◇ 吉凶は場面しだい 同じ夢でも場面で吉にも凶にも読まれる夢。下の「こんな場面なら」で読み分けます
努力が実を結ぶ豊かさの象徴。実のたわわな果樹園は収穫や成功の吉夢、枯れた木や落ちた実は手入れ不足への注意とされる。
心理学から見ると
果樹園は、時間をかけて育ててきたものの象徴と読めます。果実は長い手入れの末にしか実らないため、仕事や人間関係、学びなど、積み重ねてきたことの成果を心が確かめようとしているのかもしれません。熟す前の青い実なら、焦らず待つ段階とも考えられます。
言い伝えと歴史
日本には小正月の頃、果樹に刃物を当てて「成るか成らぬか」と問い、別の人が「成ります」と答える「成木責め」という行事が各地に伝わっています。実りは人の願いと脅しの両方で引き出すもの、という素朴な信仰が見えます。夢占いでも果樹園は豊かさの吉兆とされます。
当サイトの考察
当サイトの見方では、果樹園の夢は「実を誰が摘んでいたか」で読み分けます。あなた自身が摘んでいたなら、努力の成果を受け取ってよい時期です。他人ばかりが収穫していたなら、自分の実りを人に譲りすぎている、あるいは功績を奪われる不安があるのかもしれません。
当サイトの見方:もう一歩深く
「桃栗三年柿八年」ということわざがあるように、果樹は苗を植えてから実をつけるまでに、何年もの歳月がかかります。また果樹園では、実が小さいうちに一部を摘み取って数を減らし、残った実を大きく甘く育てる「摘果」という作業が行われます。たくさん実らせることより、選んで残すことが、良い実りにつながるのです。当サイトの見方では、果樹園の夢を見る人は、抱えている計画や関係のすべてを実らせようとして、力が分散していることに、心が気づき始めている時期にいます。場面の違いにも注目してください。自分で小さな実を摘み取っていたなら、何を残し何を諦めるかを選ぶ覚悟ができつつある印。実に一つひとつ袋をかけていたなら、大切なものを外の害から守りたい慎重さでしょう。熟した実を鳥に食べられてしまった夢は、努力の成果を誰かに横取りされることへの不安かもしれません。これは推察ですが、まだ実のならない若木を見上げていた夢は、すぐに結果を求めず、時間をかけて育てる時期であることを、心が教えてくれているのでしょう。
目覚めた朝にできること
最近がんばったことを一つ思い出し、自分をきちんと褒めてあげてください。季節の果物を一つ味わうのも、実りを受け取る小さな練習になります。
こんな場面なら
- ◎吉 穏やか・澄んでいる……心が落ち着き、物事が順調に流れる兆し
- ▲注意 荒れている・飲み込まれる……感情があふれそう、または周りの変化に振り回されている
- 眺めているだけ……変化を少し離れた所から見ている。準備の時期
- 夢の中で気持ちがよかった……同じ夢でも吉の読みが強まる
- ▲注意 夢の中で怖かった・苦しかった……注意のサインの読みが強まる。まずは休息を
- 何度も同じ夢を見る……心がまだ答えを出していない問題があるサイン
夢違え(ゆめちがえ):気になる夢を良い方へ変える
気になる夢を見た朝、昔の人は獏(ばく)の札を枕の下に敷く、庭の南天に夢を話す、夢違えの歌を唱える、といった方法で夢を良い方へ「違えて」きました。 くわしくはコラム「夢を買う、夢を違える」へ
よくある質問
Q. 果樹園の夢は吉夢ですか?凶夢ですか?
A. 同じ夢でも場面で吉にも凶にも読まれる夢。下の「こんな場面なら」で読み分けます。努力が実を結ぶ豊かさの象徴。実のたわわな果樹園は収穫や成功の吉夢、枯れた木や落ちた実は手入れ不足への注意とされる。
Q. 果樹園の夢を何度も見るのはなぜですか?
A. くり返し見る夢は、心がまだ答えを出していない問題のサインとされます。研究でも、悩みが解決すると同じ夢は見なくなりやすいことが知られています。夢日記をつけると、何がきっかけになっているかが見えてきます。
Q. 果樹園の夢を見た朝は何をすればいいですか?
A. 最近がんばったことを一つ思い出し、自分をきちんと褒めてあげてください。季節の果物を一つ味わうのも、実りを受け取る小さな練習になります。
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