◇ 吉凶は場面しだい 同じ夢でも場面で吉にも凶にも読まれる夢。下の「こんな場面なら」で読み分けます
四国などに伝わる、七人で行列する亡霊。断ち切れない負の連鎖や、集団の空気に流される不安の象徴とされる。
心理学から見ると
集団でついてくる亡霊の夢は、断ち切れない悪い流れや、周りの空気に巻き込まれて抜け出せない不安の表れと読めます。心理学では、人は集団の中で自分の判断より周りに合わせてしまう傾向があるとされます。夢の中の行列は、自分の意思とは別に動いている人間関係や習慣の重さを映しているとも考えられます。
言い伝えと歴史
七人ミサキは高知県をはじめ四国や中国地方に伝わる、七人で連れ立って歩く亡霊です。行き会った人は取り殺され、その人が加わる代わりに一人が成仏するため、いつまでも七人のままだと語られます。非業の死を遂げた人々の怨霊とされることが多く、土地ごとにさまざまな由来が伝えられています。
当サイトの考察
当サイトの見方では、七人ミサキの夢は「自分は行列の外にいたか、中にいたか」が分かれ目です。外から見ていたなら、周りの悪い流れにまだ巻き込まれていない印。気づけば行列に加わっていたなら、誰かの愚痴や不満を引き受け、次の誰かに渡してしまう連鎖の中にいるのかもしれません。この伝承の本当の怖さは、誰かが抜けるには誰かが入るという、終わらない仕組みにあると考えます。
当サイトの見方:もう一歩深く
七人ミサキの伝承の中には、非業の死をとげた人々の霊を鎮めるため、土地の人々が祠を建てて祀ったという話も各地に残っています。恐ろしい亡霊として語られる一方で、その裏には、亡くなった人を気の毒に思い、二度と悲しいことが起きないよう願った人々の心がありました。当サイトの見方では、七人ミサキの夢を見る人は、悪い流れを断ち切りたい気持ちと同時に、その流れの中にいる人たちへの同情も抱えている状態かもしれません。夢の場面で読みは変わります。行列のために道を空けて手を合わせていたなら、巻き込まれずに相手を思いやる距離の取り方ができている印。行列の顔ぶれに知り合いがいたなら、その人たちが抱える苦しさに、心が引っぱられているのでしょう。これは推察ですが、行列が祠の前で立ち止まり、静かに消えていった夢は、長く続いた負の連鎖が終わりに近づいていると心が感じていると当サイトは考えます。土地の人々が大切に鎮めてきた伝承として、静かに受け止めたい夢です。
目覚めた朝にできること
今日は誰かの愚痴や噂話に加わらず、聞き流すことを意識してください。悪い流れを自分のところで止めるだけでも、連鎖は一つ切れます。
こんな場面なら
- ◎吉 味方になる・宝をくれる……座敷わらしの言い伝えのように、福が来る兆し
- ▲注意 化かされる・さらわれる……見えていない罠や、人の言葉への注意
- 正体が分かる……恐れていたことの中身が見えて、不安が消える兆し
- 夢の中で気持ちがよかった……同じ夢でも吉の読みが強まる
- ▲注意 夢の中で怖かった・苦しかった……注意のサインの読みが強まる。まずは休息を
- 何度も同じ夢を見る……心がまだ答えを出していない問題があるサイン
夢違え(ゆめちがえ):気になる夢を良い方へ変える
気になる夢を見た朝、昔の人は獏(ばく)の札を枕の下に敷く、庭の南天に夢を話す、夢違えの歌を唱える、といった方法で夢を良い方へ「違えて」きました。 くわしくはコラム「夢を買う、夢を違える」へ
よくある質問
Q. 七人ミサキの夢は吉夢ですか?凶夢ですか?
A. 同じ夢でも場面で吉にも凶にも読まれる夢。下の「こんな場面なら」で読み分けます。四国などに伝わる、七人で行列する亡霊。断ち切れない負の連鎖や、集団の空気に流される不安の象徴とされる。
Q. 七人ミサキの夢を何度も見るのはなぜですか?
A. くり返し見る夢は、心がまだ答えを出していない問題のサインとされます。研究でも、悩みが解決すると同じ夢は見なくなりやすいことが知られています。夢日記をつけると、何がきっかけになっているかが見えてきます。
Q. 七人ミサキの夢を見た朝は何をすればいいですか?
A. 今日は誰かの愚痴や噂話に加わらず、聞き流すことを意識してください。悪い流れを自分のところで止めるだけでも、連鎖は一つ切れます。
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