○ 心を映す夢 吉凶よりも、今の気持ちや状態を映す夢として読みます
青森・恐山で死者の言葉を伝えるとされるイタコ。伝えそびれた言葉や、故人と話したい気持ちの表れ。
心理学から見ると
亡くなった人の言葉を聞こうとする夢は、伝えそびれた思いや、もう一度話したいという願いが心に残っている状態と読めます。心理学では、故人との関係を心の中で結び直すことが、悲しみを受け止めていく過程の一つとされます。夢の中での対話は、心が自分なりの別れの形を探している姿とも考えられます。
言い伝えと歴史
イタコは青森県など東北地方に伝わる巫女で、死者の霊を呼んでその言葉を語る「口寄せ」を行ってきました。かつては目の不自由な女性が厳しい修行を経て務めることが多かったとされます。下北半島の恐山は古くから霊場として信仰を集め、夏の大祭の時期にはイタコの口寄せを求めて多くの人が訪れてきました。
当サイトの考察
当サイトの見方では、イタコの夢で大切なのは「語られた言葉が優しかったか、厳しかったか」です。優しい言葉だったなら、それはあなたが故人から一番聞きたかった言葉。厳しい言葉だったなら、故人の口を借りて、自分が自分を責めているのかもしれません。恐山の荒涼とした風景は、生と死の境で人が抱える言い残しの多さを映していると考えます。
当サイトの見方:もう一歩深く
恐山は青森県の下北半島にある霊場で、火山のはたらきでできた荒々しい岩場と、宇曽利山湖の静かな水辺が並ぶ独特の景色で知られています。境内には硫黄のにおいが漂い、風車や小石を積んだ供養の跡が、訪れた人々の祈りを今に伝えています。当サイトの見方では、イタコや恐山の夢を見る人は、亡き人への思いを、誰かに託して届けてもらいたいほど抱えきれなくなっている状態かもしれません。夢の場面で読みは変わります。荒れた岩場を一人で歩いていたなら、悲しみの中を、まだ誰にも頼らずに進もうとしている姿。湖のほとりで静かに座っていたなら、心が少しずつ落ち着きを取り戻している印でしょう。風車が回る音を聞いていたなら、言葉にならない祈りが、あなたの中で続いているのかもしれません。これは推察ですが、イタコの前に座ったものの何も聞かずに帰った夢は、言葉を聞かなくても、もう相手の思いは分かっていると心が知っている場面と当サイトは考えます。
目覚めた朝にできること
亡くなった人や疎遠になった人に伝えたかったことを、手紙の形で書いてみてください。送らなくても構いません。書くこと自体が心の対話になります。
こんな場面なら
- ◎吉 味方になる・宝をくれる……座敷わらしの言い伝えのように、福が来る兆し
- ▲注意 化かされる・さらわれる……見えていない罠や、人の言葉への注意
- 正体が分かる……恐れていたことの中身が見えて、不安が消える兆し
- 夢の中で気持ちがよかった……同じ夢でも吉の読みが強まる
- ▲注意 夢の中で怖かった・苦しかった……注意のサインの読みが強まる。まずは休息を
- 何度も同じ夢を見る……心がまだ答えを出していない問題があるサイン
よくある質問
Q. イタコ・恐山の夢は吉夢ですか?凶夢ですか?
A. 吉凶よりも、今の気持ちや状態を映す夢として読みます。青森・恐山で死者の言葉を伝えるとされるイタコ。伝えそびれた言葉や、故人と話したい気持ちの表れ。
Q. イタコ・恐山の夢を何度も見るのはなぜですか?
A. くり返し見る夢は、心がまだ答えを出していない問題のサインとされます。研究でも、悩みが解決すると同じ夢は見なくなりやすいことが知られています。夢日記をつけると、何がきっかけになっているかが見えてきます。
Q. イタコ・恐山の夢を見た朝は何をすればいいですか?
A. 亡くなった人や疎遠になった人に伝えたかったことを、手紙の形で書いてみてください。送らなくても構いません。書くこと自体が心の対話になります。
あわせて読みたい夢の読み物
「地方の伝承・昔話」のほかの夢
※ 夢占いは心理学・民間伝承にもとづく娯楽としての解釈であり、科学的に証明されたものではありません。「当サイトの考察」は当サイト独自の推察です。