◇ 吉凶は場面しだい 同じ夢でも場面で吉にも凶にも読まれる夢。下の「こんな場面なら」で読み分けます
気力や金運、愛情などが枯れかけている状態の象徴。補給が必要な時期の知らせとされ、休養や見直しが勧められる。
心理学から見ると
水の流れが消えた川は、感情や意欲が枯渇している状態、いわゆる燃え尽きに近い心の様子を映すと読めます。以前は豊かだったものが失われた、という喪失感とも結びつきます。川底を歩いていたなら、普段は見えない自分の内側を見つめ直している途中とも考えられます。
言い伝えと歴史
水が命綱だった農村では、日照りで川が細ることは大きな災いであり、各地で雨乞いの祈りや儀式が行われてきました。夢占いでも干上がった川は、蓄えの減少や人間関係の冷え込みへの注意として読まれることが多い題材です。
当サイトの考察
当サイトの見方では、干上がった川底に残っていた物こそが夢の本題です。錆びた道具や古い靴のような生活の痕跡なら、忘れていた過去の自分が顔を出しています。何もない乾いた砂だけなら、今は空っぽの時期だと認めてよいという合図。水が戻る気配があったなら、回復はもう始まっています。
当サイトの見方:もう一歩深く
日本の禅寺の庭には、水を一滴も使わず、白砂や石で川や海の流れを表す枯山水という様式があります。水がないことで、かえって見る人の心の中に水の流れを思い描かせる庭です。当サイトの見方では、干上がった川の夢も、ただの喪失ではなく「失ったものの形をはっきり見せる夢」と読めます。水があった頃には見えなかった川筋の曲がり方や深さが、乾いた川底でははっきり分かります。それは、今は情熱や愛情が途切れていても、それがかつてどこを流れていたのかを確かめ直す機会でもあるのでしょう。乾いた川底を上流へ歩いていたなら、意欲が湧かなくなった原因を、源までさかのぼって探そうとしている姿です。遠くでかすかな水音が聞こえたなら、気力は完全には尽きておらず、どこかで静かに回復が始まっている印と考えられます。これは推察ですが、この夢を見る人は、休むことを怠けと感じて自分を責めがちなのではないでしょうか。水はまた戻ってきます。
目覚めた朝にできること
今日は予定を一つ減らし、その時間で水をゆっくり飲む、湯船につかるなど、体に水分と休息を戻すことをしてみてください。
こんな場面なら
- ◎吉 穏やか・澄んでいる……心が落ち着き、物事が順調に流れる兆し
- ▲注意 荒れている・飲み込まれる……感情があふれそう、または周りの変化に振り回されている
- 眺めているだけ……変化を少し離れた所から見ている。準備の時期
- 夢の中で気持ちがよかった……同じ夢でも吉の読みが強まる
- ▲注意 夢の中で怖かった・苦しかった……注意のサインの読みが強まる。まずは休息を
- 何度も同じ夢を見る……心がまだ答えを出していない問題があるサイン
夢違え(ゆめちがえ):気になる夢を良い方へ変える
気になる夢を見た朝、昔の人は獏(ばく)の札を枕の下に敷く、庭の南天に夢を話す、夢違えの歌を唱える、といった方法で夢を良い方へ「違えて」きました。 くわしくはコラム「夢を買う、夢を違える」へ
よくある質問
Q. 干上がった川の夢は吉夢ですか?凶夢ですか?
A. 同じ夢でも場面で吉にも凶にも読まれる夢。下の「こんな場面なら」で読み分けます。気力や金運、愛情などが枯れかけている状態の象徴。補給が必要な時期の知らせとされ、休養や見直しが勧められる。
Q. 干上がった川の夢を何度も見るのはなぜですか?
A. くり返し見る夢は、心がまだ答えを出していない問題のサインとされます。研究でも、悩みが解決すると同じ夢は見なくなりやすいことが知られています。夢日記をつけると、何がきっかけになっているかが見えてきます。
Q. 干上がった川の夢を見た朝は何をすればいいですか?
A. 今日は予定を一つ減らし、その時間で水をゆっくり飲む、湯船につかるなど、体に水分と休息を戻すことをしてみてください。
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