▲ 凶夢寄り(注意のサイン) 言い伝えでは注意を促す夢。怖がるより「気をつけどころ」を教える夢と読みます
大きく跳ぶ姿から、飛躍や思い切った行動の象徴。大群のバッタは物事が手に負えなくなる不安や、損失への注意とされる。
心理学から見ると
勢いよく跳ねるバッタは、心理学的には「一気に状況を変えたい」という衝動の象徴と読めます。一匹が高く跳んだなら、思い切った決断への意欲。どこへ跳ぶか分からず落ち着かなかったなら、方向の定まらない焦りとも考えられます。大群だった場合は、処理しきれない心配事の多さを映すことがあります。
言い伝えと歴史
バッタの仲間が大発生して作物を食い尽くす被害は「蝗害」と呼ばれ、旧約聖書の出エジプト記にもいなごの災いが描かれています。一方で日本では、イナゴを佃煮にして食べる地域もあり、秋の田んぼの身近な虫でもありました。恵みと災い、両方の顔を持つ虫です。
当サイトの考察
当サイトの見方では、バッタの夢は「一匹の跳躍と、群れの暴走」の違いを問う夢です。一匹で跳ぶなら飛躍ですが、周りに流されて一斉に動けば、すべてを食い尽くす災いにもなります。あなたの今の行動は、自分の意志の跳躍でしょうか。それとも、群れの勢いに乗っているだけでしょうか。
当サイトの見方:もう一歩深く
バッタは跳ぶ直前、太く大きな後ろ脚を折りたたみ、その中にばねのように力をため込んでから、一瞬で解き放つことで、体の何倍もの距離を跳ぶと知られています。外から見れば突然の跳躍でも、その前には、じっと身を低くする静かな時間があるのです。当サイトの見方では、バッタの夢は、思い切った行動の衝動だけでなく、「跳ぶ前の、力をためる時間」をどう過ごしているかを映していると読めます。夢でバッタが草の上でじっと身構えていたなら、今は動けないもどかしさの中で、次の跳躍に向けた力が確かにたまりつつある印。何度も跳ぼうとして足を滑らせていたなら、準備が整う前に結果を急いでいるのかもしれません。草むらを歩くあなたの足元から次々とバッタが跳び出していたなら、自分の一歩が、思いがけず周りの人や物事を動かしていることへの気づきとも考えられます。これは推察ですが、着地する場所が見えないまま跳んだ夢は、行き先より、跳ぶと決めた自分を信じたい気持ちの表れでしょう。
目覚めた朝にできること
今考えている大きな決断があれば、それが自分の本心か、周りの勢いかを一度確かめてください。自分で決めたことなら、思い切って一歩踏み出しましょう。
こんな場面なら
- ◎吉 近づいてくる・なついてくる……味方や助けが近づいている兆し
- ▲注意 襲ってくる・噛まれる……抑えている感情や、身近な人との摩擦への注意
- 死んでいる・弱っている……その動物が表す力(本能・元気)が落ちているサイン
- 大きい・白い・金色……意味が強まる。白や金は吉の度合いが上がるとされる
- 夢の中で気持ちがよかった……同じ夢でも吉の読みが強まる
- ▲注意 夢の中で怖かった・苦しかった……注意のサインの読みが強まる。まずは休息を
- 何度も同じ夢を見る……心がまだ答えを出していない問題があるサイン
夢違え(ゆめちがえ):気になる夢を良い方へ変える
気になる夢を見た朝、昔の人は獏(ばく)の札を枕の下に敷く、庭の南天に夢を話す、夢違えの歌を唱える、といった方法で夢を良い方へ「違えて」きました。 くわしくはコラム「夢を買う、夢を違える」へ
よくある質問
Q. バッタの夢は吉夢ですか?凶夢ですか?
A. 言い伝えでは注意を促す夢。怖がるより「気をつけどころ」を教える夢と読みます。大きく跳ぶ姿から、飛躍や思い切った行動の象徴。大群のバッタは物事が手に負えなくなる不安や、損失への注意とされる。
Q. バッタの夢を何度も見るのはなぜですか?
A. くり返し見る夢は、心がまだ答えを出していない問題のサインとされます。研究でも、悩みが解決すると同じ夢は見なくなりやすいことが知られています。夢日記をつけると、何がきっかけになっているかが見えてきます。
Q. バッタの夢を見た朝は何をすればいいですか?
A. 今考えている大きな決断があれば、それが自分の本心か、周りの勢いかを一度確かめてください。自分で決めたことなら、思い切って一歩踏み出しましょう。
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※ 夢占いは心理学・民間伝承にもとづく娯楽としての解釈であり、科学的に証明されたものではありません。「当サイトの考察」は当サイト独自の推察です。