▲ 凶夢寄り(注意のサイン) 言い伝えでは注意を促す夢。怖がるより「気をつけどころ」を教える夢と読みます
日常と神聖な世界の境目を越える象徴。明るい向こう側は新しい段階への招き、暗く霧深い向こう側は無理に進まない方がよいという注意。
心理学から見ると
門や境目をくぐる夢は、人生の節目や、心がこれまでと違う段階へ移ろうとしている状態を表すと読めます。鳥居の向こうが見えなかったなら、変化への期待と不安が入り混じっている時期。自分から進んだのか、誰かに手招きされたのかで、変化を自分で選んでいるかどうかが分かるとも考えられます。
言い伝えと歴史
鳥居は、人の暮らす俗の世界と神の領域とを分ける境目とされます。日本では、境目の場所は神や異界に近いと考えられ、夕暮れや祭りの夜に人が消える神隠しの話も語られてきました。夢占いでは、鳥居をくぐる夢は神仏の加護や運気の転換を表すとされます。
当サイトの考察
当サイトの見方では、鳥居の向こうの夢では「振り返ったとき、来た道があったか」を思い出してください。道が残っていたなら、あなたはいつでも戻れる場所を持っている印。振り返ると来た道が消えていたなら、戻れない決断を前にした心細さが、異界の景色として現れたのかもしれません。
当サイトの見方:もう一歩深く
京都の伏見稲荷大社の千本鳥居に代表されるように、鳥居の多くは、願いを込めたり、願いがかなったお礼として奉納されたりしたものです。一本一本に、奉納した人や会社の名前が記されています。また、鳥居をくぐる前に軽く一礼するのが作法とされています。当サイトの見方では、鳥居の向こうの夢は、この「誰かの願いと感謝が連なってできた道」をくぐることの意味を映すことがあります。夢の中で鳥居が延々と続くトンネルの中を歩いていたなら、一つの目標に向かって、多くの人の思いや支えを受けながら進んでいる表れ。鳥居の柱に刻まれた名前に、知っている人の名を見つけた夢なら、その人が陰であなたを気にかけていることへの気づきと読めます。くぐる前に立ち止まり、きちんと一礼していたなら、新しい段階へ入る前に、これまでの自分にけじめをつけたい気持ちなのかもしれません。これは推察ですが、この夢は、願いの先には感謝が待っていることを伝えているのでしょう。
目覚めた朝にできること
今迷っている選択があれば、戻れる道があるかどうかを確かめてから決めてください。近くの神社に立ち寄り、静かに一礼するのも良いでしょう。
こんな場面なら
- ◎吉 静かに見守っている……守られている、または伝えたいことがあるという知らせ
- ▲注意 追ってくる・襲ってくる……向き合っていない不安や疲れの形。現実では休息を
- 言葉をかけてくる……言葉の中身がそのままお告げ。覚えている言葉を書き留めて
- 夢の中で気持ちがよかった……同じ夢でも吉の読みが強まる
- ▲注意 夢の中で怖かった・苦しかった……注意のサインの読みが強まる。まずは休息を
- 何度も同じ夢を見る……心がまだ答えを出していない問題があるサイン
夢違え(ゆめちがえ):気になる夢を良い方へ変える
気になる夢を見た朝、昔の人は獏(ばく)の札を枕の下に敷く、庭の南天に夢を話す、夢違えの歌を唱える、といった方法で夢を良い方へ「違えて」きました。 くわしくはコラム「夢を買う、夢を違える」へ
よくある質問
Q. 鳥居の向こうの夢は吉夢ですか?凶夢ですか?
A. 言い伝えでは注意を促す夢。怖がるより「気をつけどころ」を教える夢と読みます。日常と神聖な世界の境目を越える象徴。明るい向こう側は新しい段階への招き、暗く霧深い向こう側は無理に進まない方がよいという注意。
Q. 鳥居の向こうの夢を何度も見るのはなぜですか?
A. くり返し見る夢は、心がまだ答えを出していない問題のサインとされます。研究でも、悩みが解決すると同じ夢は見なくなりやすいことが知られています。夢日記をつけると、何がきっかけになっているかが見えてきます。
Q. 鳥居の向こうの夢を見た朝は何をすればいいですか?
A. 今迷っている選択があれば、戻れる道があるかどうかを確かめてから決めてください。近くの神社に立ち寄り、静かに一礼するのも良いでしょう。
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※ 夢占いは心理学・民間伝承にもとづく娯楽としての解釈であり、科学的に証明されたものではありません。「当サイトの考察」は当サイト独自の推察です。