○ 心を映す夢 吉凶よりも、今の気持ちや状態を映す夢として読みます
誰かが助けを求めている、あるいは自分の中の悲しみに気づいてほしいという合図。
分類: 音・声(この分類の夢の読み方)
心理学から見ると
泣き声が聞こえる夢は、自分の中に押し込めている悲しみや、誰かの助けを求める気配に心が反応している状態と読めます。泣いている姿が見えない場合、その声は自分自身の抑えた感情である可能性が高いとされます。子どもの泣き声なら、自分の中の傷つきやすい部分の声とも考えられます。
言い伝えと歴史
日本には、夜になると石がすすり泣くという「夜泣き石」の伝説が各地にあり、静岡県の小夜の中山のものがよく知られています。また徳島県などに伝わる子泣き爺のように、泣き声で人を誘う妖怪の話もあります。泣き声は、放っておけない気持ちを呼び起こすものとして、怪談にもよく使われてきました。
当サイトの考察
当サイトの見方では、泣き声の夢は「声の主を探しに行ったかどうか」で読み分けられます。探しに行ったなら、自分や誰かの悲しみに向き合う力がある印。耳をふさいだり、逃げたりしたなら、今はまだ悲しみに触れるのが怖い時期なのかもしれません。見つけた泣き声の主が幼い頃の自分だったなら、長く置き去りにしてきた気持ちが迎えを待っています。
当サイトの見方:もう一歩深く
泣き声を聞いたときの心の動きは、人によってまったく違います。思わず駆け寄りたくなる人もいれば、胸が苦しくなって耳をふさぎたくなる人、どうしてよいか分からず苛立ってしまう人もいるでしょう。赤ちゃんの夜泣きに付き添った経験のある人なら、心配と疲れが入り混じる、あの複雑な気持ちを覚えているはずです。当サイトの見方では、泣き声の夢では、声の主よりも、その声を聞いたときに自分がどう感じたかが大切な手がかりだと読めます。心配でたまらなかったなら、身近な誰かを気にかける優しさが今とても強く働いている状態。泣き声に苛立ってしまった夢は、これは推察ですが、自分自身の余裕がすり減っていて、人の悲しみまで受け止める力が残っていないことを、心が正直に知らせているのではないかと考えます。それは冷たさではなく、休息が必要だという合図です。壁越しや隣の部屋から泣き声が聞こえていた夢は、近くにいるのに踏み込めない相手への気がかりでしょう。泣き声が自分の笑い声に変わっていった夢なら、悲しみが少しずつ癒えつつある印です。
目覚めた朝にできること
今日は、最近我慢した悲しいことを一つ思い出し、「つらかったね」と心の中で自分に声をかけてください。温かい飲み物を手に、少しの間ひとりで静かに座る時間をとるのもよい方法です。
こんな場面なら
- 夢の中で気持ちがよかった……同じ夢でも吉の読みが強まる
- ▲注意 夢の中で怖かった・苦しかった……注意のサインの読みが強まる。まずは休息を
- 何度も同じ夢を見る……心がまだ答えを出していない問題があるサイン
よくある質問
Q. 泣き声が聞こえる夢は吉夢ですか?凶夢ですか?
A. 吉凶よりも、今の気持ちや状態を映す夢として読みます。誰かが助けを求めている、あるいは自分の中の悲しみに気づいてほしいという合図。
Q. 泣き声が聞こえる夢を何度も見るのはなぜですか?
A. くり返し見る夢は、心がまだ答えを出していない問題のサインとされます。研究でも、悩みが解決すると同じ夢は見なくなりやすいことが知られています。夢日記をつけると、何がきっかけになっているかが見えてきます。
Q. 泣き声が聞こえる夢を見た朝は何をすればいいですか?
A. 今日は、最近我慢した悲しいことを一つ思い出し、「つらかったね」と心の中で自分に声をかけてください。温かい飲み物を手に、少しの間ひとりで静かに座る時間をとるのもよい方法です。
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