◇ 吉凶は場面しだい 同じ夢でも場面で吉にも凶にも読まれる夢。下の「こんな場面なら」で読み分けます
新しい始まりや、誰より早く動き出す意欲の象徴。始発に乗れる夢は再出発の好機、乗り遅れる夢は準備不足や焦りへの注意とされる。
分類: 乗り物(この分類の夢の読み方)
心理学から見ると
始発は、夜が終わり一日が動き出す最初の便です。夢では、新しいことを始めたい意欲や、長い迷いの時期を抜けて再出発したい気持ちを映すと読めます。まだ暗いホームで待っていたなら、始まりの前の不安と期待が入り混じった状態。夜通し起きていて始発を待っていた夢なら、何かを終わらせてから次へ進みたいという心とも考えられます。
言い伝えと歴史
日本では古くから、夜と朝の境目は特別な時間とされ、一番鶏の声が夜の魔物を退ける合図とも言われてきました。西洋にも「夜明け前がいちばん暗い」ということわざがあります。鉄道の時代になると、始発は朝の市場へ向かう人や夜勤明けの人を運ぶ「一日の幕開け」の象徴になりました。夢占いでは、始発に乗る夢は新しい計画の順調な滑り出しを表すとされます。
当サイトの考察
当サイトの見方では、始発の夢は「乗客が誰だったか」で読み分けます。ほかにも眠そうな乗客がいたなら、同じように新しい一日を始める仲間がいる安心。がらんとした車両に、自分ともう一人だけが座っていた夢は、夜から朝へ移る境目に、まだ別れを告げていない誰かが同乗している印かもしれません。降りる駅で振り返ったかどうかも大切です。
当サイトの見方:もう一歩深く
始発電車には、二種類の乗客が乗り合わせています。これから仕事や市場へ向かう人と、夜勤明けや、夜通し過ごしたあとに家へ帰る人です。同じ車両の中で、一日を始める人と終える人が、黙って隣り合っている。窓の外は、走っているうちに暗い青から少しずつ白んでいきます。当サイトの見方では、始発の夢は「自分は今、始めようとしているのか、終えようとしているのか」を問いかけることがあります。夢の中で始発に乗って家へ帰る途中だったなら、長く続いた何かをようやく終わらせ、休みたい気持ちの表れ。出かける側だったなら、新しいことへ踏み出す準備が整ってきていると読めます。窓の外が明るくなっていくのを見つめていた夢は、長い迷いの夜が終わりに近い知らせです。これは推察ですが、この夢は、終わりと始まりが同じ一本の電車に乗っていることを教えているのでしょう。
目覚めた朝にできること
明日の朝、いつもより15分早く起きて、静かな時間に今日やりたいことを一つだけ決めてみてください。
こんな場面なら
- ◎吉 自分で運転してうまく進む……人生の主導権を握れている
- ▲注意 乗り遅れる・止まる……機会を逃す不安、または休むべき時
- 誰かに運ばれる……流れに任せている。任せてよい時と、自分で決める時の見極めを
- 夢の中で気持ちがよかった……同じ夢でも吉の読みが強まる
- ▲注意 夢の中で怖かった・苦しかった……注意のサインの読みが強まる。まずは休息を
- 何度も同じ夢を見る……心がまだ答えを出していない問題があるサイン
夢違え(ゆめちがえ):気になる夢を良い方へ変える
気になる夢を見た朝、昔の人は獏(ばく)の札を枕の下に敷く、庭の南天に夢を話す、夢違えの歌を唱える、といった方法で夢を良い方へ「違えて」きました。 くわしくはコラム「夢を買う、夢を違える」へ
よくある質問
Q. 始発の夢は吉夢ですか?凶夢ですか?
A. 同じ夢でも場面で吉にも凶にも読まれる夢。下の「こんな場面なら」で読み分けます。新しい始まりや、誰より早く動き出す意欲の象徴。始発に乗れる夢は再出発の好機、乗り遅れる夢は準備不足や焦りへの注意とされる。
Q. 始発の夢を何度も見るのはなぜですか?
A. くり返し見る夢は、心がまだ答えを出していない問題のサインとされます。研究でも、悩みが解決すると同じ夢は見なくなりやすいことが知られています。夢日記をつけると、何がきっかけになっているかが見えてきます。
Q. 始発の夢を見た朝は何をすればいいですか?
A. 明日の朝、いつもより15分早く起きて、静かな時間に今日やりたいことを一つだけ決めてみてください。
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