◎ 吉夢 言い伝えでは吉とされる夢
身近な人の圧力や、避けてきた問題に迫られている暗示。無事に逃げ切れれば状況の好転を示す。
心理学から見ると
熊は大きく重く、ゆっくりに見えて実は速い動物です。そんな相手に追われる夢は、見くびっていた問題が思ったより早く迫ってきている焦りの表れと読めます。熊は母性的な力の象徴とされることもあり、親や家族の強い干渉から逃れたい気持ちを映す場合もあります。
言い伝えと歴史
山で熊に出会ったら背を向けて走ってはいけない、というのは山に暮らす人々の間で語り継がれてきた心得です。東北の狩人(マタギ)は熊を山の神からの授かりものとして敬い、畏れと感謝の両方をもって向き合ってきました。
当サイトの考察
当サイトの見方では、どこで追われていたかが重要です。深い森なら、自分でもまだ言葉にできない心の奥の問題。家の近くや町中なら、生活の中にすでに入り込んだ現実の圧力です。夢の中で木に登って逃げたなら、一時しのぎは得意でも、いずれ降りて向き合う日が来ることを暗示しているのかもしれません。
当サイトの見方:もう一歩深く
熊はのんびりした動物に見えますが、実際には走るのがとても速く、人の足では逃げ切れないといわれます。見た目の鈍さと実際の速さのずれが、熊の怖さの正体のひとつです。当サイトの見方では、熊に追われる夢は、「まだ大丈夫」と油断していた問題が、思った以上の速さで迫ってきている感覚を映しています。また、熊は冬のあいだ巣穴にこもり、春になると目を覚まして動き出します。長く眠らせておいた悩みや、先送りにしてきた話し合いが、季節の変わり目のように急に目を覚ます。そんな時期にこの夢を見る人は少なくないのではないでしょうか。これは推察ですが、追ってくる熊が痩せていたなら、相手もまた何かに飢えて必死なのかもしれません。あなたを追い詰める人や出来事の裏にも、満たされない事情があると考えると、恐怖の色が少し変わります。目が覚めたら、眠らせたままの用事がないか、一つだけ思い出してみてください。
目覚めた朝にできること
背を向け続けている用件があれば、今日は正面から中身だけ確かめてみてください。解決しなくても、正体を知るだけで追われる感覚は和らぎます。
こんな場面なら
- ◎吉 近づいてくる・なついてくる……味方や助けが近づいている兆し
- ▲注意 襲ってくる・噛まれる……抑えている感情や、身近な人との摩擦への注意
- 死んでいる・弱っている……その動物が表す力(本能・元気)が落ちているサイン
- 大きい・白い・金色……意味が強まる。白や金は吉の度合いが上がるとされる
- 夢の中で気持ちがよかった……同じ夢でも吉の読みが強まる
- ▲注意 夢の中で怖かった・苦しかった……注意のサインの読みが強まる。まずは休息を
- 何度も同じ夢を見る……心がまだ答えを出していない問題があるサイン
よくある質問
Q. 熊に追いかけられる夢は吉夢ですか?凶夢ですか?
A. 言い伝えでは吉とされる夢。身近な人の圧力や、避けてきた問題に迫られている暗示。無事に逃げ切れれば状況の好転を示す。
Q. 熊に追いかけられる夢を何度も見るのはなぜですか?
A. くり返し見る夢は、心がまだ答えを出していない問題のサインとされます。研究でも、悩みが解決すると同じ夢は見なくなりやすいことが知られています。夢日記をつけると、何がきっかけになっているかが見えてきます。
Q. 熊に追いかけられる夢を見た朝は何をすればいいですか?
A. 背を向け続けている用件があれば、今日は正面から中身だけ確かめてみてください。解決しなくても、正体を知るだけで追われる感覚は和らぎます。
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