◇ 吉凶は場面しだい 同じ夢でも場面で吉にも凶にも読まれる夢。下の「こんな場面なら」で読み分けます
自分に合わない場所にいる息苦しさや、力を発揮できない焦りの表れ。水に戻せたなら状況が好転する兆し。
心理学から見ると
水の外で口をぱくぱくさせる魚は、環境の変化についていけず、息苦しさを感じている自分の姿と読めます。新しい職場や学校、慣れない人間関係の中にいる時に見やすい夢です。魚が苦しんでいるのを見てどう感じたかで、自分の居心地の悪さをどれほど自覚しているかが分かるとも考えられます。
言い伝えと歴史
英語には場違いな状態を表す「水から出た魚」という言い回しがあり、日本語にも得意な場所を離れて力を失うことを「陸に上がった河童」とたとえる言葉があります。住む場所を間違えると本来の力が出ない、という感覚は洋の東西を問わず共有されてきたようです。
当サイトの考察
当サイトの見方では、魚を打ち上げたのが何だったかを考えたいところです。大きな波だったなら、自分では防げなかった変化に押し流された心。潮が引いていったなら、以前は満ちていた支えや愛情が知らないうちに引いていったのかもしれません。浜に残された魚は、戻る道を探しているあなた自身です。
当サイトの見方:もう一歩深く
魚はえらで水の中の酸素を取り込んで呼吸しているため、水から出るとえらがうまく働かなくなり、たちまち苦しくなると知られています。陸の上でぱくぱくと口を動かす姿は、空気はたっぷりあるのに息ができない、という皮肉な状態です。当サイトの見方では、陸に打ち上げられた魚の夢を見る人は、周りから見れば恵まれた環境にいるのに、自分にとっては息がしにくい、という分かってもらいにくい苦しさを抱えていることが多いように思います。夢の中で魚を水たまりに入れてあげたなら、完全ではなくても一息つける場所を、自分で見つけられる力がある印。誰かが魚を拾い上げて海へ返してくれたなら、本来の場所へ戻るきっかけを、周りの人が運んでくれるのかもしれません。これは推察ですが、打ち上げられた魚がやがて足を生やして歩き出した夢なら、合わない場所に慣れるのではなく、新しい形に変わっていく力を秘めているとも読めると当サイトは考えます。
目覚めた朝にできること
今日は自分が一番のびのびできる場所や相手を一つ思い出し、短い時間でもそこに身を置いてみてください。水に戻る時間を意識的に作ることが大切です。
こんな場面なら
- ◎吉 近づいてくる・なついてくる……味方や助けが近づいている兆し
- ▲注意 襲ってくる・噛まれる……抑えている感情や、身近な人との摩擦への注意
- 死んでいる・弱っている……その動物が表す力(本能・元気)が落ちているサイン
- 大きい・白い・金色……意味が強まる。白や金は吉の度合いが上がるとされる
- 夢の中で気持ちがよかった……同じ夢でも吉の読みが強まる
- ▲注意 夢の中で怖かった・苦しかった……注意のサインの読みが強まる。まずは休息を
- 何度も同じ夢を見る……心がまだ答えを出していない問題があるサイン
夢違え(ゆめちがえ):気になる夢を良い方へ変える
気になる夢を見た朝、昔の人は獏(ばく)の札を枕の下に敷く、庭の南天に夢を話す、夢違えの歌を唱える、といった方法で夢を良い方へ「違えて」きました。 くわしくはコラム「夢を買う、夢を違える」へ
よくある質問
Q. 陸に打ち上げられた魚の夢は吉夢ですか?凶夢ですか?
A. 同じ夢でも場面で吉にも凶にも読まれる夢。下の「こんな場面なら」で読み分けます。自分に合わない場所にいる息苦しさや、力を発揮できない焦りの表れ。水に戻せたなら状況が好転する兆し。
Q. 陸に打ち上げられた魚の夢を何度も見るのはなぜですか?
A. くり返し見る夢は、心がまだ答えを出していない問題のサインとされます。研究でも、悩みが解決すると同じ夢は見なくなりやすいことが知られています。夢日記をつけると、何がきっかけになっているかが見えてきます。
Q. 陸に打ち上げられた魚の夢を見た朝は何をすればいいですか?
A. 今日は自分が一番のびのびできる場所や相手を一つ思い出し、短い時間でもそこに身を置いてみてください。水に戻る時間を意識的に作ることが大切です。
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※ 夢占いは心理学・民間伝承にもとづく娯楽としての解釈であり、科学的に証明されたものではありません。「当サイトの考察」は当サイト独自の推察です。