▲ 凶夢寄り(注意のサイン) 言い伝えでは注意を促す夢。怖がるより「気をつけどころ」を教える夢と読みます
暴走しそうな状況や、止まれないほど忙しい状態への警告。
分類: 乗り物(この分類の夢の読み方)
心理学から見ると
ブレーキが効かない夢は、止まりたいのに止まれない状況や、忙しさに歯止めがきかなくなっている状態への警告と読めます。自分で速度を調整できない感覚は、仕事や人間関係、感情の高ぶりなど、どこかで制御を失いかけている心の表れとも考えられます。
言い伝えと歴史
夢占いでは、乗り物の制御を失う夢は、勢いに任せた行動への注意として昔から読まれてきました。坂道を下る場面なら状況の悪化への不安、平らな道ならまだ立て直せる余地があるとされます。現代では車だけでなく、自転車やエレベーターでも同じ意味で見られることがあります。
当サイトの考察
当サイトの見方では、ブレーキの夢で大切なのは「最後にどう止まったか」です。何かにぶつかる前に目が覚めたなら、心はぎりぎりで踏みとどまっています。自然に減速して止まったなら、流れに任せても大丈夫という安心。誰かが助手席で叫んでいたなら、周りの人があなたの無理を心配しているのでしょう。
当サイトの見方:もう一歩深く
車には、足で踏むブレーキのほかに、手で引くサイドブレーキや、アクセルを緩めてエンジンの力で速度を落とすエンジンブレーキなど、いくつもの止まり方が備えられています。長い下り坂では、足のブレーキだけに頼りすぎると効きが悪くなることがあるため、エンジンブレーキを併用するよう教習所でも教わります。当サイトの見方では、ブレーキが効かない夢を見る人は、休むための手段を「仕事を辞める」「誰かに断る」といった大きな一つの決断しかないと思い込み、それができずに走り続けている状態にあることが多いようです。けれど、予定を一つ減らすといった小さな止まり方もあります。ペダルを踏んでもすかすかと沈んだなら、これまでの休み方がもう効かなくなっている印。サイドブレーキを引いて止まれたなら、別の方法を試す柔軟さがあなたにある証です。ハンドルを切って野原へ逃れたなら、予定外の道に救いがあるとも読めます。これは推察ですが、止まった後に深呼吸できた夢なら、心はちゃんと立て直せると考えます。
目覚めた朝にできること
今日の予定から一つだけ削るか、翌日に回してください。意識してブレーキを踏む練習が、暴走しそうな毎日を落ち着かせます。
こんな場面なら
- ◎吉 自分で運転してうまく進む……人生の主導権を握れている
- ▲注意 乗り遅れる・止まる……機会を逃す不安、または休むべき時
- 誰かに運ばれる……流れに任せている。任せてよい時と、自分で決める時の見極めを
- 夢の中で気持ちがよかった……同じ夢でも吉の読みが強まる
- ▲注意 夢の中で怖かった・苦しかった……注意のサインの読みが強まる。まずは休息を
- 何度も同じ夢を見る……心がまだ答えを出していない問題があるサイン
夢違え(ゆめちがえ):気になる夢を良い方へ変える
気になる夢を見た朝、昔の人は獏(ばく)の札を枕の下に敷く、庭の南天に夢を話す、夢違えの歌を唱える、といった方法で夢を良い方へ「違えて」きました。 くわしくはコラム「夢を買う、夢を違える」へ
よくある質問
Q. ブレーキが効かない夢は吉夢ですか?凶夢ですか?
A. 言い伝えでは注意を促す夢。怖がるより「気をつけどころ」を教える夢と読みます。暴走しそうな状況や、止まれないほど忙しい状態への警告。
Q. ブレーキが効かない夢を何度も見るのはなぜですか?
A. くり返し見る夢は、心がまだ答えを出していない問題のサインとされます。研究でも、悩みが解決すると同じ夢は見なくなりやすいことが知られています。夢日記をつけると、何がきっかけになっているかが見えてきます。
Q. ブレーキが効かない夢を見た朝は何をすればいいですか?
A. 今日の予定から一つだけ削るか、翌日に回してください。意識してブレーキを踏む練習が、暴走しそうな毎日を落ち着かせます。
あわせて読みたい夢の読み物
「乗り物」のほかの夢
※ 夢占いは心理学・民間伝承にもとづく娯楽としての解釈であり、科学的に証明されたものではありません。「当サイトの考察」は当サイト独自の推察です。