▲ 凶夢寄り(注意のサイン) 言い伝えでは注意を促す夢。怖がるより「気をつけどころ」を教える夢と読みます
にぎやかな人付き合いや集団の中での立ち位置を示す。騒がしい群れは周囲の雑音やうわさへの注意。
心理学から見ると
群れの夢は、自分がどの集団に属し、その中でどんな位置にいるかという意識を映すと読めます。猿の群れには順位や役割があり、それが職場や学校、親族の人間関係に重なりやすいのです。群れの外から眺めていたなら疎外感や観察者の立場、中にいて毛づくろいをされていたなら受け入れられている安心。群れが一斉にこちらを見たなら、評価への緊張が高まっているとも考えられます。
言い伝えと歴史
日本は野生のサルが暮らす北限の国としても知られ、各地で群れが見られます。日本の霊長類研究は、群れの一頭一頭を見分けて長く観察する方法で成果を上げ、猿の社会にも文化や順位があることを明らかにしてきました。日光東照宮の「見ざる・聞かざる・言わざる」の三猿も有名です。夢占いでは、仲のよい群れは円満、騒がしい群れはもめ事や噂の暗示とされます。
当サイトの考察
当サイトの見方では、群れの夢でいちばん静かに怖いのは「自分だけが猿でなかった」場面です。周りが一斉に同じ動きをする中で、自分だけが違う。三猿のように、見ない・聞かない・言わないことで群れの平和を保っている集団に、息苦しさを覚えているのかもしれません。反対に、群れの一匹として溶け込んでいたなら、今は流れに身を任せて休んでよい時です。
当サイトの見方:もう一歩深く
猿の群れでは、互いの毛をかき分けて整える「毛づくろい」が、仲間同士の絆を保つ大切な営みだと知られています。体を清潔にするだけでなく、誰と誰が親しいかを確かめ合う、言葉のない会話でもあるのです。当サイトの見方では、猿の群れの夢では、あなたがその毛づくろいの輪の中にいたかどうかが大きな手がかりになります。誰かに毛づくろいをしてもらっていたなら、あなたは今の人間関係の中で受け入れられている安心感を得ています。自分ばかりが誰かの毛づくろいをしていたなら、気を遣う役回りに疲れ始めているのかもしれません。輪の外から群れを眺めていたなら、職場の雑談や仲間内の付き合いに、うまく入っていけない寂しさがあるのでしょう。これは推察ですが、群れの中にいながら誰とも触れ合っていなかったなら、あなたは集団に属していても、心から打ち解けられる相手をまだ見つけられていないのです。一対一で話せる人を、一人思い浮かべてみてください。
目覚めた朝にできること
今日かかわる集団の中で、自分が一番気楽に話せる相手を一人決め、雑談を一つしてみてください。群れの中にも、息をつける場所が見つかります。
こんな場面なら
- ◎吉 近づいてくる・なついてくる……味方や助けが近づいている兆し
- ▲注意 襲ってくる・噛まれる……抑えている感情や、身近な人との摩擦への注意
- 死んでいる・弱っている……その動物が表す力(本能・元気)が落ちているサイン
- 大きい・白い・金色……意味が強まる。白や金は吉の度合いが上がるとされる
- 夢の中で気持ちがよかった……同じ夢でも吉の読みが強まる
- ▲注意 夢の中で怖かった・苦しかった……注意のサインの読みが強まる。まずは休息を
- 何度も同じ夢を見る……心がまだ答えを出していない問題があるサイン
夢違え(ゆめちがえ):気になる夢を良い方へ変える
気になる夢を見た朝、昔の人は獏(ばく)の札を枕の下に敷く、庭の南天に夢を話す、夢違えの歌を唱える、といった方法で夢を良い方へ「違えて」きました。 くわしくはコラム「夢を買う、夢を違える」へ
よくある質問
Q. 猿の群れの夢は吉夢ですか?凶夢ですか?
A. 言い伝えでは注意を促す夢。怖がるより「気をつけどころ」を教える夢と読みます。にぎやかな人付き合いや集団の中での立ち位置を示す。騒がしい群れは周囲の雑音やうわさへの注意。
Q. 猿の群れの夢を何度も見るのはなぜですか?
A. くり返し見る夢は、心がまだ答えを出していない問題のサインとされます。研究でも、悩みが解決すると同じ夢は見なくなりやすいことが知られています。夢日記をつけると、何がきっかけになっているかが見えてきます。
Q. 猿の群れの夢を見た朝は何をすればいいですか?
A. 今日かかわる集団の中で、自分が一番気楽に話せる相手を一人決め、雑談を一つしてみてください。群れの中にも、息をつける場所が見つかります。
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※ 夢占いは心理学・民間伝承にもとづく娯楽としての解釈であり、科学的に証明されたものではありません。「当サイトの考察」は当サイト独自の推察です。