▲ 凶夢寄り(注意のサイン) 言い伝えでは注意を促す夢。怖がるより「気をつけどころ」を教える夢と読みます
面倒な相手や自分の中の気まぐれを上手に扱えている暗示。手に負えないなら責任の抱えすぎに注意。
心理学から見ると
猿を飼う夢は、扱いの難しいものを自分の管理下に置こうとしている心の状態を映すと読めます。それは気まぐれな相手かもしれませんし、自分の中のいたずら心や衝動かもしれません。猿がよくなついていたなら、その扱いに自信がついている印。部屋を荒らしたなら責任の抱えすぎ。檻に入れていたなら、自分の自由な部分を閉じ込めているとも考えられます。
言い伝えと歴史
猿回しは日本で長く続いてきた芸能で、正月などに家々を回る門付けの芸としても親しまれました。猿は馬を守るとされ、厩に猿をつないだり猿の絵や頭骨を祀ったりする習わしもあったと伝えられます。一時は途絶えかけた猿回しも、後に復活して今に受け継がれています。夢占いでは、猿を飼う夢は扱いにくいものを味方にする象徴とされます。
当サイトの考察
当サイトの見方では、飼っている猿は「芸を覚えた自分」の姿でもあります。求められる役を上手にこなし、拍手をもらう。けれども猿回しの猿が舞台を降りれば一匹の野生の生き物であるように、あなたにも役を降りた素顔があるはずです。夢の猿が芸をせず、ただ窓の外を見ていたなら、それは本来の場所に帰りたいという静かな願いなのかもしれません。
当サイトの見方:もう一歩深く
猿は賢く好奇心が強い一方で、どれだけ人に慣れても野生の気性を失わない動物だといわれます。目を離すと何をするか分からない、片時も気が抜けない相手です。当サイトの見方では、猿を飼う夢は、あなたが今、常に目を配り続けなければならない誰か、あるいは何かを抱えていることを映しています。手のかかる子ども、気まぐれな家族、助けが必要な年長の親。大切だからこそ放っておけず、気づけば自分の時間がなくなっている。そんな日々を送る人がこの夢を見ることは少なくないのではないでしょうか。猿があなたの肩に乗っていたなら、その相手との距離はとても近く、重さを感じながらも離れがたい関係です。檻の中にいたなら、相手を守るために、自由を制限しすぎているのかもしれません。猿に服を着せていたなら、相手を「こうあってほしい」という形に合わせようとしている心の表れです。これは推察ですが、猿の世話に疲れていた夢なら、あなた自身にも誰かの世話が必要な時期なのでしょう。
目覚めた朝にできること
今日、誰のためでもない時間を十五分だけとり、役割を離れて好きなことをしてください。散歩でも、何もしないでも構いません。芸を休む時間が、扱う力を回復させます。
こんな場面なら
- ◎吉 近づいてくる・なついてくる……味方や助けが近づいている兆し
- ▲注意 襲ってくる・噛まれる……抑えている感情や、身近な人との摩擦への注意
- 死んでいる・弱っている……その動物が表す力(本能・元気)が落ちているサイン
- 大きい・白い・金色……意味が強まる。白や金は吉の度合いが上がるとされる
- 夢の中で気持ちがよかった……同じ夢でも吉の読みが強まる
- ▲注意 夢の中で怖かった・苦しかった……注意のサインの読みが強まる。まずは休息を
- 何度も同じ夢を見る……心がまだ答えを出していない問題があるサイン
夢違え(ゆめちがえ):気になる夢を良い方へ変える
気になる夢を見た朝、昔の人は獏(ばく)の札を枕の下に敷く、庭の南天に夢を話す、夢違えの歌を唱える、といった方法で夢を良い方へ「違えて」きました。 くわしくはコラム「夢を買う、夢を違える」へ
よくある質問
Q. 猿を飼う夢は吉夢ですか?凶夢ですか?
A. 言い伝えでは注意を促す夢。怖がるより「気をつけどころ」を教える夢と読みます。面倒な相手や自分の中の気まぐれを上手に扱えている暗示。手に負えないなら責任の抱えすぎに注意。
Q. 猿を飼う夢を何度も見るのはなぜですか?
A. くり返し見る夢は、心がまだ答えを出していない問題のサインとされます。研究でも、悩みが解決すると同じ夢は見なくなりやすいことが知られています。夢日記をつけると、何がきっかけになっているかが見えてきます。
Q. 猿を飼う夢を見た朝は何をすればいいですか?
A. 今日、誰のためでもない時間を十五分だけとり、役割を離れて好きなことをしてください。散歩でも、何もしないでも構いません。芸を休む時間が、扱う力を回復させます。
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