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HOMESIGHTSEEING天塩町の観光スポット|大河の河口に栄えた港町と赤れんがの記憶

天塩町の観光スポット|大河の河口に栄えた港町と赤れんがの記憶

監修:鈴king.(鴉番組/オカルト・ホラー取材7年)

目次

この町の観光スポット(北から順)

番号は記事の紹介順(北から順)と同じです。ピンを押すと名前が出ます。位置はおおよそのものです。

  1. 天塩厳島神社 1803年に創建されたと伝わる、河口の港町の古い神社。毎年7月に例祭が行われる。
  2. 天塩駅跡 1987年に廃止された羽幌線の駅の跡。急行も停まった町の玄関口で、駅舎は町の中心にあった。
  3. 天塩川歴史資料館 1951年建築の旧役場庁舎を使った赤れんがの資料館。町のシンボルとして親しまれている。
  4. 道の駅 てしお 2003年に開業した国道232号沿いの道の駅。シジミやタコを使った名物が並ぶ町の観光の拠点。
  5. 鏡沼海浜公園 天塩川河口の南に広がる海辺の公園。松浦武四郎の像が立ち、鏡沼ではシジミの祭りも開かれる。
MAP DATA © OPENSTREETMAP CONTRIBUTORS
この町の基本情報(所在地・最終確認日・ご注意)を見る
所在地
北海道天塩郡天塩町
最終確認
2026.10.06
ご注意
営業時間・料金・休業日は変わりやすいため載せていません。お出かけ前に各施設の公式サイトでご確認ください。

天塩町ってどんな町?

天塩町は、北海道の留萌管内の最北部、全長256キロの大河・天塩川が日本海に注ぐ河口にある町です。大ぶりなヤマトシジミの産地として知られ、町名も川の名に由来します。かつては木材の集積地として栄え、道北の中核都市のひとつとまで呼ばれた歴史があります。

この記事では、町内の見どころを緯度の大きい順、つまり北から順にご紹介します。神社や赤れんがの建物、廃線の駅跡、そして河口に近い公園へ。港町が積み重ねてきた時間を、昼の光のなかで見渡してみましょう。

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1. 天塩厳島神社

天塩厳島神社は、天塩の市街の山手にある神社で、1803年(文化元年)の創建と伝えられています。江戸時代、天塩川の河口には「テシホ場所」と呼ばれる交易の拠点があり、松前藩の役人が常駐していました。これは推察だが、神社はその頃の河口で、海や川に暮らす人々の安全を祈る場として生まれたのでしょう。

1910年に、現在の場所へ移されました。祭りは毎年7月16日から18日にかけて行われ、町の人々にとって夏の大切な行事となっています。厳島という名は、海の守りの神として知られる信仰に連なるもので、港町とよく結びつきます。

現役の神社ですので、参拝の際は作法を守り、境内では静かに過ごしてください。写真を撮るときも、祈りの場であることへの配慮を忘れないようにしましょう。近くには、いつくしま公園もあります。

2. 天塩駅跡

天塩駅は、1935年(昭和10年)に鉄道省天塩線の幌延~天塩間の開通にともなって開業した駅です。翌1936年に遠別へ延伸して途中の駅となり、1958年に羽幌線が全通した後も、町の玄関口として使われました。1987年3月30日、羽幌線の全線廃止とともに廃駅になりました。

1981年度の1日平均の乗降客数は405人で、急行「はぼろ」も停まる主要駅でした。駅の周りには、町役場や警察署、郵便局、高校などが集まっており、町の中心だったことがうかがえます。かつて木材の集積地として栄えた町は、大正期に鉄道が敷かれると舟運の役目を終え、新しい時代へ歩んでいきました。

駅跡の近くには、道の駅てしおがあります。鉄路は消えましたが、いまは沿岸バスの路線が町と各地を結んでいます。駅跡周辺は人々の暮らしの場ですので、散策の際は住民の方へ配慮してください。

3. 天塩川歴史資料館

天塩川歴史資料館は、1951年(昭和26年)に町役場庁舎として建てられた、2階建ての赤れんが造りの建物です。延べ面積は約730平方メートルで、役場として使われたのは1979年まででした。1989年に内部が全面的に改装され、資料館として生まれ変わりました。

赤れんがには、野幌で焼かれたれんがが使われているといいます。町の商人たちが、木材や漁業で栄えた時代の誇りを建物に込めたのかもしれません。町を象徴する建物として知られ、観光の季節には写真を撮りに町外から訪れる人もいると伝えられます。

資料館のマークには、天塩川を行き来した帆船「長門船」と、クジラをモチーフにした意匠が採用されたと伝えられます。天塩川の舟運の歴史や、町で発見されたクジラ化石との縁を、建物そのものが物語っています。開館日は変わることがあるため、事前に確認してください。

4. 道の駅 てしお

道の駅 てしおは、2003年(平成15年)6月12日に開業した道の駅です。国道232号、日本海オロロンライン沿いにあり、旧天塩駅のすぐ近くにあります。天塩川河口の町を訪れる旅人にとって、最初に立ち寄る場所として親しまれています。

町の名産として紹介されるのは、天塩川の河口で獲れるヤマトシジミです。粒が大きいことで知られ、さまざまなシジミ料理や加工品が作られています。ほかに、秋サケやミズダコも名物です。タコのメンチカツを使ったカツ丼風のご当地グルメが生まれたこともあり、町のタコ料理は工夫が重ねられてきました。

町には、天塩川羊羹やプリンなどの菓子もあります。営業時間や品ぞろえは変わりやすいので、お出かけの前に最新の情報を確認してください。

5. 鏡沼海浜公園

鏡沼海浜公園は、天塩川の河口の南側に位置する公園で、キャンプ場やバンガローを備えた海辺の憩いの場です。公園の近くには鏡沼という沼があり、貴重な自然が残っていると紹介されています。

園内には、幕末の探検家・松浦武四郎の像が立っています。武四郎は1857年(安政4年)に天塩川の流域を調べる旅に出ました。6月6日に天塩の運上屋を出発して上流へ向かい、往復で24日をかけたと伝わります。この旅での対話が、後に「北海道」という名の発想につながったといわれています。

毎年7月には「鏡沼しじみまつり」が開かれます。町の誇りであるシジミをたっぷり味わえる夏の行事です。海辺の公園ですので、海や沼の水辺では足元や天候にご注意ください。

名物・食べ物・飲み物

天塩町の名物の筆頭は、ヤマトシジミです。天塩川の河口で獲れる大ぶりのシジミは、町の名産として知られ、シジミ料理や加工品が数多くあります。7月には鏡沼しじみまつりが開かれます。

秋のごちそうは、川を上るサケ(アキアジ)です。ミズダコも町の産物で、タコのメンチカツを使った丼が考案されたこともありました。菓子では、天塩川羊羹やプリンなどが紹介されています。提供の有無や時期は変わりやすいので、お出かけの前に最新の情報を確認してください。

珍しい生き物・自然

天塩川は北海道で石狩川に次ぐ2番目の大河で、流路の長さは256キロ。天塩岳(1557.7メートル)から流れ出し、河口の天塩町で日本海へ注ぎます。河口の先には、サロベツ原野にかけて長く延びる砂嘴(さし)が発達し、天然の防波堤になっています。

この河口は、昔から良い港として知られました。町では約300万年前のコククジラの化石が見つかり、「テシオコククジラ」と名づけられています。世界最古のコククジラ化石と紹介されており、この海がクジラと縁の深い場所だったことを物語ります。

流域には、楽器の材料にもなるアカエゾマツなどの良質な木材が育ちます。町は特別豪雪地帯に指定されていて、冬はマイナス20度を下回る日も珍しくありません。

そのほか、この町の特筆すべきこと

町の歴史は古く、約3000年前に天塩川の河口付近で竪穴の建物を建てた集落があったとされます。川口遺跡には、続縄文時代からオホーツク文化の時代までの遺構があり、竪穴住居跡は230基にのぼると紹介されています。2基が復元されて展示されています。

江戸時代に入ると「テシホ場所」が開かれ、松前藩の役人が置かれました。明治期には、東北や北陸から多くの開拓者が入植し、天塩川で運ばれた木材の集積地として賑わいました。1880年に戸長役場が置かれたことが町の開基とされ、1924年に町制を施行しています。

この一帯は、北海道で初めて近代的な商業捕鯨が行われた地域ともいわれます。1984年にアメリカ・アラスカ州のホーマー市と姉妹都市になり、1992年にはロシア・サハリン州のトマリ市と友好交流協定を結びました。8月中旬のてしお川港まつりでは花火が打ち上がります。

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夜の顔:この町の怪談と心霊スポット

ここまで、天塩町の昼の顔を北から順にたどってきました。赤れんがの旧役場、廃線の駅跡、河口に広がる公園。どの場所にも、大河とともに栄えて移り変わった港町の時間が重なっています。

夜の顔として、怪談や心霊スポットとして特定できる話は確認できていません。当サイトの見方では、川と海が出会う河口は、昔から人が集い、また去っていった場所です。そのぶん、静かな夜の気配には、積み重なった暮らしの記憶があるように感じられます。河口や海岸は夜間は特に危険ですので、近づかないでください。

鴉番組では、実話怪談や心霊スポットを、行くためではなく記録するために載せています。昼の景色を知ったうえで、夜の物語も読んでみてください。

お出かけの前に

営業時間・料金・休業日・アクセスは変わりやすいため、この記事には載せていません。お出かけの前に、各施設や自治体の公式サイトで最新の情報をご確認ください。天候や災害の影響で立入が制限されている場所もあります。

よくある質問

Q. 天塩町の名物は何ですか?

A. 天塩川の河口で獲れる大ぶりのヤマトシジミが代表です。秋サケやミズダコ、天塩川羊羹なども知られています。

Q. 天塩川歴史資料館はどんな建物ですか?

A. 1951年に建てられた旧役場庁舎で、2階建ての赤れんが造りです。1989年に資料館に生まれ変わり、町のシンボルとして知られています。

Q. 電車で行けますか?

A. 町内を通っていた羽幌線は1987年に廃止され、現在は沿岸バスなどが町と各地を結んでいます。

参考にした公式サイト・資料
https://ja.wikipedia.org/wiki/天塩町
https://ja.wikipedia.org/wiki/天塩駅
https://ja.wikipedia.org/wiki/天塩川
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/1155747/
https://tabi-mag.jp/ho0685/
https://tabi-mag.jp/ho0682/
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/1338574/

鴉番組

監修者:鈴king.

所属:鴉番組

取材歴:オカルト・ホラー取材7年目(2020年〜)

フォロワー数:YouTube 5,000人超え・X 25,000人超え

現地取材:30件以上

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