▲ 凶夢寄り(注意のサイン) 言い伝えでは注意を促す夢。怖がるより「気をつけどころ」を教える夢と読みます
炎に包まれた車輪の妖怪や、亡骸を奪う火車。止められない勢いや、行き過ぎた行動への注意とされる。
心理学から見ると
炎に包まれた車輪が走り回る夢は、止められない勢いや、自分でも制御できないほど加速している行動や感情を映すと読めます。回り続ける車輪は、同じ悩みや仕事がぐるぐる回って休めない状態とも重なります。亡骸を奪う火車の姿は、積み重ねた行いへの後ろめたさの表れとも考えられます。
言い伝えと歴史
輪入道は、炎に包まれた牛車の車輪に男の顔がついた妖怪で、姿を見た者は魂を抜かれるため、戸口に札を貼って身を守ったと伝えられます。火車は、悪い行いを重ねた者の亡骸を葬儀の場から奪い去るとされ、正体を猫の妖怪とする話も各地にあります。家計が苦しいことを表す「火の車」という言葉も、地獄の火車に由来するとされます。
当サイトの考察
当サイトの見方では、この夢で大切なのは「車輪がどこへ向かっていたか」です。自分に向かってきたなら、勢いに任せてきた行動のつけが回ってくる不安。遠くを走り去っていったなら、行き過ぎた勢いが自然に収まり始めている印。火車が誰かの亡骸を運んでいたなら、終わったことをいつまでも自分で責め続けていないか振り返る時と考えます。
当サイトの見方:もう一歩深く
火車は、葬列や通夜の場に黒雲とともに現れて、亡骸を奪っていく妖怪として各地に語られてきました。そのため寺や葬儀の場では、棺を守るための言い伝えがいくつも残っています。輪入道が「止まらない勢い」を表すなら、火車は「大切なものを最後の最後で奪われる不安」を表す存在といえます。当サイトの見方では、この夢を見る人は、長く積み上げてきたものや、きちんと見送りたいものを、横から乱暴に持っていかれることを恐れている状態です。夢の場面で読みは変わります。棺を守り切れたなら、自分にはまだ守る力があるという感覚。奪われていくのを見ていたなら、自分の手の届かないところで物事が決まっていく無力感でしょう。これは推察ですが、自分が車輪に乗って走っていたなら、守るべきものを置き去りにして先を急いでいる自分への警告と当サイトは考えます。亡き人への敬意を語る伝承でもあるので、静かに受け止めたい夢です。
目覚めた朝にできること
今日は予定を一つ減らし、何もしない時間を十五分だけ作ってください。お金の使い方が気になっているなら、この一週間の出費を見直すのもよいでしょう。
こんな場面なら
- ◎吉 味方になる・宝をくれる……座敷わらしの言い伝えのように、福が来る兆し
- ▲注意 化かされる・さらわれる……見えていない罠や、人の言葉への注意
- 正体が分かる……恐れていたことの中身が見えて、不安が消える兆し
- 夢の中で気持ちがよかった……同じ夢でも吉の読みが強まる
- ▲注意 夢の中で怖かった・苦しかった……注意のサインの読みが強まる。まずは休息を
- 何度も同じ夢を見る……心がまだ答えを出していない問題があるサイン
夢違え(ゆめちがえ):気になる夢を良い方へ変える
気になる夢を見た朝、昔の人は獏(ばく)の札を枕の下に敷く、庭の南天に夢を話す、夢違えの歌を唱える、といった方法で夢を良い方へ「違えて」きました。 くわしくはコラム「夢を買う、夢を違える」へ
よくある質問
Q. 輪入道・火車の夢は吉夢ですか?凶夢ですか?
A. 言い伝えでは注意を促す夢。怖がるより「気をつけどころ」を教える夢と読みます。炎に包まれた車輪の妖怪や、亡骸を奪う火車。止められない勢いや、行き過ぎた行動への注意とされる。
Q. 輪入道・火車の夢を何度も見るのはなぜですか?
A. くり返し見る夢は、心がまだ答えを出していない問題のサインとされます。研究でも、悩みが解決すると同じ夢は見なくなりやすいことが知られています。夢日記をつけると、何がきっかけになっているかが見えてきます。
Q. 輪入道・火車の夢を見た朝は何をすればいいですか?
A. 今日は予定を一つ減らし、何もしない時間を十五分だけ作ってください。お金の使い方が気になっているなら、この一週間の出費を見直すのもよいでしょう。
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※ 夢占いは心理学・民間伝承にもとづく娯楽としての解釈であり、科学的に証明されたものではありません。「当サイトの考察」は当サイト独自の推察です。