
清滝トンネル(京都市右京区)
京都市右京区、愛宕山鉄道の廃線跡を転用した市道トンネル。信号が青のときに進入すると霊に招かれるという都市伝説で知られるが、現在は住宅地に近い生活道路として現役供用中。肝試し目的の深夜利用は近隣トラブルの原因になっており、通行時のマナーには注意が必要だ。

旧伊勢神トンネル(伊世賀美隧道)(豊田市)
愛知県豊田市の旧伊勢神トンネル(伊世賀美隧道)は1897年に開通した煉瓦造りで、文化財登録を受けた現役の公道。工事中の事故や伊勢湾台風の犠牲と結びつく女性の霊の噂と、裏づけとなる一次資料が確認できない点、新トンネルとの混同を記録した。

北陸トンネル(敦賀市)
福井県敦賀市と南越前町にまたがる現役の鉄道トンネル「北陸トンネル」。1972年に30名が犠牲になった列車火災事故の現場として知られ、立入は不可。史実として丁寧に扱う心霊スポットの記録として紹介する。列車内からのみ通過できる場所である。

牛首トンネル(宮島隧道)
石川県の牛首トンネル(宮島隧道)は、エンジンが止まる、老婆の霊が乗り込むといった噂で知られる。自殺などの出来事を裏づける公的記録は見つからず、話の細部も食い違う。現役の県道として通行可能な現状と注意点を整理する。現地を訪れる際の注意も記す。

頭川トンネル(旧津々良トンネル・氷見市高岡市境)
氷見市と高岡市頭川の境にある旧道の頭川トンネル(旧津々良トンネル)。女性にまつわる自殺の噂やタイヤのパンク、金縛りが語られるが、裏づける記録は確認できない。所在地の表記が資料で分かれる点と旧道の注意点を記録する。高岡市の桜ヶ池公園など周辺の様子にも触れる。

千駄ヶ谷トンネル
渋谷区千駄ヶ谷の千駄ヶ谷トンネルは、全長は資料により40〜60メートル台の短さで仙寿院墓地の真下を通る現役の道路トンネル。深夜の人影や気温の低下が語られるが、裏づける公式記録は確認できていない。噂の背景と通行時の注意点を整理する。訪れる前に知っておきたい情報を整理した。

旧三森トンネル(郡山市)
郡山市の旧道にあったとされる旧三森トンネルの噂(クラクション3回、首なしライダー)を記録する。現行の三森トンネルとは別で、すでに埋め立てられ実体はない。混同されやすい点と、探索目的の立入をすすめない理由を整理した。噂の語られ方も簡潔にまとめた。

神子沢トンネル(鶴岡市)
山形県鶴岡市油戸と竹の浦を結ぶ市道の神子沢隧道(みこざわずいどう)。炭鉱の私道として1947年に掘られ、閉山後に市が改修した心霊スポットだ。坑口の慰霊碑、工事の犠牲者の霊の噂、海沿いの「旧油戸トンネル」との混同まで、道の歴史から整理する。

千秋トンネル(秋田市)
秋田市・千秋公園の北、久保田城の「八幡山」の下をくぐる千秋トンネル。1978年開通の生活道路がなぜ心霊スポットと呼ばれるのか。女性の霊やクラクションの噂の中身と広まり方を、城と社の歴史から考える。通行できる公道であることも明記。