○ 心を映す夢 吉凶よりも、今の気持ちや状態を映す夢として読みます
家を支える力や父性、目上の人の後ろ盾を示すとされる。力強く泳げば支えが得られ、弱っていれば身内への気遣いを。
心理学から見ると
黒く大きな鯉は、深い水の底に沈む無意識の力、あるいは身近な頼れる存在のイメージと読めます。ユング的には、父なるものや権威の元型が魚の姿をとったとも考えられます。夢の中で安心したか、威圧を感じたかで、目上の人との関係の感じ方が分かります。
言い伝えと歴史
鯉のぼりでは、いちばん上の大きな黒い真鯉が父親を表すものとして親しまれてきました。そのため黒い鯉は家長や一家の大黒柱に結びつけて語られることがあります。夢占いでも、目上の人の支えや家の安定を示すものとして読まれることが多いようです。
当サイトの考察
当サイトの見方では、黒い鯉は濁った水に溶け込み、姿が見えたり消えたりします。家族の中で口数少なく支えてきた人の、見えない苦労を表しているのかもしれません。鯉がこちらに背を向けて深みへ沈んだなら、その人が言えずにいる疲れに気づいてほしいという夢の声とも読めます。
当サイトの見方:もう一歩深く
色とりどりの錦鯉は、もとをたどると黒っぽい普通の鯉の中から生まれた色変わりを、人が長い年月をかけて育て分けてきたものだといわれ、新潟の山あいの地域がその発祥の地として知られています。華やかな錦鯉の始まりには、地味な黒い鯉がいたのです。当サイトの見方では、黒い鯉の夢は、飾りのない「もとの姿」に心が立ち返ろうとしていることを映しているのかもしれません。肩書きや役割、周りに合わせた明るさを脱いで、本来の自分に戻りたい。そんな気持ちが強まっているとき、人は黒く静かな鯉を夢に見るのでしょう。また、黒い鯉に父や祖父の面影を感じたなら、家族を支えてきた人の飾らない強さや、あなたに受け継がれているものへの気づきが表れています。黒い鯉が色鮮やかな鯉の群れに混じっていたなら、華やかな場の中で自分だけ地味に感じている心細さです。これは推察ですが、黒い鯉が悠々と泳いでいたなら、飾らない自分のままで十分だという答えを、心はもう出しています。
目覚めた朝にできること
今日は父親や上司、恩人など、支えてくれた人に短い連絡を入れてみてください。近況をたずねる一言だけで、関係は温まります。
こんな場面なら
- ◎吉 近づいてくる・なついてくる……味方や助けが近づいている兆し
- ▲注意 襲ってくる・噛まれる……抑えている感情や、身近な人との摩擦への注意
- 死んでいる・弱っている……その動物が表す力(本能・元気)が落ちているサイン
- 大きい・白い・金色……意味が強まる。白や金は吉の度合いが上がるとされる
- 夢の中で気持ちがよかった……同じ夢でも吉の読みが強まる
- ▲注意 夢の中で怖かった・苦しかった……注意のサインの読みが強まる。まずは休息を
- 何度も同じ夢を見る……心がまだ答えを出していない問題があるサイン
よくある質問
Q. 黒い鯉の夢は吉夢ですか?凶夢ですか?
A. 吉凶よりも、今の気持ちや状態を映す夢として読みます。家を支える力や父性、目上の人の後ろ盾を示すとされる。力強く泳げば支えが得られ、弱っていれば身内への気遣いを。
Q. 黒い鯉の夢を何度も見るのはなぜですか?
A. くり返し見る夢は、心がまだ答えを出していない問題のサインとされます。研究でも、悩みが解決すると同じ夢は見なくなりやすいことが知られています。夢日記をつけると、何がきっかけになっているかが見えてきます。
Q. 黒い鯉の夢を見た朝は何をすればいいですか?
A. 今日は父親や上司、恩人など、支えてくれた人に短い連絡を入れてみてください。近況をたずねる一言だけで、関係は温まります。
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※ 夢占いは心理学・民間伝承にもとづく娯楽としての解釈であり、科学的に証明されたものではありません。「当サイトの考察」は当サイト独自の推察です。