◇ 吉凶は場面しだい 同じ夢でも場面で吉にも凶にも読まれる夢。下の「こんな場面なら」で読み分けます
幸運や好機を自分の手でつかむ吉夢。楽しく摘めば恋や喜びが近い兆し、摘みすぎたり枯らしたりすれば欲張りへの注意とされる。
心理学から見ると
花を摘む夢は、目の前にある喜びやチャンスを自分から取りに行こうとする積極的な心を映すと読めます。一方で、摘むことは花の命を絶つ行為でもあり、手に入れる喜びと引き換えに何かを損なうことへのためらいが、夢の中で揺れていることもあると考えられます。
言い伝えと歴史
ギリシャ神話では、女神ペルセポネが野で花を摘んでいたところを冥界の王ハデスにさらわれたと語られます。花摘みは無邪気な喜びの場面であると同時に、異界への入口にもなりうるものでした。日本でも春の野に出て草花や若菜を摘む習わしがあり、摘むことは季節の恵みを受け取る行為でした。
当サイトの考察
当サイトの見方では、摘んだ花を「どうしたか」で読み分けます。誰かに渡すために摘んだなら、相手への思いを形にしたい気持ちが高まっています。自分のために集めたなら、自分を大切にする時期です。摘んだはずの花が手の中で消えていたなら、手に入れたと思ったものが実はまだ確かでない、という警告かもしれません。
当サイトの見方:もう一歩深く
子どもの頃、野原でシロツメクサを摘んで花冠を編んだり、道ばたの花を握りしめて家に持ち帰ったりした記憶を持つ人は多いでしょう。花を摘むことは、多くの人にとって「誰にも許可を取らずに美しいものを手にできた」最初の体験でもあります。当サイトの見方では、大人になってからこの夢を見るのは、損得や評価を気にせずに何かを欲しがってよかった頃の感覚を、心が取り戻したがっているからかもしれません。どこで摘んだかでも読みは変わります。広い野原なら、遠慮なく喜びを受け取ってよい時期。誰かの家の庭や花壇で摘んでいたなら、欲しいものはあるのに、それを望む資格が自分にあるのか迷っている気持ちが表れているとも考えられます。これは推察ですが、摘みながら周りの目を気にしていたなら、あなたは喜びにまで遠慮を重ねすぎているのかもしれません。花を手にした瞬間の表情を思い出してみてください。
目覚めた朝にできること
今日は、身近な小さな楽しみを一つ自分に許してみてください。好きなお菓子や一輪の花など、ささやかなものを自分の手で選ぶことがこの夢の実践です。
こんな場面なら
- ◎吉 穏やか・澄んでいる……心が落ち着き、物事が順調に流れる兆し
- ▲注意 荒れている・飲み込まれる……感情があふれそう、または周りの変化に振り回されている
- 眺めているだけ……変化を少し離れた所から見ている。準備の時期
- 夢の中で気持ちがよかった……同じ夢でも吉の読みが強まる
- ▲注意 夢の中で怖かった・苦しかった……注意のサインの読みが強まる。まずは休息を
- 何度も同じ夢を見る……心がまだ答えを出していない問題があるサイン
夢違え(ゆめちがえ):気になる夢を良い方へ変える
気になる夢を見た朝、昔の人は獏(ばく)の札を枕の下に敷く、庭の南天に夢を話す、夢違えの歌を唱える、といった方法で夢を良い方へ「違えて」きました。 くわしくはコラム「夢を買う、夢を違える」へ
よくある質問
Q. 花を摘む夢は吉夢ですか?凶夢ですか?
A. 同じ夢でも場面で吉にも凶にも読まれる夢。下の「こんな場面なら」で読み分けます。幸運や好機を自分の手でつかむ吉夢。楽しく摘めば恋や喜びが近い兆し、摘みすぎたり枯らしたりすれば欲張りへの注意とされる。
Q. 花を摘む夢を何度も見るのはなぜですか?
A. くり返し見る夢は、心がまだ答えを出していない問題のサインとされます。研究でも、悩みが解決すると同じ夢は見なくなりやすいことが知られています。夢日記をつけると、何がきっかけになっているかが見えてきます。
Q. 花を摘む夢を見た朝は何をすればいいですか?
A. 今日は、身近な小さな楽しみを一つ自分に許してみてください。好きなお菓子や一輪の花など、ささやかなものを自分の手で選ぶことがこの夢の実践です。
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