◇ 吉凶は場面しだい 同じ夢でも場面で吉にも凶にも読まれる夢。下の「こんな場面なら」で読み分けます
答えを外に求めすぎている表れとされる。途中でやめられない夢は、断ち切れない関係や習慣への注意。
心理学から見ると
こっくりさんの夢は、自分で決めることを避け、答えを外のものに委ねたい気持ちを映すと読めます。指を置いた硬貨がひとりでに動くように感じるのは、本人が意識しない小さな筋肉の動きによるものと考えられており、夢でも「自分で動かしているのに、そう思いたくない」心の働きが表れているとも考えられます。
言い伝えと歴史
こっくりさんは、明治時代に西洋の降霊遊びが伝わって広まったものとする説があり、「狐狗狸」という当て字も知られています。明治の哲学者井上円了はこれを研究し、霊の仕業ではなく心の働きで説明できると論じました。昭和にも学校で流行し、やめ方を誤ると祟られるといううわさも一緒に広まりました。
当サイトの考察
当サイトの見方では、こっくりさんの夢は「何を尋ねていたか」が鍵です。恋や進路を聞いていたなら、自分で選ぶ責任の重さからの逃げ道。硬貨が「はい」でも「いいえ」でもない場所へ動いたなら、あなたの本当の答えは用意された選択肢の外にあるのだと思います。やめられない夢は、手放せない習慣への警告です。
当サイトの見方:もう一歩深く
こっくりさんは、ひとりではなく何人かで指を置いて行うものでした。放課後の教室で、息をひそめて硬貨の動きを見つめた記憶のある人もいるでしょう。誰かが動かしているのではと疑いながらも、その場の空気に飲まれて、みんなで同じものを信じかけてしまう。そこには、遊びと怖さと仲間意識が入り混じっていました。当サイトの見方では、こっくりさんの夢は「みんなで決めたことの責任」を問う夢でもあります。夢で一緒に指を置いていた顔ぶれが、今の職場や友人なら、周りの空気に合わせて、本当は納得していない結論に流されていないか振り返る時期かもしれません。自分だけがこっそり指を離していたなら、集団から一歩引いて冷静に見たいという気持ちの表れと読みます。これは推察ですが、硬貨が勝手に動いて誰も止められなかった夢は、話が大きくなりすぎて誰も「やめよう」と言い出せない状況を、心が案じているのでしょう。
目覚めた朝にできること
今日、迷っていることを一つ選び、人に聞く前に「自分ならこうする」と先に書いてみてください。答えはすでにあなたの手の中にあります。
こんな場面なら
- 噂を聞くだけ……周りの話に心が揺れている。情報を選ぶ時期
- ▲注意 自分が当事者になる……逃げ場のない不安や、ネットの見すぎによる疲れ
- ◎吉 逃げ切る・謎を解く……不安を自分の力で乗り越えられる
- 夢の中で気持ちがよかった……同じ夢でも吉の読みが強まる
- ▲注意 夢の中で怖かった・苦しかった……注意のサインの読みが強まる。まずは休息を
- 何度も同じ夢を見る……心がまだ答えを出していない問題があるサイン
夢違え(ゆめちがえ):気になる夢を良い方へ変える
気になる夢を見た朝、昔の人は獏(ばく)の札を枕の下に敷く、庭の南天に夢を話す、夢違えの歌を唱える、といった方法で夢を良い方へ「違えて」きました。 くわしくはコラム「夢を買う、夢を違える」へ
よくある質問
Q. こっくりさんの夢は吉夢ですか?凶夢ですか?
A. 同じ夢でも場面で吉にも凶にも読まれる夢。下の「こんな場面なら」で読み分けます。答えを外に求めすぎている表れとされる。途中でやめられない夢は、断ち切れない関係や習慣への注意。
Q. こっくりさんの夢を何度も見るのはなぜですか?
A. くり返し見る夢は、心がまだ答えを出していない問題のサインとされます。研究でも、悩みが解決すると同じ夢は見なくなりやすいことが知られています。夢日記をつけると、何がきっかけになっているかが見えてきます。
Q. こっくりさんの夢を見た朝は何をすればいいですか?
A. 今日、迷っていることを一つ選び、人に聞く前に「自分ならこうする」と先に書いてみてください。答えはすでにあなたの手の中にあります。
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