▲ 凶夢寄り(注意のサイン) 言い伝えでは注意を促す夢。怖がるより「気をつけどころ」を教える夢と読みます
流されやすさや、ふわふわした不安の象徴。刺される夢は、油断への注意とされる。
心理学から見ると
クラゲの夢は、流れに身を任せたい気持ちや、はっきりした形のない不安を映すと読めます。骨を持たず水に漂うクラゲは、自分の意志で進めない感覚の象徴です。刺される夢は、油断していたところで傷つくことへの警戒の表れとも考えられます。
言い伝えと歴史
『古事記』の冒頭、天地がはじめて分かれた場面では、まだ固まらない国土が「くらげのように漂っていた」と語られます。クラゲは世界がまだ形になる前の姿の象徴でもありました。昔話には、竜宮の使いを失敗したクラゲが罰として骨を抜かれたという話も伝わります。
当サイトの考察
当サイトの見方では、クラゲの夢は「まだ形になっていない自分」を映しています。国生み前の大地のように、今のあなたは何者にもなりきれない不安の中にいるのかもしれません。クラゲが光っていたなら、形のない時期にも美しさがある印。群れに囲まれていたなら、周りに流されて自分を見失いかけているサインと考えます。
当サイトの見方:もう一歩深く
日本では「お盆を過ぎたら海に入るな」と言われることがあり、その理由の一つとして、夏の終わりにクラゲが増えて刺されやすくなることが挙げられてきました。一方で近年は、水族館の暗い水槽の中でゆらゆらと漂うクラゲを眺める展示が人気を集め、見ているだけで心が落ち着くという人も少なくありません。当サイトの見方では、クラゲの夢を見る人は、何もせずただ漂っていたいほど疲れている一方で、気を抜いた瞬間に傷つくことを恐れている、という二つの気持ちを抱えていることが多いようです。場面の違いを見てみましょう。水族館の水槽でクラゲを眺めていたなら、安全な場所から心をゆるめたいという願い。夏の終わりの海でクラゲに囲まれていたなら、楽しい時期が終わりに近づく寂しさと、その後への不安。透明なクラゲに気づかず近づいていたなら、見えにくい人間関係の棘に気をつけたい時です。これは推察ですが、クラゲと一緒に穏やかに漂う夢は、流れに任せることを自分に許せた心の表れだと当サイトは考えます。
目覚めた朝にできること
今日は、自分で決めたことを一つだけ最後までやりきってください。小さな「骨」を一本通すことで、漂う不安が落ち着きます。
こんな場面なら
- ◎吉 近づいてくる・なついてくる……味方や助けが近づいている兆し
- ▲注意 襲ってくる・噛まれる……抑えている感情や、身近な人との摩擦への注意
- 死んでいる・弱っている……その動物が表す力(本能・元気)が落ちているサイン
- 大きい・白い・金色……意味が強まる。白や金は吉の度合いが上がるとされる
- 夢の中で気持ちがよかった……同じ夢でも吉の読みが強まる
- ▲注意 夢の中で怖かった・苦しかった……注意のサインの読みが強まる。まずは休息を
- 何度も同じ夢を見る……心がまだ答えを出していない問題があるサイン
夢違え(ゆめちがえ):気になる夢を良い方へ変える
気になる夢を見た朝、昔の人は獏(ばく)の札を枕の下に敷く、庭の南天に夢を話す、夢違えの歌を唱える、といった方法で夢を良い方へ「違えて」きました。 くわしくはコラム「夢を買う、夢を違える」へ
よくある質問
Q. クラゲの夢は吉夢ですか?凶夢ですか?
A. 言い伝えでは注意を促す夢。怖がるより「気をつけどころ」を教える夢と読みます。流されやすさや、ふわふわした不安の象徴。刺される夢は、油断への注意とされる。
Q. クラゲの夢を何度も見るのはなぜですか?
A. くり返し見る夢は、心がまだ答えを出していない問題のサインとされます。研究でも、悩みが解決すると同じ夢は見なくなりやすいことが知られています。夢日記をつけると、何がきっかけになっているかが見えてきます。
Q. クラゲの夢を見た朝は何をすればいいですか?
A. 今日は、自分で決めたことを一つだけ最後までやりきってください。小さな「骨」を一本通すことで、漂う不安が落ち着きます。
あわせて読みたい夢の読み物
「動物・生き物」のほかの夢
※ 夢占いは心理学・民間伝承にもとづく娯楽としての解釈であり、科学的に証明されたものではありません。「当サイトの考察」は当サイト独自の推察です。