▲ 凶夢寄り(注意のサイン) 言い伝えでは注意を促す夢。怖がるより「気をつけどころ」を教える夢と読みます
思わぬ反発や、踏み込みすぎへの警告。人の事情や恋路に深入りしていないか見直すよう促す夢とされる。
心理学から見ると
馬に蹴られる夢は、良かれと思って近づいたことが相手の反発を招いた経験や、その予感を映すと読めます。馬は後ろに立たれると驚いて蹴ることがあるため、夢の中の「背後から近づいた」という状況は、相手の見えないところで動いている自分への気づきとも考えられます。
言い伝えと歴史
日本には「人の恋路を邪魔する者は馬に蹴られて死んでしまえ」という古い言い回しがあり、他人の色恋に口を出すことへの戒めとして使われてきました。馬の蹴りは、昔の人にとって身近で本当に危ない力でもあり、戒めの言葉に重みを与えていたのでしょう。
当サイトの考察
当サイトの見方では、この夢は「蹴られた場所」と「痛み」で読み分けます。痛みがなかったなら、軽い忠告で済む段階。胸や腹を蹴られて息が詰まったなら、言われた言葉が思った以上に深く刺さっているのかもしれません。蹴った馬が静かにこちらを見ていたなら、それは怒りではなく「そこから先は来ないで」という境界線の合図です。
当サイトの見方:もう一歩深く
馬は大きな体を持ちながら、もとは草原で肉食動物から逃げて暮らしてきた、とても臆病な動物だと言われます。蹴るのは怒りからというより、驚いたときや怖いときに身を守るための反応であることが多いのです。また、乗馬では、乗り手の緊張が手綱や体を通して馬に伝わり、馬まで落ち着かなくなるとも言われます。当サイトの見方では、馬に蹴られる夢は、相手の怒りではなく「相手の怖さ」に目を向けるよう促す夢でもあります。強い言葉で突き放されたとき、その奥には、傷つきたくないという相手の不安が隠れていたのかもしれません。夢で蹴られる前に馬が耳を伏せたり、落ち着きなく足踏みしていたりしたなら、あなたは相手の不安のサインに、すでに気づきかけていた印。これは推察ですが、あなた自身がひどく緊張した状態で馬に近づいていた夢なら、その張りつめた気持ちが、周りの人にも伝わっていることを知らせているのでしょう。
目覚めた朝にできること
今日は、誰かの問題に口を出しかけていないか振り返り、頼まれていない助言を一つだけ控えてみてください。見守ることも手助けになります。
こんな場面なら
- ◎吉 近づいてくる・なついてくる……味方や助けが近づいている兆し
- ▲注意 襲ってくる・噛まれる……抑えている感情や、身近な人との摩擦への注意
- 死んでいる・弱っている……その動物が表す力(本能・元気)が落ちているサイン
- 大きい・白い・金色……意味が強まる。白や金は吉の度合いが上がるとされる
- 夢の中で気持ちがよかった……同じ夢でも吉の読みが強まる
- ▲注意 夢の中で怖かった・苦しかった……注意のサインの読みが強まる。まずは休息を
- 何度も同じ夢を見る……心がまだ答えを出していない問題があるサイン
夢違え(ゆめちがえ):気になる夢を良い方へ変える
気になる夢を見た朝、昔の人は獏(ばく)の札を枕の下に敷く、庭の南天に夢を話す、夢違えの歌を唱える、といった方法で夢を良い方へ「違えて」きました。 くわしくはコラム「夢を買う、夢を違える」へ
よくある質問
Q. 馬に蹴られる夢は吉夢ですか?凶夢ですか?
A. 言い伝えでは注意を促す夢。怖がるより「気をつけどころ」を教える夢と読みます。思わぬ反発や、踏み込みすぎへの警告。人の事情や恋路に深入りしていないか見直すよう促す夢とされる。
Q. 馬に蹴られる夢を何度も見るのはなぜですか?
A. くり返し見る夢は、心がまだ答えを出していない問題のサインとされます。研究でも、悩みが解決すると同じ夢は見なくなりやすいことが知られています。夢日記をつけると、何がきっかけになっているかが見えてきます。
Q. 馬に蹴られる夢を見た朝は何をすればいいですか?
A. 今日は、誰かの問題に口を出しかけていないか振り返り、頼まれていない助言を一つだけ控えてみてください。見守ることも手助けになります。
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