▲ 凶夢寄り(注意のサイン) 言い伝えでは注意を促す夢。怖がるより「気をつけどころ」を教える夢と読みます
一時的なトラブルや気分の曇りの象徴。すぐに晴れる通り雨は悩みが長引かない兆し、雨宿りで誰かと出会う夢は思わぬ縁の知らせとされる。
心理学から見ると
通り雨は、さっと降ってすぐに通り過ぎていく雨です。夢に出る通り雨は、今抱えている悩みや落ちこみが一時的なものだと、心のどこかでわかっている状態を映すと読めます。傘がなくて濡れてしまう夢は、予想外の出来事への備えが足りないと感じている気持ちとも考えられます。
言い伝えと歴史
日本語には、にわか雨、時雨、村雨など、短く降る雨を表す言葉が数多くあります。軒先や木の下での雨宿りは、見知らぬ人同士が同じ場所で雨がやむのを待つ場面として、昔話や物語にもよく描かれてきました。そこから思わぬ縁が生まれるという筋は、今も多くの人に好まれています。
当サイトの考察
当サイトの見方では、通り雨の夢は「立ち止まることを許された時間」です。雨宿りをしながら空を見上げていたなら、急ぎすぎた足を少し休めるよう心が求めています。雨宿りの軒下で隣に立っていた人の顔が思い出せないまま気になったなら、あなたの人生を少しだけ変える出会いが、名前も知らないうちに通り過ぎようとしているのかもしれません。
当サイトの見方:もう一歩深く
日が差しているのに雨が降る天気雨を、昔の人は「狐の嫁入り」と呼び、見えないところで何かが執り行われている気配として語ってきました。通り雨にも、それに似た不思議な余韻があります。あっという間に降って、あっという間にやむため、傘を持っていない日に限って出会うものでもあります。当サイトの見方では、この夢は、準備していないときに訪れる小さな試練と、その受け止め方を映しています。誰かに傘を差し出されたなら、困ったときに思いがけない助けが得られる予感。反対に自分が傘を差し出していたなら、人の役に立ちたい気持ちが高まっている時期でしょう。これは推察ですが、濡れるのをまったく気にせず雨の中を歩いていた夢は、小さな失敗にくよくよしない強さが育っている印です。急いで建物に駆け込み、雨がやむのを窓からじっと待っていた夢なら、今は動かずに様子を見るのが賢いと心が判断しているのかもしれません。雨上がりにどこへ向かったかが、次の一歩の方向を示していると当サイトは考えます。
目覚めた朝にできること
今日は、急いでいる時ほど五分だけ立ち止まってみてください。カバンに折りたたみ傘を一本入れておくのも、夢を現実の小さな備えに変える方法です。
こんな場面なら
- ◎吉 穏やか・澄んでいる……心が落ち着き、物事が順調に流れる兆し
- ▲注意 荒れている・飲み込まれる……感情があふれそう、または周りの変化に振り回されている
- 眺めているだけ……変化を少し離れた所から見ている。準備の時期
- 夢の中で気持ちがよかった……同じ夢でも吉の読みが強まる
- ▲注意 夢の中で怖かった・苦しかった……注意のサインの読みが強まる。まずは休息を
- 何度も同じ夢を見る……心がまだ答えを出していない問題があるサイン
夢違え(ゆめちがえ):気になる夢を良い方へ変える
気になる夢を見た朝、昔の人は獏(ばく)の札を枕の下に敷く、庭の南天に夢を話す、夢違えの歌を唱える、といった方法で夢を良い方へ「違えて」きました。 くわしくはコラム「夢を買う、夢を違える」へ
よくある質問
Q. 通り雨の夢は吉夢ですか?凶夢ですか?
A. 言い伝えでは注意を促す夢。怖がるより「気をつけどころ」を教える夢と読みます。一時的なトラブルや気分の曇りの象徴。すぐに晴れる通り雨は悩みが長引かない兆し、雨宿りで誰かと出会う夢は思わぬ縁の知らせとされる。
Q. 通り雨の夢を何度も見るのはなぜですか?
A. くり返し見る夢は、心がまだ答えを出していない問題のサインとされます。研究でも、悩みが解決すると同じ夢は見なくなりやすいことが知られています。夢日記をつけると、何がきっかけになっているかが見えてきます。
Q. 通り雨の夢を見た朝は何をすればいいですか?
A. 今日は、急いでいる時ほど五分だけ立ち止まってみてください。カバンに折りたたみ傘を一本入れておくのも、夢を現実の小さな備えに変える方法です。
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