▲ 凶夢寄り(注意のサイン) 言い伝えでは注意を促す夢。怖がるより「気をつけどころ」を教える夢と読みます
ネット怪談で知られる、背の高い白い服の女。逃れられない執着や、見込まれてしまう不安の象徴とされる。
心理学から見ると
見上げるほど背の高い存在に見込まれる夢は、逃れられない執着や、誰かに目をつけられている不安の象徴と読めます。相手が大きすぎて視線から逃げられない感覚は、上司や親など、力の差がある相手からの注目や期待に息苦しさを感じているときに重なりやすいとも考えられます。
言い伝えと歴史
八尺様は2000年代にネット掲示板で語られ広まった怪談で、背の高い白い服の女が子どもに目をつけ、「ぽぽぽ」という特有の声で呼びかけるとされます。話の中では、その存在は土地の中に封じられていると語られ、外から来た者が狙われるという形は、古い土着の怪異譚にも通じるものがあります。
当サイトの考察
当サイトの見方では、八尺様の夢は「好かれることの怖さ」の夢です。好意や期待も、度を越せば逃げ場を奪います。夢の中で声だけが聞こえていたなら、まだ距離を取れる段階。姿を見てしまい目が合ったなら、誰かの重すぎる期待に応えようとして、自分をすり減らしていないか振り返る時だと考えます。
当サイトの見方:もう一歩深く
八尺様は、2000年代にインターネットの掲示板で語られた比較的新しい怪談で、実在が確かめられたものではありません。それでもこの話が今も語り継がれるのは、読んだ人の多くが「知らない大人に見られている」という子どもの頃の怖さを思い出すからではないでしょうか。物語では、親族が総出で主人公を守り、車で土地から連れ出す場面が印象に残ります。当サイトの見方では、八尺様の夢は「守ってくれる人がいるか」を確かめる夢でもあります。夢の中で家族や友人が一緒にいて、あなたをかばっていたなら、現実でも頼れる人がそばにいる印。ひとりで逃げ回っていたなら、助けを求めること自体をためらっているのかもしれません。また、窓の外から高い位置でのぞき込まれる夢は、SNSや職場で常に誰かの目を意識して、気の休まらない状態の表れとも読めます。これは推察ですが、この夢は怖い存在そのものより、見られ続ける疲れを知らせているのだと考えます。
目覚めた朝にできること
負担に感じている誰かの期待を一つ書き出し、全部に応えなくてよいと自分に言ってください。応えられる範囲を一行添えておくと、断るときの言葉にもなります。
こんな場面なら
- 噂を聞くだけ……周りの話に心が揺れている。情報を選ぶ時期
- ▲注意 自分が当事者になる……逃げ場のない不安や、ネットの見すぎによる疲れ
- ◎吉 逃げ切る・謎を解く……不安を自分の力で乗り越えられる
- 夢の中で気持ちがよかった……同じ夢でも吉の読みが強まる
- ▲注意 夢の中で怖かった・苦しかった……注意のサインの読みが強まる。まずは休息を
- 何度も同じ夢を見る……心がまだ答えを出していない問題があるサイン
夢違え(ゆめちがえ):気になる夢を良い方へ変える
気になる夢を見た朝、昔の人は獏(ばく)の札を枕の下に敷く、庭の南天に夢を話す、夢違えの歌を唱える、といった方法で夢を良い方へ「違えて」きました。 くわしくはコラム「夢を買う、夢を違える」へ
よくある質問
Q. 八尺様の夢は吉夢ですか?凶夢ですか?
A. 言い伝えでは注意を促す夢。怖がるより「気をつけどころ」を教える夢と読みます。ネット怪談で知られる、背の高い白い服の女。逃れられない執着や、見込まれてしまう不安の象徴とされる。
Q. 八尺様の夢を何度も見るのはなぜですか?
A. くり返し見る夢は、心がまだ答えを出していない問題のサインとされます。研究でも、悩みが解決すると同じ夢は見なくなりやすいことが知られています。夢日記をつけると、何がきっかけになっているかが見えてきます。
Q. 八尺様の夢を見た朝は何をすればいいですか?
A. 負担に感じている誰かの期待を一つ書き出し、全部に応えなくてよいと自分に言ってください。応えられる範囲を一行添えておくと、断るときの言葉にもなります。
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