▲ 凶夢寄り(注意のサイン) 言い伝えでは注意を促す夢。怖がるより「気をつけどころ」を教える夢と読みます
自分の内面や未知の分野を深く探ろうとする心の表れ。好奇心を感じたなら新しい発見の兆し、引き返せない怖さを感じたなら深入りへの注意とされる。
心理学から見ると
森の奥へ進む夢は、表面的な答えでは満足できず、物事や自分の心の深いところまで知りたいという欲求を映すと読めます。ユング派の考え方では、森の奥は無意識のさらに深い層にあたり、そこへ向かうことは自分の知らない一面と向き合う準備が整いつつある印とも考えられます。
言い伝えと歴史
日本では、人が森や山の奥へ入ったまま戻らなくなる「神隠し」の言い伝えが各地に残っています。奥は神や山の者の領域であり、人の世の決まりが通じない場所と考えられていました。一方で、奥深い森で神仏に出会い力を授かったという話もあり、奥は危うさと恵みが同居する場所でした。
当サイトの考察
当サイトの見方では、奥へ進むにつれて「木の様子」がどう変わったかが大切です。木がだんだん大きく古くなっていったなら、自分のルーツや家族の歴史に関心が向いているのでしょう。木々が不自然に整然と並んでいたなら、探っている先に作り物めいた違和感を覚えています。奥に開けた場所があったなら、探求の答えが近いと読めます。
当サイトの見方:もう一歩深く
『不思議の国のアリス』のアリスは、懐中時計を持った白うさぎを追いかけて穴に落ち、不思議な世界へ入っていきました。当サイトの見方では、森の奥へ進む夢でも、何に誘われて奥へ入ったのかが、あなたの好奇心の向かう先を示しています。見慣れない動物の後を追っていたなら、理屈では説明できない直感や興味に、心が素直に従っている状態です。遠くから聞こえる音楽や水音に引かれていたなら、まだはっきりしないけれど惹かれる分野や人が、あなたを呼んでいるのでしょう。前を歩く誰かの背中を追っていたなら、その人の生き方や考え方に、深く影響を受けている時期と読めます。木の枝に布を結んだり、目印を残したりしながら進んでいたなら、新しい世界を探りつつも、戻れる道は確保しておきたいという慎重さがあります。目印を残さず夢中で進んでいたなら、引き返すことより、知ることを選ぶ覚悟ができているのかもしれません。これは推察ですが、この夢は、趣味や学びに没頭し始めた人が、その深さに喜びと少しの怖さを同時に感じている時に見るのではないでしょうか。
目覚めた朝にできること
気になっているテーマを一つ選び、今日は少しだけ深く調べてみましょう。ただし夜更かしはせず、引き返す時刻を決めてから始めるのがこの夢の教えです。
こんな場面なら
- ◎吉 穏やか・澄んでいる……心が落ち着き、物事が順調に流れる兆し
- ▲注意 荒れている・飲み込まれる……感情があふれそう、または周りの変化に振り回されている
- 眺めているだけ……変化を少し離れた所から見ている。準備の時期
- 夢の中で気持ちがよかった……同じ夢でも吉の読みが強まる
- ▲注意 夢の中で怖かった・苦しかった……注意のサインの読みが強まる。まずは休息を
- 何度も同じ夢を見る……心がまだ答えを出していない問題があるサイン
夢違え(ゆめちがえ):気になる夢を良い方へ変える
気になる夢を見た朝、昔の人は獏(ばく)の札を枕の下に敷く、庭の南天に夢を話す、夢違えの歌を唱える、といった方法で夢を良い方へ「違えて」きました。 くわしくはコラム「夢を買う、夢を違える」へ
よくある質問
Q. 森の奥へ進む夢は吉夢ですか?凶夢ですか?
A. 言い伝えでは注意を促す夢。怖がるより「気をつけどころ」を教える夢と読みます。自分の内面や未知の分野を深く探ろうとする心の表れ。好奇心を感じたなら新しい発見の兆し、引き返せない怖さを感じたなら深入りへの注意とされる。
Q. 森の奥へ進む夢を何度も見るのはなぜですか?
A. くり返し見る夢は、心がまだ答えを出していない問題のサインとされます。研究でも、悩みが解決すると同じ夢は見なくなりやすいことが知られています。夢日記をつけると、何がきっかけになっているかが見えてきます。
Q. 森の奥へ進む夢を見た朝は何をすればいいですか?
A. 気になっているテーマを一つ選び、今日は少しだけ深く調べてみましょう。ただし夜更かしはせず、引き返す時刻を決めてから始めるのがこの夢の教えです。
あわせて読みたい夢の読み物
「自然・天気」のほかの夢
※ 夢占いは心理学・民間伝承にもとづく娯楽としての解釈であり、科学的に証明されたものではありません。「当サイトの考察」は当サイト独自の推察です。