を唱える、といった方法で夢を良い方へ「違えて」きました。 くわしくはコラム「夢を買う、夢を違える」へ
よくある質問
Q. ボタンの夢は吉夢ですか?凶夢ですか?
A. 同じ夢でも場面で吉にも凶にも読まれる夢。下の「こんな場面なら」で読み分けます。つながりと身だしなみの象徴。ボタンをきちんと留める夢は関係の安定、取れる夢は人間関係のほころびに注意。
Q. ボタンの夢を何度も見るのはなぜですか?
A. くり返し見る夢は、心がまだ答えを出していない問題のサインとされます。研究でも、悩みが解決すると同じ夢は見なくなりやすいことが知られています。夢日記をつけると、何がきっかけになっているかが見えてきます。
Q. ボタンの夢を見た朝は何をすればいいですか?
A. 取れかけのボタンがないか、よく着る服を一枚だけ確かめてみてください。糸を通して付け直す数分は、ほつれかけた関係を思い出すきっかけにもなります。
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※ 夢占いは心理学・民間伝承にもとづく娯楽としての解釈であり、科学的に証明されたものではありません。「当サイトの考察」は当サイト独自の推察です。