▲ 凶夢寄り(注意のサイン) 言い伝えでは注意を促す夢。怖がるより「気をつけどころ」を教える夢と読みます
自分の力では止められない流れに巻き込まれている状態の象徴。周囲の意見や状況に押し流されていないか見直す時期とされる。
心理学から見ると
川に流される夢は、自分で舵を取れていない感覚、つまり主体性を失っている不安を映すと読めます。仕事量や人間関係の流れに逆らえず、気づけば望まない方向へ運ばれている、という日中の気分が夢に持ち越されたものとも考えられます。もがいたのか、身を任せたのかも手がかりになります。
言い伝えと歴史
川は上流から下流へ物を運ぶ道でもあり、昔話『桃太郎』のように、上流から流れてきた物が物語の始まりになる話も親しまれてきました。流れに運ばれることは、自分では選べない場所へ連れていかれることであると同時に、思いがけない出会いへの入り口とも考えられてきました。夢占いでも、流される夢は主体性の揺らぎと転機の両方を示すとされます。
当サイトの考察
当サイトの見方では、川に流される夢は「どこで岸に上がったか」で読み分けます。見知らぬ町の岸に着いたなら、望んでいなかった変化の先に新しい居場所があるという予感。元の場所へ戻ろうと必死に上流を目指していたなら、終わった状況にまだ心が引き留められています。いつまでも岸が見えなかったなら、流れを決めている相手や状況を一度見極める時です。
当サイトの見方:もう一歩深く
川に流される夢では、何に乗って流されていたかが大きな手がかりになります。当サイトの見方では、櫂のない小舟に乗っていたなら、立場はあるのに決める権限がない、という居心地の悪さの表れです。丸太や板切れにしがみついていたなら、頼りにしているものが心もとないと薄々感じているのでしょう。体ひとつで流されていたなら、守ってくれる仕組みもなく、むき出しのまま状況に向き合っている状態と読めます。流れの速さも見ておきたい点です。景色がゆっくり移ろうほどの流れなら、今の変化は落ち着いて見届けられるもの。岸の景色が飛ぶように過ぎていったなら、物事の進み方に心が追いついていません。助けを呼ぼうとして声が出なかったなら、困っていることを周りに伝える言葉を、まだ見つけられていないのかもしれません。これは推察ですが、川は海と違い、必ずどこかの岸や下流の町へ続いています。この夢には、流されながらもいつか行き着く場所があるという、ささやかな希望も含まれているのではないでしょうか。
目覚めた朝にできること
今夜、今日一日のうち自分で決めたことと人に決められたことを一つずつ書き出してみましょう。流れの中でも自分が舵を握れている場面が、思ったより残っていると気づけるはずです。
こんな場面なら
- ◎吉 穏やか・澄んでいる……心が落ち着き、物事が順調に流れる兆し
- ▲注意 荒れている・飲み込まれる……感情があふれそう、または周りの変化に振り回されている
- 眺めているだけ……変化を少し離れた所から見ている。準備の時期
- 夢の中で気持ちがよかった……同じ夢でも吉の読みが強まる
- ▲注意 夢の中で怖かった・苦しかった……注意のサインの読みが強まる。まずは休息を
- 何度も同じ夢を見る……心がまだ答えを出していない問題があるサイン
夢違え(ゆめちがえ):気になる夢を良い方へ変える
気になる夢を見た朝、昔の人は獏(ばく)の札を枕の下に敷く、庭の南天に夢を話す、夢違えの歌を唱える、といった方法で夢を良い方へ「違えて」きました。 くわしくはコラム「夢を買う、夢を違える」へ
よくある質問
Q. 川に流される夢は吉夢ですか?凶夢ですか?
A. 言い伝えでは注意を促す夢。怖がるより「気をつけどころ」を教える夢と読みます。自分の力では止められない流れに巻き込まれている状態の象徴。周囲の意見や状況に押し流されていないか見直す時期とされる。
Q. 川に流される夢を何度も見るのはなぜですか?
A. くり返し見る夢は、心がまだ答えを出していない問題のサインとされます。研究でも、悩みが解決すると同じ夢は見なくなりやすいことが知られています。夢日記をつけると、何がきっかけになっているかが見えてきます。
Q. 川に流される夢を見た朝は何をすればいいですか?
A. 今夜、今日一日のうち自分で決めたことと人に決められたことを一つずつ書き出してみましょう。流れの中でも自分が舵を握れている場面が、思ったより残っていると気づけるはずです。
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