▲ 凶夢寄り(注意のサイン) 言い伝えでは注意を促す夢。怖がるより「気をつけどころ」を教える夢と読みます
張りつめた感情と、ゆっくり溶ける変化の象徴。きらめくつららは冷静さや美しさ、落ちてくるつららは突然の言葉や出来事への注意とされる。
心理学から見ると
つららは、溶けた水がしたたりながら再び凍ることで伸びていきます。夢に出るつららは、言えずにためこんだ気持ちが、少しずつ冷たく固まっている状態を映すと読めます。頭上のつららにおびえる夢は、周りの人の冷たい態度や、いつ爆発するかわからない緊張を感じ取っているとも考えられます。
言い伝えと歴史
雪国では、軒先のつららは冬の風物詩であると同時に、落ちれば人を傷つける危険なものでもありました。東北などには、つららの化身のような女が嫁に来て、湯に入ると消えてしまうという昔話が伝わっているとされ、つららは美しくもはかない存在として語られてきました。
当サイトの考察
当サイトの見方では、つららの夢は「凍ったまま伸びていく涙」です。細く長く伸びたつららを見上げていたなら、長い間こらえてきた思いが、いつの間にか鋭くなっていることを知らせています。つららから水がしたたっていたなら、雪解けが始まった印。つららを自分で折っていたなら、張りつめた関係を自分の手で終わらせたい気持ちの表れとも読めます。
当サイトの見方:もう一歩深く
つららは、屋根に積もった雪が、室内の暖かさや日差しで少しずつ溶け、軒先で冷やされて再び凍ることで育ちます。つまり、つららが大きく伸びる家ほど、家の中が暖かいということでもあります。雪国では、つららの大きさで家の断熱や暮らしぶりが分かると話されることもあるほどです。当サイトの見方では、つららの夢は「内側の温かさと外側の冷たさ」の差を映します。家族や身近な人の前では温かく振る舞いながら、外では気持ちを凍らせて過ごしている人ほど、軒先に伸びるつららを夢に見るのかもしれません。夢でつららが太く長く連なっていたなら、内と外の温度差が大きくなり、心の負担が増えている印。小さなつららが朝日にきらめいていたなら、その差がちょうどよく保たれている状態と読めます。これは推察ですが、子どもの頃につららを折って遊んだ記憶がよみがえる夢は、冷たいものさえ遊びに変えられた柔らかさを、取り戻したい気持ちの表れでしょう。
目覚めた朝にできること
今日は温かいお風呂にゆっくりつかって、体と気持ちの緊張をほどいてみてください。言えずにいることがあれば、まずは紙に書き出して「しずく」を一滴だけ外に出しましょう。
こんな場面なら
- ◎吉 穏やか・澄んでいる……心が落ち着き、物事が順調に流れる兆し
- ▲注意 荒れている・飲み込まれる……感情があふれそう、または周りの変化に振り回されている
- 眺めているだけ……変化を少し離れた所から見ている。準備の時期
- 夢の中で気持ちがよかった……同じ夢でも吉の読みが強まる
- ▲注意 夢の中で怖かった・苦しかった……注意のサインの読みが強まる。まずは休息を
- 何度も同じ夢を見る……心がまだ答えを出していない問題があるサイン
夢違え(ゆめちがえ):気になる夢を良い方へ変える
気になる夢を見た朝、昔の人は獏(ばく)の札を枕の下に敷く、庭の南天に夢を話す、夢違えの歌を唱える、といった方法で夢を良い方へ「違えて」きました。 くわしくはコラム「夢を買う、夢を違える」へ
よくある質問
Q. つららの夢は吉夢ですか?凶夢ですか?
A. 言い伝えでは注意を促す夢。怖がるより「気をつけどころ」を教える夢と読みます。張りつめた感情と、ゆっくり溶ける変化の象徴。きらめくつららは冷静さや美しさ、落ちてくるつららは突然の言葉や出来事への注意とされる。
Q. つららの夢を何度も見るのはなぜですか?
A. くり返し見る夢は、心がまだ答えを出していない問題のサインとされます。研究でも、悩みが解決すると同じ夢は見なくなりやすいことが知られています。夢日記をつけると、何がきっかけになっているかが見えてきます。
Q. つららの夢を見た朝は何をすればいいですか?
A. 今日は温かいお風呂にゆっくりつかって、体と気持ちの緊張をほどいてみてください。言えずにいることがあれば、まずは紙に書き出して「しずく」を一滴だけ外に出しましょう。
あわせて読みたい夢の読み物
「自然・天気」のほかの夢
※ 夢占いは心理学・民間伝承にもとづく娯楽としての解釈であり、科学的に証明されたものではありません。「当サイトの考察」は当サイト独自の推察です。