▲ 凶夢寄り(注意のサイン) 言い伝えでは注意を促す夢。怖がるより「気をつけどころ」を教える夢と読みます
大きな役割や責任を任される前ぶれとされる。誇らしさと同時に、重圧への注意も含む夢。
心理学から見ると
神様に選ばれる夢は、認められたい、特別な存在でありたいという願いと、選ばれたら逃げられないという重圧の両方を映すと読めます。昇進や大役を前にした時期に見やすいとも考えられます。喜びより戸惑いが強かったなら、周りの期待と自分の本心の間にずれがあるのかもしれません。
言い伝えと歴史
「白羽の矢が立つ」という言葉は、神が望む者の家に白い羽の矢を立てるという言い伝えに由来するとされ、もとは生贄に選ばれる恐ろしい意味を含んでいました。祭りでも、神の役を務める人をくじなどで決める習わしが各地にあり、選ばれることは名誉と務めの両面を持っていました。
当サイトの考察
当サイトの見方では、選ばれたのが「あなただけ」だったか、「大勢の中の一人」だったかを見分けます。大勢の中から名を呼ばれたなら、周りに支えられて力を発揮できる時期。ひとりきりで祭壇の前に立たされていたなら、期待を一身に背負いすぎているのかもしれません。選ばれた喜びの陰には、いつも差し出すものがあります。
当サイトの見方:もう一歩深く
神様に選ばれる夢では、選ばれたあとに何を任されたかが大切な手がかりになります。祭りの役や儀式の務めを任されたなら、周りから期待される役割が、近いうちに回ってくる予感。何をすればよいのか告げられないまま選ばれたなら、責任だけが先に重くのしかかっている今の状態を映しているのかもしれません。当サイトの見方では、選ばれたときのあなたの気持ちが何より大切です。誇らしく嬉しかったなら、自分の力を試したいという前向きな意欲が高まっている時期。戸惑いや怖さを感じたなら、期待に応えなければという重圧に、心が少し疲れているのでしょう。この夢が注意とされるのは、選ばれたという感覚が、自分は特別だという思い込みや、断れない責任の抱え込みにつながりやすいからだと思われます。これは推察ですが、この夢は、職場や家庭で新しい役目を打診されたばかりの人に訪れやすいのだと思います。引き受けるかどうかは夢ではなく、目覚めたあなたが自分の体と心の余裕を見て決めてよいのです。
目覚めた朝にできること
今引き受けている役割を一つ挙げ、手伝ってもらえる部分がないか考えてみましょう。任されたことを全部ひとりで抱えなくても、役目は果たせます。
こんな場面なら
- ◎吉 拝む・お参りする……心を整えたい気持ち。願いが届く兆しとされる
- 神仏から言葉をもらう……最も強い「お告げ」とされる夢。言葉を大切に
- ▲注意 神仏が怒っている・背を向ける……自分の行いを見直したいという心の声
- 夢の中で気持ちがよかった……同じ夢でも吉の読みが強まる
- ▲注意 夢の中で怖かった・苦しかった……注意のサインの読みが強まる。まずは休息を
- 何度も同じ夢を見る……心がまだ答えを出していない問題があるサイン
夢違え(ゆめちがえ):気になる夢を良い方へ変える
気になる夢を見た朝、昔の人は獏(ばく)の札を枕の下に敷く、庭の南天に夢を話す、夢違えの歌を唱える、といった方法で夢を良い方へ「違えて」きました。 くわしくはコラム「夢を買う、夢を違える」へ
よくある質問
Q. 神様に選ばれる夢は吉夢ですか?凶夢ですか?
A. 言い伝えでは注意を促す夢。怖がるより「気をつけどころ」を教える夢と読みます。大きな役割や責任を任される前ぶれとされる。誇らしさと同時に、重圧への注意も含む夢。
Q. 神様に選ばれる夢を何度も見るのはなぜですか?
A. くり返し見る夢は、心がまだ答えを出していない問題のサインとされます。研究でも、悩みが解決すると同じ夢は見なくなりやすいことが知られています。夢日記をつけると、何がきっかけになっているかが見えてきます。
Q. 神様に選ばれる夢を見た朝は何をすればいいですか?
A. 今引き受けている役割を一つ挙げ、手伝ってもらえる部分がないか考えてみましょう。任されたことを全部ひとりで抱えなくても、役目は果たせます。
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