◇ 吉凶は場面しだい 同じ夢でも場面で吉にも凶にも読まれる夢。下の「こんな場面なら」で読み分けます
心を落ち着け、自分を見つめ直したい願いの表れ。静かに座れたなら精神が整う吉兆、集中できなければ疲れへの注意とされる。
心理学から見ると
座禅を組む夢は、周りの騒がしさから離れて、自分の内側に戻りたいという欲求を映すと読めます。雑念が次々に浮かんで集中できなかったなら、それだけ頭の中に処理しきれない情報や気がかりがたまっている状態とも考えられます。足のしびれや痛みが印象に残ったなら、体の疲れにも目を向けてください。
言い伝えと歴史
座禅は禅宗の中心的な修行で、姿勢と呼吸を整えてただ座ることを大切にします。禅を中国に伝えたとされる達磨大師には、壁に向かって九年座り続けたという伝説があり、手足のない達磨人形の姿はこの話に由来するといわれます。
当サイトの考察
当サイトの見方では、座っている間に「背後で何が起きていたか」を大切にします。静けさの中で肩を警策で打たれたなら、誰かの厳しい言葉を、実は自分の支えとして受け取れる時期。背後に気配だけがあって振り向けなかったなら、向き合うのを避けている感情が、すぐそこまで来ているのかもしれません。
当サイトの見方:もう一歩深く
座禅では目を閉じきらず、視線を少し前の床に落とす半眼で座るよう教えられることが多いといわれます。眠りに逃げず、かといって外の世界に心を奪われもしない、その中間に身を置く姿勢です。当サイトの見方では、夢の中の座禅もこの「中間」に意味があります。眠っていながら座って目覚めていようとするのは、休みたい気持ちと、まだ気を抜けない責任感が、同じ強さでせめぎ合っている状態とも読めるからです。どこで座っていたかも手がかりになります。お寺の堂で大勢と並んで座っていたなら、周りと足並みをそろえることで心の安定を得ている時期。職場の机や駅のホームなど、ふさわしくない場所で座り込んでいたなら、日常のただ中で立ち止まる時間を強く求めているのでしょう。これは推察ですが、夜になると考えごとが止まらず寝つけない人ほど、この夢を見やすいのかもしれません。夢の中で静かに座れたなら、心はすでに自分で落ち着く方法を探し始めています。
目覚めた朝にできること
今日、三分だけ目を閉じて背筋を伸ばし、呼吸の数を数えてみましょう。浮かんでくる考えを追わずに見送るだけで、頭の中に少し余白が生まれます。
こんな場面なら
- ◎吉 静かに見守っている……守られている、または伝えたいことがあるという知らせ
- ▲注意 追ってくる・襲ってくる……向き合っていない不安や疲れの形。現実では休息を
- 言葉をかけてくる……言葉の中身がそのままお告げ。覚えている言葉を書き留めて
- 夢の中で気持ちがよかった……同じ夢でも吉の読みが強まる
- ▲注意 夢の中で怖かった・苦しかった……注意のサインの読みが強まる。まずは休息を
- 何度も同じ夢を見る……心がまだ答えを出していない問題があるサイン
夢違え(ゆめちがえ):気になる夢を良い方へ変える
気になる夢を見た朝、昔の人は獏(ばく)の札を枕の下に敷く、庭の南天に夢を話す、夢違えの歌を唱える、といった方法で夢を良い方へ「違えて」きました。 くわしくはコラム「夢を買う、夢を違える」へ
よくある質問
Q. 座禅を組む夢は吉夢ですか?凶夢ですか?
A. 同じ夢でも場面で吉にも凶にも読まれる夢。下の「こんな場面なら」で読み分けます。心を落ち着け、自分を見つめ直したい願いの表れ。静かに座れたなら精神が整う吉兆、集中できなければ疲れへの注意とされる。
Q. 座禅を組む夢を何度も見るのはなぜですか?
A. くり返し見る夢は、心がまだ答えを出していない問題のサインとされます。研究でも、悩みが解決すると同じ夢は見なくなりやすいことが知られています。夢日記をつけると、何がきっかけになっているかが見えてきます。
Q. 座禅を組む夢を見た朝は何をすればいいですか?
A. 今日、三分だけ目を閉じて背筋を伸ばし、呼吸の数を数えてみましょう。浮かんでくる考えを追わずに見送るだけで、頭の中に少し余白が生まれます。
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